売上高1000億円へ…古河電工、「DC水冷機器」生産増強

「売上高1000億円へ…古河電工、「DC水冷機器」生産増強」　古河電気工業は１０日、２０２６年９月に量産を始めるデータセンター（ＤＣ）向け水冷モジュール（複合部品）に関し、追加の設備投資を決めたと発表した。主力拠点とするフィリピン・ラグナ州の工場を隣接地に拡張し、同工場での生産能力を２４年７月時点の計画比で２倍以上に引き上げる。また平塚工場（神奈川県平塚市）の設備も増強する。いずれも投資額は非公開。当初予想を超えて同モジュールの需要が急増しており、量産開始前ながら追加の設備投資を決断した。