
15本のエピソード

クラシック名曲サウンドライブラリー アンドウトワ
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3.8 • 741件の評価
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J.S.バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン…。クラシック名曲を高音質mp3で配信するポッドキャストです。楽曲はすべてオリジナル制作のため、音楽素材としてもご使用いただけます。
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エルガー:威風堂々 第1番 ニ長調 Op.39 [2023] / Edward William Elgar:Pomp and Circumstance March No.1 in D major, Op.39
♪第二の英国国歌として親しまれる格調高い行進曲
『威風堂々』は英国の作曲家エドワード・エルガーが作曲した管弦楽のための行進曲集。
エルガーが完成させたのは5曲で、21世紀初頭に未完の第6番が
補筆完成され追加されました。
第1番は1901年に作曲され、同年の10月19日にリヴァプールにて
アルフレッド・ロードウォルドの指揮で初演されました。
エルガーの友人でもあったロードウォルドと、リヴァプールの管弦楽団に捧げられました。
全6曲中、最も広く知られたこの曲は、初演から3日後の1901年10月22日、
ロンドンのクイーンズ・ホールでの演奏会では、
聴衆が2度にわたるアンコールを求めたことが逸話として伝えられています。
エドワード7世からの「歌詞をつけてほしい」という要望に従い、
翌年に国王のための『戴冠式頌歌』を作曲。
終曲「希望と栄光の国」にこの行進曲の中間部の旋律を用いました。
日本ではエルガーの『威風堂々』と言う場合、第1番あるいはその中間部の旋律を指すことが多く、
今や『威風堂々』のタイトルと第1番の中間部の旋律は切っても切れない関係になっています。
*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
テンポを全般に遅めにとり、「希望と栄光の国」の部分の低音弦を抑えました。
0:31からの部分は1拍、2拍を細かく刻み、3拍目を伸ばしました(過去は全て伸ばしていました)
エルガー:威風堂々 第1番 ニ長調 Op.39 [2023]
Edward William Elgar:Pomp and Circumstance March
No.1 in D major, Op.39 [7:00]
Elgar_Pomp_and_Circumstance_March_No1_2023.mp3
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ビゼー: 《アルルの女》第2組曲 第4曲:ファランドール [2023] / Georges Bizet: L'Arlesienne: Orchestral suite no.2:IV. Farandole
♪組曲を締めくくる力強く活気に満ちた終曲
ジョルジュ・ビゼーによる全27曲の付随音楽『アルルの女』(L'Arlesienne)は、
アルフォンス・ドーデの同名の短編小説『アルルの女(フランス語版)』および、
それに基づく戯曲の上演のために1872年に作曲されました。
作曲期間が短く、契約の関係で極めて小編成のオーケストラしか使えなかったため、
作曲には大変苦労したという話が伝わっています。
初演の評価は芳しくなく、6年後に再演された時は大好評のうちに迎えられましたが、
その時すでにビゼーはこの世の人ではありませんでした。
一般に知られているのは、演奏会用に劇付随音楽から数曲を選んだ組曲で、
第1組曲はビゼー自身が通常オーケストラ向けに編成を拡大して組曲としたものです。
劇付随音楽が初演された直後の1872年11月10日に初演されて成功を収めました。
第2組曲は、ビゼーの死後の1879年に彼の友人エルネスト・ギローの手により完成されました。
ギローは管弦楽法に長けており、「アルルの女」以外の楽曲も加えて編曲しました。
第4曲「ファランドール」は、劇音楽No.21 ファランドールなどからギローが終曲として構成。
プロヴァンス民謡『3人の王の行列』に基づく旋律とファランドールが組み合わされ、
熱狂的なクライマックスを築き上げています。
音を細かく刻んだ「ファランドール」の軽快な旋律は、民謡『馬のダンス』に基づいています。
*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
前回はテンポを速めたものを公開しましたが、今回は再びテンポを全般に遅めにとりました。
ビゼー: 《アルルの女》第2組曲 第4曲:ファランドール [2023]
Georges Bizet: L'Arlesienne: Orchestral suite No.2:IV. Farandole [3:58]
Bizet-LArlesienne-Suite-No2-Farandole-2023.mp3
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ビゼー: 《アルルの女》第2組曲 第3曲:メヌエット [2023] / Georges Bizet: L'Arlesienne: Orchestral suite no.2:III. Menuet
♪友人エルネスト・ギローが他の歌劇から旋律を引用
『アルルの女』(L'Arlesienne)は、ジョルジュ・ビゼーによる全27曲の付随音楽。
アルフォンス・ドーデの同名の短編小説『アルルの女(フランス語版)』および、
それに基づく戯曲の上演のために1872年に作曲されました。
作曲期間が短く、契約の関係で極めて小編成のオーケストラしか使えなかったため、
作曲には大変苦労したという話が伝わっています。
初演の評価は芳しくなく、6年後に再演された時は大好評のうちに迎えられましたが、
その時すでにビゼーはこの世の人ではありませんでした。
一般に知られているのは、演奏会用に劇付随音楽から数曲を選んだ組曲で、
第1組曲はビゼー自身が通常オーケストラ向けに編成を拡大して組曲としたものです。
劇付随音楽が初演された直後の1872年11月10日に初演されて成功を収めました。
第2組曲は、ビゼーの死後の1879年に彼の友人エルネスト・ギローの手により完成されました。
ギローは管弦楽法に長けており、『アルルの女』以外の楽曲も加えて編曲しました。
第3曲「メヌエット」は、『アルルの女』の楽曲の中でも特に有名な曲ですが、
実際はビゼーの歌劇『美しきパースの娘』の曲をギローが転用、編曲したものです。
本来は対旋律に過ぎなかったものをギローは目ざとく見つけ、
フルートとハープによる愛らしくも美しい作品に仕上げています。
*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
2009年の最初の公開以来、14年ぶりの新録音になります。
ビゼー: 《アルルの女》第2組曲 第3曲:メヌエット [2023]
Georges Bizet: L'Arlesienne: Orchestral suite No.2:III. Menuet [4:28]
Bizet-LArlesienne-Suite-No2-Menuet-2023.mp3
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ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53 「英雄」 [2023] / Frederic Francois Chopin:Poronase No.6 A-flat Major, OP.53 "Heroic"
♪美しくも華麗なる情熱のポロネーズ
「英雄ポロネーズ」の通称でショパンの作品中でも高い人気を誇るこの曲は、
彼がマジョルカ島から帰った1840年にアウグスト・レオの依頼により作曲されました。
“ポロネーズ”は愛国心や民族精神が込められたポーランドに古くから伝わる民族舞踊で、
婚礼や祭りなどのたびに人々は、このリズムに合わせて歌ったり踊ったりしていました。
ショパンはここに新感覚を盛り込み、独自の芸術に昇華させた15曲の作品を残しました。
その中でも特に有名なのが第6番 変イ長調の「英雄」です。
ショパンは繊細で女性的なイメージがある反面、人一倍強い愛国心を内に秘めていました。
「英雄」にはそうした彼の男性的な力強さと情熱が漲っています。
*Konzerthaus Vienna Mozart Hallの舞台から10.9m付近の音響を使用しています。
全体に鍵盤のタッチを強め、より力強さを強調しました。テンポの揺らぎも大幅に変えています。
ショパン:ポロネーズ 第6番 変イ長調 Op.53 「英雄」 [2023]
Frederic Francois Chopin:Poronase No.6 A-flat Major, OP.53 "Heroic" [7:13]
Chopin-Poronase-No6-Heroic-2023.mp3
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ボロディン:歌劇 《イーゴリ公》より 「ダッタン人の踊り」 [2022] / Alexander Porfir'yevich Borodin: Prince Igor : Polovtsian Dances
♪懐かしく琴線に触れる名旋律
『イーゴリ公』は、ボロディンによって書かれた序幕付きの4幕からなるオペラです。
中世ロシアの叙事詩『イーゴリ遠征物語』を題材に、1185年、
キエフ大公国の公(クニャージ)イーゴリ・スヴャトスラヴィチによる、
遊牧民族ポロヴェツ人に対する遠征を描いています。
ボロディンはこの作品を完成させないまま1887年に死去したため、
リムスキー=コルサコフとグラズノフの手により完成されました。
総譜には「このオペラはリムスキー=コルサコフが序幕と第1・2・4幕、第3幕の
「ポロヴェツ人(韃靼人)の行進」の編曲されていなかったところを編曲し、
グラズノフはボロディンに残された断片を使い、第3幕を構成し作曲し、
ボロディンが何度かピアノで弾いた序曲を思い出し再構成と作曲をした。」と書かれています。
初演は1890年11月4日、サンクトペテルブルクのマリインスキー劇場にて行われました。
アメリカでの初演は1915年12月30日、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場にて行われました。
日本での初演は1965年のスラブ歌劇ザグレブ国立劇場合唱団、管弦楽はNHK交響楽団によります。
このオペラの中の序曲、「ポロヴェツ人(韃靼人)の踊り」(第2幕)は有名で、
広くオーケストラ・コンサートなどでも演奏されています。
また、この2曲に「ポロヴェツ人の娘たちの踊り」「ポロヴェツ人の行進」を加えて
組曲のようにも扱われています。
*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
テンポを中心に演奏内容にも修正を加えています。
ボロディン:歌劇 《イーゴリ公》より 「ダッタン人の踊り」 [2022]
Alexander Porfir'yevich Borodin: Prince Igor : Polovtsian Dances [12:45]
Borodin-Prince-Igor-Polovtsian-Dances-2022.mp3
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チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》から 第2幕 第14曲 パ・ド・ドゥ [2022] / P.I.Tchaikovsky:The Nutcracker Act2 14. Pas de Deux -Adage
♪クリスマスにふさわしい包容力ある旋律
「花のワルツ」「こんぺい糖の踊り」など、誰もが知る名旋律が並び、
音楽を聴くだけでも充分に楽しめるチャイコフスキーの「くるみ割り人形」。
毎年、クリスマスになるとこのバレエが上演され、
併せて作曲家自身が選んだ楽曲で構成された組曲も親しまれています。
物語は主人公のクララがクリスマスの夜に見た夢が題材で、
ロマンチックでメルヘンに富んだ世界が、華やかな踊りと音楽で展開していきます。
「パ・ド・ドゥ」は第2幕の後半で「花のワルツ」の後に演じられる4曲からなるセットです。
そのトップを飾る「アダージュ」は、このバレエでも旋律美の豊かさが際立っています。
美しく、温かいクリスマスにぴったりの作品で、特に後半の4:25から現れる旋律は
この曲の白眉で、何度聴いても胸に染み渡る響きがあります。
そしてこの部分にこそ最もクリスマスにふさわしいぬくもりと愛を感じます。
一年間の様々な苦労や涙、傷、疲れなどのすべてを包み込み洗い流すかのようです。
世の中には数えきれないほどのクリスマスソングが存在しますが、
「パ・ド・ドゥ」のこの旋律ほどに"クリスマス"を感じる音楽は他にありません。
世界で今も続く多くの困難が収まることを願い、3年ぶりにお届けすることにしました。
弦が奏でる白眉の旋律をより前に出すために、今回は金管のひずみを改め、
他の楽器群も極力、音を抑えた演奏を心がけました。
*ベルリンフィルハーモニー大ホールの舞台から20m付近の音響を使用しています。
チャイコフスキー:バレエ音楽《くるみ割り人形》から 第2幕 第14曲 パ・ド・ドゥ [2022]
P.I.Tchaikovsky:The Nutcracker Act2 14. Pas de Deux -Adage [5:55]
Tchaikovsky-Nutcracker-Pas-de-Deux-Adage-2022.mp3
Tchaikovsky-Nutcracker-Pas-de-Deux-Adage-2022.mp3
カスタマーレビュー
打ち込みち割り切りましょう
クラシック音楽を打ち込みでという試みはいいと思います。
自分、威風堂々が好きなんですが、プレステのブラボーミュージックの威風堂々の方が、同じ打ち込みでも良くできていると思います。
比べて済みません。
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ
聴きたいものたくさんありました!
とても使いやすいです!
…
月の光もなくなりました。