多様な素材をタッチパネルに、JDIが新型センサー事業化へ

「多様な素材をタッチパネルに、JDIが新型センサー事業化へ」　ジャパンディスプレイ（ＪＤＩ）は、さまざまな素材にタッチパネル機能を付加できるセンサー「ＺＩＮＮＳＩＡ（ジンシア）」の事業化に乗り出す。娯楽系企業２社と納入契約を交わしたほか、引き合いも累計１５０件を超え需要を確認できたことから、２０２６年度にも外部委託で量産を始める計画。同社は経営再建に向けて事業縮小や人員削減を進める一方、センサーや半導体パッケージでの独自技術を武器に収益力向上を図る戦略。ジンシアも有力事業の一つとして育成する。