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A(歩く)K(食う)N(寝る)をモットーに日本全国を旅した92才の風景写真家・藤沢健一との対話。
藤沢健一
1929年茨城県生まれ。1966年にフリーの写真家となる。主な作品集に「花の里・花の旅」(朝日新聞社)、「ローカル線旅日記」(実業之日本社)、「写真集・美しい村白川郷」(日本素描版画協会)がある。
「一年の半分は旅に出て 人並みに物を食い 人の倍も眠り 人の10倍も恋をし 人の100倍も歩き 人の1000倍も夢を見る そして自分は太陽の落とし子だと信じてる世界一幸せな男」
ーローカル線旅日記 藤沢健一著 より
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「煮物の記憶」by 藤沢健一
写真家になる前、戦後に紡績工場で働いていた頃の話を始めた健一さん。晩ご飯が里芋の煮物だったので、昔大人数で煮物を楽しんでいたのを思い出したようだ。ありものの素材だけで作ったシンプルなものだったけど、いろんな味が染みたのが美味しかったに違いない。今とは違う豊かさがあった時代に思いを馳せる。
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「自分の写真に勇気づけられる」by 藤沢健一
家に飾った写真を眺めて感慨にふける健一さん。写真を「撮る」ことが今より当たり前でなかった時代、彼には目の前の風景が高解像に焼き付けられていたのかもしれない。「自分の写真で元気になる」という言葉が、何か違った響きを持って聴こえてくる。
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「丁寧に積み重ねていくしかない」by 藤沢健一
団子片手に大相撲の中継を見ていたとき、ふと小田急電鉄との仕事を振り返る健一さん。積み重ねの大切さを、繰り返し言葉にする。
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ファストとスロー、人生が倍長くなる本当の時間「水車を眺める」by 藤沢健一
先日、水車をずっと眺めていたことを思い出した健一さん。ゆったりとただ通り過ぎていく時間を感じる贅沢さを語る。
「人生が豊かになるというとオーバーだけど、せせこましい世の中から解放された感じになる。」 -