152 épisodes

笹川日仏財団がお届けするプログラム「フレンチ・クラシック・カフェ」。フランス音楽の素敵なところをちょっと変わった切り口でご紹介します。ご案内役は軽妙なトークで定評のある指揮者の中田昌樹さんです。


《中田昌樹プロフィール》
1951年札幌生まれ。道立札幌西高校卒業。国立音楽大学器楽学科卒業後、フランスに留学。パリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科を一等賞首席にて卒業。アメリカ・タングルウッドで小澤征爾、バーンスタインの教えを受ける。
パリ・コンセール・パドゥルー管弦楽団を指揮してヨーロッパデュー、その後、フランス国立リヨン管弦楽団で音楽監督セルジュ・ボドのアシスタントを務める。ベルリン放送交響楽団、ブルガリア国立ソフィア室内管弦楽団などヨーロッパ各地で指揮。
帰国後、新国立劇場開場当初からオペラ制作に携わり、オペラ研修所特任講師も務める。
吹奏楽の分野では、吹奏楽コンクール全国大会/支部大会/県大会の審査、各地の指揮講習会の講師を長年に渡って担当。
札幌大学文化学部 客員教授、新国立劇場オペラ制作部 専門員、新国立劇場オペラ研修所特任講師 、Institut Francais du Kyushu (九州日仏会館) 『フランス音楽の陰影』レクチャー講師 等を歴任。

フレンチ・クラシック・カフ‪ェ‬ 笹川日仏財団

    • Musique

笹川日仏財団がお届けするプログラム「フレンチ・クラシック・カフェ」。フランス音楽の素敵なところをちょっと変わった切り口でご紹介します。ご案内役は軽妙なトークで定評のある指揮者の中田昌樹さんです。


《中田昌樹プロフィール》
1951年札幌生まれ。道立札幌西高校卒業。国立音楽大学器楽学科卒業後、フランスに留学。パリ・エコール・ノルマル音楽院指揮科を一等賞首席にて卒業。アメリカ・タングルウッドで小澤征爾、バーンスタインの教えを受ける。
パリ・コンセール・パドゥルー管弦楽団を指揮してヨーロッパデュー、その後、フランス国立リヨン管弦楽団で音楽監督セルジュ・ボドのアシスタントを務める。ベルリン放送交響楽団、ブルガリア国立ソフィア室内管弦楽団などヨーロッパ各地で指揮。
帰国後、新国立劇場開場当初からオペラ制作に携わり、オペラ研修所特任講師も務める。
吹奏楽の分野では、吹奏楽コンクール全国大会/支部大会/県大会の審査、各地の指揮講習会の講師を長年に渡って担当。
札幌大学文化学部 客員教授、新国立劇場オペラ制作部 専門員、新国立劇場オペラ研修所特任講師 、Institut Francais du Kyushu (九州日仏会館) 『フランス音楽の陰影』レクチャー講師 等を歴任。

    #151 やんちゃ坊主の幻はまだ続く、ラヴェル『子供と魔法』

    #151 やんちゃ坊主の幻はまだ続く、ラヴェル『子供と魔法』

    モーリス・ラヴェルのオペラ『子供と魔法』の3回目です。



    やんちゃをした男の子の幻はまだ続きます。夜が訪れ、暖炉に近づくと、暖炉の火が男の子を脅し文句を放ったかと思うと火は消え、男の子は一人真っ暗闇の中に残されてしまいます。



    かと思うと、今度は男の子と遊びにオス猫が登場。でもすぐに庭に出てメス猫とデュエットを奏でます。



    番組後半では、オランダ人指揮者のユベール・スダーンや『仔象のババール』にまつわるエピソードも披露されます。



    中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。 



    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲歌劇『子供と魔法』より

        "Arriere ! Je rechauffe les bons"/ おさがり、私は良い子はあたためる(火、子供)

        "Duo miaule"/ ネコの二重唱(黒猫、白猫)

        レナード・スラットキン/指揮、エレーヌ・エブラー/ソプラノ、デルフィーヌ・ガルー/コントラルト、フランス国立リヨン管弦楽団/演奏

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 14 min
    #150 仕返しされるやんちゃ坊主!ラヴェル『子供と魔法』

    #150 仕返しされるやんちゃ坊主!ラヴェル『子供と魔法』

    今週もモーリス・ラヴェルのオペラ『子供と魔法』をお届けします。



    お母さんに叱られ家の中であばれて悪さをした男の子が、今度は逆に家具や調度品などから仕返しをされます。



    踊りながら出てくる中国製のティーポットや英国製のティーカップは、東洋っぽい意味不明の言葉をいくつか発します。その中の「セッシュウハヤカワ」は早川雪洲のことで、当時欧米で大成功を収めた日本の俳優です。



    言葉の羅列で音の面白さが堪能できる場面ですが、とても高い音域のトロンボーンは、後の『ボレロ』にも活かされたのではないかと思われます。



    中田昌樹さんの⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠Facebook⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠では番組内の内容をさらに視覚的にも拡めています。ぜひご覧ください。 



    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲歌劇『子供と魔法』より

        "Ding, ding, ding, ding"/ ディン ディン ディン ディン(時計、子供)

        "How's your mug?"/ マグはいかが?(ティーポット、中国製のカップ)

        "Keng-ça-fou, mah-jong" / ケン-サ-フォウ マー-ジョン(中国製のカップ、ティーポット)

        レナード・スラットキン/指揮、エレーヌ・エブラー/ソプラノ、デルフィーヌ・ガルー/コントラルト、フランス国立リヨン管弦楽団/演奏

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 14 min
    #149 やんちゃ坊主が主役!ラヴェル『子供と魔法』

    #149 やんちゃ坊主が主役!ラヴェル『子供と魔法』

    当時売れっ子作家だったコレットの台本にモーリス・ラヴェルが曲をつけたオペラ『子供と魔法』をお届けします。



    舞台はノルマンディ地方の何もかもが古びた家の中。6歳ぐらいの男の子が宿題をやりなさいとお母さんに叱られ、逆に捻くれて家の中のものを壊したり、猫のしっぽをつかんだりして悪さをし放題。そんな情景から始まります。



    毎小節のように頻繁に変化する拍子と、五度/四度音程のオーボエと、コントラバスのとても高いポジションでのハーモニックス奏法で始まる冒頭は、所在のない中にも不思議な風が通り抜けるような感覚が味わえるかもしれません。



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    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲歌劇『子供と魔法』より

        "J'ai pas envie de faire ma page!" / ぼく 勉強したくないよ(子供)

        "Bébé a été sage?" / 坊や おりこうにしてた?(ママ)

        "Ça m'est égal!" / 気にするもんか(子供)

        レナード・スラットキン/指揮、エレーヌ・エブラー/ソプラノ、デルフィーヌ・ガルー/コントラルト、フランス国立リヨン管弦楽団/演奏

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 19 min
    #148 御伽話と空想の世界を描いたラヴェル『マ・メール・ロワ』

    #148 御伽話と空想の世界を描いたラヴェル『マ・メール・ロワ』

    前回に続いてモーリス・ラヴェル作曲『マ・メール・ロワ』をお届けします。



    『ラ・ヴァルス』や『高雅で感傷的なワルツ』と同様、拍子がはっきりとはわからないように、楽器や和声、音程の使い方を工夫しながら、拍子の輪郭を歪めたり、角を丸くしたりするような書法で作曲されています。そのため、空気がふわっと動くような浮遊感を感じられる印象の曲となっています。



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    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲『マ・メール・ロワ』

        第2曲 親指小僧

        第5曲 妖精の園

        指揮/ケネス・ジーン 演奏/スロヴァキア放送交響楽団

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 18 min
    #147 シンプルが故にデリケートなラヴェル『マ・メール・ロワ』

    #147 シンプルが故にデリケートなラヴェル『マ・メール・ロワ』

    シャルル・ペローが民間伝承を詩の形でまとめた昔話を題材に、モーリス・ラヴェルが作曲した『マ・メール・ロワ』をお届けします。



    もともとゴデブスキ夫妻の二人の子供たちのためにかかれたのはピアノの連弾曲ですが、今回はラヴェル本人が管弦楽組曲にアレンジした版をご紹介します。



    番組後半では、この曲にまつわるキリル・コンドラシンとの思い出も語られます。



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    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲『マ・メール・ロワ』

        第1曲 眠れる森の美女のパヴァーヌ

        第3曲 パゴダの女王レドロネット

        指揮/ケネス・ジーン 演奏/スロヴァキア放送交響楽団

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 16 min
    #146 シューベルトへのオマージュ、ラヴェル『高雅で感傷的なワルツ』  

    #146 シューベルトへのオマージュ、ラヴェル『高雅で感傷的なワルツ』  

    7つのワルツとエピローグからなり、それぞれ異なる表情が味わえる作品です。1911年、独立音楽協会が趣向を凝らしたサル・ガヴォーでのコンサートで初演されました。

     

    シューベルトの天才的な転調からインスピレーションを得て、ラヴェルのこの曲もまた、輪郭が浮遊するような独特の調性感で書かれています。この系譜はオリヴィエ・メシアンにも繋がっていきます。



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    【出演】中田昌樹(指揮者) 

    【演奏】モーリス・ラヴェル作曲『高雅で感傷的なワルツ』より 第1番 中庸の速さで・第3番 中庸の速さで・第7番 いくらか活発に

        指揮/Leonard Slatkin 演奏/Lyon National Orchestra, (指揮)

         イントロ&エンディング ドビュッシー『小さな黒人』 江澤隆行 

    【提供】笹川日仏財団

    • 15 min

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