19 min

<第62回>小石川・傳通院寿経‪寺‬ 東京散策

    • Località e viaggi

小石川・傳通院寿経寺を訪ねて《後編》
~多くの学僧が学んだ将軍家ゆかりのお寺~





無量山傳通院寿経寺
(むりょうざん でんづういん じゅきょうじ)

宗派:浄土宗
本尊:阿弥陀如来
交通:東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩10分

傳通院は、応永22(1415)年、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山したお寺である。当時は小石川極楽水の小さな草庵だったが、約200年後の慶長7(1602)年に徳川家康の生母於大の方が逝去し、この寿経寺を菩提寺と定められ、於大の方の法名「傳通院殿」から「傳通院」と呼ばれるようになり、徳川家の庇護のもと大伽藍が整えられた。また、関東の十八檀林(僧の学問修行所)の上席として、学寮に席をおくもの千人ともいわれた。第二次世界大戦で建造物は灰燼と帰したが、昭和24(1949)年に本堂を再建、昭和63(1988)年には新本堂を建立し、現在に至っている。

傳通院後編

小石川・傳通院寿経寺を訪ねて《後編》
~多くの学僧が学んだ将軍家ゆかりのお寺~





無量山傳通院寿経寺
(むりょうざん でんづういん じゅきょうじ)

宗派:浄土宗
本尊:阿弥陀如来
交通:東京メトロ丸ノ内線「後楽園」駅より徒歩10分

傳通院は、応永22(1415)年、浄土宗第七祖了誉聖冏上人が開山したお寺である。当時は小石川極楽水の小さな草庵だったが、約200年後の慶長7(1602)年に徳川家康の生母於大の方が逝去し、この寿経寺を菩提寺と定められ、於大の方の法名「傳通院殿」から「傳通院」と呼ばれるようになり、徳川家の庇護のもと大伽藍が整えられた。また、関東の十八檀林(僧の学問修行所)の上席として、学寮に席をおくもの千人ともいわれた。第二次世界大戦で建造物は灰燼と帰したが、昭和24(1949)年に本堂を再建、昭和63(1988)年には新本堂を建立し、現在に至っている。

傳通院後編

19 min