1 hr 59 min

Poetry Talks #33 Live @ひかりのうま: イランの詩を読‪む‬ Yasuhiro Yotsumoto presents 'Poetry Talks'

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今回は、イラン文学研究者の中村菜穂さんをメインゲストにお迎えして、イランの詩について。お話を伺いました。
中村さんは、昨年『イラン立憲革命期の詩人たち : 詩的言語の命運』(左右社)を出版されました。この本を読むと、イランの近代詩の成り立ちが見えてくると同時に、日本の詩の歴史についても新鮮な視座を与えられます。また、中村さんは2012年に『古鏡の沈黙ーー立憲革命期のあるムスリム女性の叫び』(未知谷)を翻訳されています。著者である詩人ジャーレは、イランの文学史上、はじめて女性の個人的な感情を詠ったものと言われ、女性のスカーフ着用に端を発する最近のイランでの全国的な抗議活動を考える上でも、大変興味深い詩集です。

パート1(最初の約40分)では、この2冊を中心に、中村さんにイランの近代詩について伺います。
パート2 (次の約30分)では、ソフラーブ・セペフリー(1928-1980)を中心とするイランの現代詩について。
パート3(最後の50分)は、イランの詩と日本の詩の朗読競演です。どちらも女性の髪に材をとった詩を選んでいます。バックに流れる演奏はSofabed。詩の朗読に合わせて、舞踏ユニット「遊舞舎」が舞台で舞うという贅沢なひとときでした。

どうぞお楽しみください。

今回は、イラン文学研究者の中村菜穂さんをメインゲストにお迎えして、イランの詩について。お話を伺いました。
中村さんは、昨年『イラン立憲革命期の詩人たち : 詩的言語の命運』(左右社)を出版されました。この本を読むと、イランの近代詩の成り立ちが見えてくると同時に、日本の詩の歴史についても新鮮な視座を与えられます。また、中村さんは2012年に『古鏡の沈黙ーー立憲革命期のあるムスリム女性の叫び』(未知谷)を翻訳されています。著者である詩人ジャーレは、イランの文学史上、はじめて女性の個人的な感情を詠ったものと言われ、女性のスカーフ着用に端を発する最近のイランでの全国的な抗議活動を考える上でも、大変興味深い詩集です。

パート1(最初の約40分)では、この2冊を中心に、中村さんにイランの近代詩について伺います。
パート2 (次の約30分)では、ソフラーブ・セペフリー(1928-1980)を中心とするイランの現代詩について。
パート3(最後の50分)は、イランの詩と日本の詩の朗読競演です。どちらも女性の髪に材をとった詩を選んでいます。バックに流れる演奏はSofabed。詩の朗読に合わせて、舞踏ユニット「遊舞舎」が舞台で舞うという贅沢なひとときでした。

どうぞお楽しみください。

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