「集荷競争が激化している」JAふくしま未来　コメの概算金1500円引き上げへ・福島

「「集荷競争が激化している」JAふくしま未来　コメの概算金1500円引き上げへ・福島」　コメの「概算金」について、JAふくしま未来は60キロ当たり1500円引き上げることを決めました。 「概算金」はJAなどが新米の集荷の際に生産者に前払いする仮渡し金で、その年のコメの販売価格にも影響することから動向が注目されます。 このうち、県北と相馬を管轄するJAふくしま未来は、主要銘柄のコシヒカリについて、60キロ当たり概算金を2024年の2万円から2025年は2万8500円と大幅に引き上げました。 ただ、民間業者が3万円を超える値段で買い入れを始めるなど、集荷競争が予想よりも激しくなっていることから、概算金をさらに1500円引き上げ、コシヒカリを3万円とすることを決めました。 新米の店頭販売価格も5キロ当たり4千円を超える見通しで、JAふくしま未来の担当者は「隣県などでも集荷競争が激化している」としています。