きくドラ きくドラ~ラジオドラマで聴く。名作文学~
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文学作品をラジオドラマ、朗読で数分にギュギュッと凝縮。
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小川未明「月夜とめがね」
静かな町のはずれに住んでいるおばあさんのもとに突然訪れためがね売り、そして一人の少女。
それぞれの交流が、穏やかな月夜の情景とともに優しく描かれた物語。
■出演
・おばあさん:大島由莉子
・男/女の子:真一涼
・語り:内海祐紀 -
野村胡堂「向日葵の眼」
加奈子は幼馴染・麗子の母が行方不明になったと聞き、叔父の六郎とともに向日葵御殿と名高い彼女の屋敷へ向かうのだった。
手掛かりは母の失踪前に渡された指輪とそれに刻まれた「向日葵に眼を与えよ」という文字のみ。
「銭形平次」で有名な著者の当時はまだ珍しかった少女探偵もの。
初出:「少女倶楽部」1929(昭和4)年11月
■出演
加奈子 藤本教子
麗子 五十嵐由佳
六郎 柏士文
紺野 平居正行
語り 出先拓也 -
中島敦「下田の女」
「私は、都会で恋をしたのです。
けれども、その結果は、あまりに無残なものになってしまいました。
そして、都会の皮膚のあまりの青白さにたえかねて、私は、この南の国に来たのです」
そんな男に女が言う。
「ねえ、お友達になって下さらない?」
昭和2年発表。
【出演】
私:鈴木将之
女:青山優子
女:大島由莉子
女:内海祐紀 -
オスカー・ワイルド「わがままな巨人」
そして季節は廻り、春になりましたが子供たちのいない庭はずっと冬のままで…。
『幸福な王子』と同時期(1888年)に発表された名作童話。
■出演
巨人 中澤まさとも
小さな男の子 五十嵐由佳
男の子A 真一涼
女の子A 山川琴美
女の子B 大島由莉子
雪 五十嵐由佳
霜 藤本教子
木 青山優子
ナレーション(NA)内海祐紀
☆脚本:山川進 -
ギヨーム・アポリネール「アムステルダムの水夫」
オランダの帆船アルクマール号の水夫ヘンドリックが南国産のオウムを肩に乗せ上陸すると、立派な紳士が近づいてきた。
「やあ君、そのオウムを、売るつもりはあるかね」
紳士はヘンドリックを郊外の自宅に案内するが…。
【出演】
ハリー:出先拓也
ヘンドリック:武田慎太郎
女+オウム:山川琴美
語り:青山優子 -
落語「親子酒」
ある親子がそろって禁酒を始めたけれど…。
どんなものでもそうですが、止めて数日は何とかなるものですが、半月も経つと「少しくらいなら」とついつい気が緩んでしまい…。
■出演
語り 平居正行
父 出先拓也
母 内海祐紀
息子 武田慎太郎
カスタマーレビュー
ワオ
走れメロスあるうううううう!
神ですね!
すご〜い
いろいろなお話があって良い!
活字アレルギーにとっては嬉しい!
本を読むのはもっぱら漫画本。文字だけだと途端に読む気がなくなる生粋の活字アレルギーです。そんな人間が世界の名文学に触れる事が出来るので本当にありがたいです。
オススメの話は「高野聖」「メレアグロスとアタランテー」「女同士のふたりづれ」「1984年」です。声優さんの演技、脚本が素晴らしいです!