メディアの終わりの人類史:『哲学と人類』を読む 黒鳥社
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メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。
哲学者・岡本裕一朗さん(玉川大学名誉教授)の最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
音声、文字、活字、デジタル情報――メディアの変容が、いかに人類の歩みに影響を与えてきたのか。
著者自らの解説によりメディアから人類史を読み解きます。
第1講|なぜメディア論なのか?
第2講|ヒトはなぜメディアを必要としたか?
第3講|文字のはじまりのトークン
第4講|時代遅れのソクラテス
第5講|イエスさまと「宗教」のメディア化
第6講|黙読というイノベーション
第7講|読書と哲学の黄金時代
第8講|技術メディアと無意識の発見
第9講|ラジオとテレビがつくる世界
第10講|デジタルメディアとメディアの終焉
第11講|ホモサピエンスにさようなら
出演 :岡本 裕一朗 (玉川大学 名誉教授)
聞き手 :若林 恵(黒鳥社)
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ
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第11講|ホモサピエンスにさようなら
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第11講は「ホモサピエンスにさようなら」です。
・デジタルテクノロジーによってメディアが終わり、ホモサピエンスが終わる
・人類の歴史=ホモサピエンスの歴史
・バイオテクノロジーの脅威
・ゲノム編集で生まれるポストヒューマン
・ハラリの二つのシナリオ ホモデウスか、AIか
・ホモサピエンスから別の種へ
・メディアが統括されたその後に
・人間主義を超えて
・あらゆる技術はメディアである
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ -
第10講|デジタルメディアとメディアの終焉
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第10講は「デジタルメディアとメディアの終焉」です。21世紀にメディアが終わるとはどういう意味なのか、デジタルテクノロジーがもたらす変化についてお話いただきます。
・アナログメディアとデジタルメディアの分節
・デジタル言語がすべての独立したメディアを吸収する
・デジタル情報は操作するのが簡単
・「記憶」→「伝達」→「処理」
・文章そのものが技術メディアに近づく
・ハイデガーの「技術論」とサイバネティクス
・ケヴィン・ケリー『TECHNIUM』
・テクノロジーからは逃れられないし、支配できない
・21世紀にメディアは終わる
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ -
第9講|ラジオとテレビがつくる世界
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第9講は「ラジオとテレビがつくる世界」です。ラジオとテレビはメディア史において何をもたらしたのか、世界をどのように変えていったのか、お話いただきます。
・ラジオとテレビを「技術メディア」として考える
・書物=個人、映画=大人数
・記録保存メディアから伝達マスメディアへ
・感覚的なものを“そのまま”伝える
・「複製芸術」か「娯楽産業」か ベンヤミンとアドルノの相克
・ナチスのラジオ利用
・マクルーハンの分類「ホットなラジオ、クールなテレビ」
・テレビ批判の4つの次元:操作理論・模倣理論・シミュレーション理論・愚昧化理論
・エンツェンスベルガーの反論
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ -
第8講|技術メディアと無意識の発見
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第8講は「技術メディアと無意識の発見」です。技術メディアの登場がいかに画期的であったのか、技術メディアがもたらしたものについてお話いただきます。
・技術メディアという大革命
・音声メディア→文字メディア→技術メディアへの転換
・聞いたものを聞いたまま、見たものを見たまま再現する
・ベンヤミン「複製技術時代の芸術作品」
・産業革命と技術メディアの対応
・技術メディア=写真(映像)、録音(音声)、タイプライター(文字)
・書物と技術メディアの決定的な違い
・技術メディアが見出した3つの無意識 「社会的無意識」「歴史的無意識」「心理的無意識」
・マルクス イデオロギーとカメラオブスクラ
・ニーチェはタイプライターで哲学する
・フロイトが欲しかった録音機
・無意識の発見がもたらしたもの
・文字の支配からの脱却
・「書物モデル」とフーコーの限界
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ -
第7講|読書と哲学の黄金時代
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第7講は「読書と哲学の黄金時代」です。18世紀-19世紀に「読書」がもたらした変換についてお話を伺います。
・本を読むヒトたちと識字率
・知識活動の中心メディアとしての書物
・近代社会の理性主義・個人主義・科学主義
・読書が生み出した「公衆」の概念
・国民国家の形成
・ラテン語の記述から母国語の記述
・カントの訴えた普遍的な理性
・カントからヘーゲルへ、理性から民族へ
・大学・学問の再編成
・「哲学」はえらいのである(by カント)
・自由にものがいえる唯一の学問=「哲学」
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ -
第6講|黙読というイノベーション
メディアの歴史から、人類の歴史が見えてくる。哲学者・岡本裕一朗さんの最新刊『哲学と人類』を、音声で解説する全11回のポッドキャストシリーズ「メディアの終わりの人類史」。
第6講は「黙読というイノベーション」です。12世紀-14世紀、大学と活版印刷の登場によりいかに書物が流通し、書物を中心に世界が再編成されたのか。「書物の時代」についてお話いただきます。
・キリスト教以降の書物の位置づけ
・ゲルマン民族の移動で消え去ったローマ・ギリシャの書物
・宗教の付属組織としての図書館/修道院は写本工房
・12世紀に逆輸入されるアリストテレスの書物
・教会から独立した互助組織としての「大学」
・大学、書籍商、学生
・音読から黙読へ
・黙読が討論を可能にする スコラ哲学
・活版印刷が個人主義を引き起こす
・書物が変えた世界像=「書物モデル」
・世界を読む=書物を読む
・大学の時代から書物の時代へ
etc...
●出演
岡本裕一朗 Yuichiro Okamoto
1954年生まれ、現在は玉川大学名誉教授、専門は近現代の西洋哲学。哲学は「世界を見るためのメガネである」がモットー。伝統的な哲学理論だけでなく、社会の具体的な領域にも関心をもち、それらを架橋する作業に勤しむ。『いま世界の哲学者が考えていること』(ダイヤモンド社)他多数の著書を発表。『哲学と人類』(文藝春秋社)では、メディアやテクノロジーを人類史的観点からまとめる。
●聞き手
若林恵 Kei Wakabayashi
平凡社『月刊太陽』編集部を経て2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、書籍、展覧会の図録などの編集を多数手がける。音楽ジャーナリストとしても活動。2012年に『WIRED』日本版編集長就任、2017年退任。2018年、黒鳥社を設立。著書『だえん問答 コロナの迷宮』(黒鳥社・2020年12月刊行)、『さよなら未来』(岩波書店・2018年4月刊行)、責任編集『次世代ガバメント 小さくて大きい政府のつくり方』。「こんにちは未来」「働くことの人類学」「音読ブラックスワン」などのポッドキャストの企画制作でも知られる。
▼書籍紹介▼
『哲学と人類 ソクラテスからカント、21世紀の思想家まで』岡本裕一朗著(文藝春秋社)
強いAI、遺伝子工学、デジタル監視社会、ビッグデータ、ポストヒューマン、仮想通貨、IoT、ポスト資本主義……人類はどこへ向かうのか? 石器に印刷術、デジタル経済圏まで「技術の哲学」で読み解く人類全史。
サピエンスの誕生から文字、宗教の誕生、書籍の発明からマスメディアの登場、そしてデジタル技術、バイオテクノロジー革命まで。
アリストテレス、カント、ヘーゲル、フロイト、マルクス、ニーチェ、キットラー、ドゥルーズ、ハラリ……世界の哲学者はこれまで人間と技術(テクノロジー)について何を考え、哲学を展開してきたのか。
古代から人新世まで、「技術の哲学」が解き明かすホモ・サピエンスの終焉。
●制作
音楽 :大西 穣
企画制作:黒鳥社
録音・編集:FMサウンズ