クリエイティブ暴論

光理 本信

クリエイティブ・プラットフォーム「五叉路」を主宰するクリエイティブディレクターの本信光理(もとのぶ・ひかり)と、プロデューサーの露骨キットこと荒井豪(あらい・ごう)が語るクリエイティブに関するトーク。その名も「クリエイティブ暴論」! クリエイティブ業界にいるのに、クリエイティブという言葉のかっこよさ、そこから感じられる意味合いに違和感や嫌悪感を感じつつ、それでも日々、クリエイティブなものを作ろうとする二人。そんな二人が、それでも信じているクリエイティブとは何なのか? 毎週月曜日18時ごろ公開。 五叉路Webサイト https://gosaro-inc.com

  1. 8月31日

    どこまで聞いたらググレカス?――質問したら教えてもらえると思ってませんか?

    【オープニングトーク】 春には中学生になるという露骨キットの息子。来月にはベッドを買い、やっと1人で寝るようになるとのこと。でも一緒に寝るのも嫌がってはいない模様。露骨としては、自分の子供のころを振り返ると、親と子の関係が良すぎるかもと思いつつ、うっすら親離れ子離れについての寂しさもあるといいます。本信も、自分のように親に対してかわいげのない振る舞いをそのうちうちの子もしだすのかな、と思うその心中を明かします。 【本編】 妻にとある質問を気軽にしたところ、 「調べればすぐ出てくることを聞かれることが多い。説明の手間とか労力を想像できないのかな?ってなる時がある……」 と言われ、自分ってもしかしてググレカス的な存在なのか?という疑問を持ち出した本信。 ではどこまで聞いてよくて、どこからがググレカスなの?というテーマで話しはじめるが、そんなことは一律で決められるものではなく……。 LINEのやりとり中に出てくる知らない固有名詞について聞くのはOKなのか、そもそもOKだとかNGという問題ではないのか、そこにはパートナーを思いやる感情=愛情の問題が横たわっているのではないか、といった話をしていきます。 【Wikiの調べ】 露骨はよど号ハイジャック事件のポスターを見て、まだこの人たちって本当に指名手配されてるの?どのように?と疑問を持ち、〈国際手配〉を調べました。 本信は日本で最も登録者数の多いのに、自分がまったく認識していなかったYouTuber/ticktokerである〈いっせい〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 露骨は韓国発の2秒動画を集積してみんなでVlogを作る動画SNSアプリ「setlog」を紹介。 本信は中国最大規模の総合博物館、上海博物館のミュージアムショップで購入した、明代の古い書物のページを抜き出し台紙に貼った「古籍標本」を紹介します。

  2. 8月26日

    今さら「Shall we ダンス?」を観てみた ―今さらシリーズ第4弾―

    【オープニングトーク】 上海に出張し、中国で流行しているといういくつかのイマーシブ・シアター体験してきた本信。 イマーシブ(immersive)とは「没入型の」という意味で、参加者も物語の中に入り込み、当事者として体験する形のエンターテインメント。上海で体験した驚きとそのおもしろさについて話します。 【本編】 前回、周防正行監督作品「シコふんじゃった。」を見た露骨。さらに5年後の作品「Shall we ダンス?」を鑑賞。従来の邦画との違い感のサンプルとして「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」も鑑賞。 その上で本信が好きな映画リストの中から相米慎二監督作品「お引越し」をも鑑賞し、本信がどのようなつもりで「Shall we ダンス?」を見ていたのか、いま改めて観てどう思ったのか、露骨はどう感じたかを話します。 【Wikiの調べ】 露骨は素晴らしい場所や住みやすい場所、楽園や理想郷を意味する日本の古語〈まほろば〉を調べました。 本信はカーペンーターズのバージョンがオリジナルだと思いきや実はカバーだったと知ったという〈遙かなる影〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 本信は上海出張前に購入した驚くほどちっちゃくなるポケッタブルリュック「4Monster/アウトドアバックパック」を紹介。 露骨は音楽演出も魅力の一つ。大ヒット中の「映画ちいかわ 人魚の島のひみつ」を紹介します。

  3. 8月17日

    今さら「シコふんじゃった。」を観てみた ―今さらシリーズ第3弾!―

    【オープニングトーク】 この日、めずらしく自転車を地元の駐輪場に停めて出社してきたという本信。しかし日常のタスクを忘れまくるタイプなので、対策として手の甲にボールペンで「自転車」と書いてあるのを露骨キットに見せる。露骨は露骨で、サブスクに一時的に加入するもその後、解約し忘れるという。 【本編】 卒業のための単位と引き換えに、廃部寸前の弱小相撲部に入ることになった大学生の奮闘をコミカルに描いたコメディ映画「シコふんじゃった。」 周防正行監督の出世作であり、第35回ブルーリボン賞作品賞ならびに第16回日本アカデミー賞最優秀作品賞も受賞した作品です。 本信は当時、それまでの邦画に比べて魅力的に映った名作と評するが、それを見たことのないという露骨に見せ、感想を聞いてみました。そう、本ポッドキャストの「今さらシリーズ」第3弾です(第1弾は「ゴッドファーザー」、第2弾は「機動戦士ガンダム 劇場版」)。 話は映画の感想から本作の時代背景などにも及び、一体どこが面白かったのか、今の時代に気になるところはどこか、さらには当時、邦画のどういったものをつまらなく感じていたから、この映画が面白く感じたのかなどを話します。 【Wikiの調べ】 本信はその一本の角がどうなっているのかが気になるイルカの仲間〈イッカク〉を調べました。 露骨は読み応えのある良記事を指し、その中でも有名な記事は読んだことがある人も多い〈Wikipedia文学〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 本信は日本人とセネガル人のミックスである文筆家による、内面を細やかに微分し言葉で掬いとったエッセイ「わたしの言ってること、わかりますか。/伊藤亜和」を紹介。 露骨はタレントのゆきぽよのアーティスト名義“Yukipoyo”による、ギャル×ベースミュージックの怪作/快曲「Te-Te Gyaru/Yukipoyo」を紹介します。

  4. 8月10日

    自己認識と外からの印象、そのギャップについて

    【オープニングトーク】 永福町にあるフレンチトーストハウス「マルコ」というカフェ営業をされてるリスナーさんからDMをもらい読み上げる露骨。なんと初回から5年間聴いてくれてるとのことで、「もうそんなにやってるんだっけ?」と時間の経過を恐れる本信。 Instagramを見たら本信が公園を散策する時に見かけてたお店と判明。今度行ってみようとなりました。 【本編】 人って、自分のことは意外と知らない。人から聞いて意外だなと思った自分のことを話し合います。 容姿への評価や人間的にどう思われてるか、互いのイメージを語りながら「俺はカテゴライズされたくなくて……」と、とても恥ずかしいこといい出す露骨と、「自分の生きにくさを生きている自覚はあるが、これもある類型的なパターンのひとつだろう」という感覚を語る本信。 ともに、自己認識と外からの印象のギャップについて話をします。 【Wikiの調べ】 本信は古来よりさまざまな分類方法があり、身近な所では図書館でその内の一つが主に使われているという〈図書分類法〉を調べました。 露骨はそれが出ると日本に冷夏をもたらすと言われることもある気候サイクル〈エルニーニョ〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 露骨は獣人女の子が住んでいる、匂いまで再生されるような汚部屋表現がものすごかったTVアニメ「ヤニねこ」を紹介。 本信は、銀座の無印良品内で展覧会『ブック・アクティビスト』が開催中のイルマボームがデザインをした書籍「Weaving as Metaphor/Sheila Hicks」を紹介します。

  5. 7月21日

    慣れること、慣れないこと

    【オープニングトーク】 とあることから、情報過多な状況がとにかく苦手という本信の話に。そこから、家のものをとにかく少なくしたいという話、露骨キット家の食料の買いだめ事情、フードロス問題へと話は広がっていきます。 【本編】 慣れること、はたまた慣れないことって何でしょう? 日々の生活、新しい環境や状況、仕事などなど……。 露骨は50歳を過ぎて、子育て以外ほぼほぼすべてのことにどこか慣れきった感があるとのこと。対して本信は、いまだ何にも慣れてない感があると言います。 そもそも、露骨キットは仕事、音楽仲間、近年のREARITY配信仲間などで名前や呼ばれ方がいくつもあります。どれで呼ばれても、自分の名前として慣れるものなのか。 そのような感じで、慣れること、慣れないこと、さらには慣れないようにしていることなどを、2人で探っていきます。 【Wikiの調べ】 露骨は子供が度々話題に出してくる日本の三種の神器のひとつで草薙剣とも呼ばれる〈天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)〉を調べました。 本信は2026年度入選作品監督のブログ記事が感動的だったきっかけで〈ぴあフィルムフィスティバル〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 本信は、シリーズの中でもそうとう面白く感じられたという「トイ・ストーリー5」を紹介。 露骨は、デザイナーによる「アンサーでなく問いに何かを見出す」というコンセプトの新ブランドによる雑誌創刊準備号「TOI Magazine Issue 0」を紹介します。

  6. 7月13日

    友だちとうまく交流できていますか?

    【オープニングトーク】 「トイ・ストーリー5」公開に合わせ、過去シリーズを子供とすべて観た本信。露骨キットは、歴史の授業から縄文土器などに興味を持ちはじめた子供と東京国立博物館に行く約束をしたという。 子供の成長と共に、それぞれ彼らとのレジャーのあり方が変わってきた話をします。 【本編】 これまで、SNSで友だちの投稿に「いいね」をあまりしていなかったという本信。すると自分の投稿にも「いいね」がつかず、どこか友だちの輪のから外れてしまっているような感覚があるという。日常でも、そのように「やってあげたらちょっと喜んでもらえる」コミュニケーションが欠けていると感じるそう。 仕事のような利害関係がある場とは異なる、友人との交流の場でどのように接しているのか。そこまで社交的でない2人による、友だちとの不器用な交流話を語ります。 【Wikiの調べ】 本信は、そんな項目があること自体意外な、でも内容は非常に充実していた〈宇宙に行った動物〉を調べました。 露骨なその内訳が想定外だった〈吐瀉物〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 露骨は単行本の最新刊、39巻と連載再開が話題の「HUNTER×HUNTER/冨樫義博」を紹介。 本信はニューヨークを拠点とする合唱団によるビートルズのアカペラカバー「Blackbird/New York Vocal Collective」を紹介します。

  7. 7月7日

    「ふつうの感覚」を探ってみる

    【オープニングトーク】 海外の高性能シューズのアパレルブランド「HOKA」に買い物に行った本信。店員も店内の客層も海外の人ばかりで、思わず外国にいるかのような「かっこよい仕草」をしてしまったという。「海外にいるみたい」つながりで、露骨キットはネパール料理屋のバイリンガルおかみさんに圧倒されたエピソードを話します。 【本編】 今回は、露骨がいくつかの設問を用意して、お互いの「ふつうって何だろう?」の差異を擦り合わせていきます。 「友達からLINEが来ました。返信はどれくらいで返す?」 「映画のエンドロール最後まで見る?」 「傘を忘れて雨が降ってきたら傘を買う?走る?濡れる?」 「注文した料理がなかなか出て来なかった。何分で店員さんに聞く?」 「友達との待ち合わせ。何分前に着くのがふつう?」 「エレベーターに乗った時、閉まるボタンを押す?押さない?」 何気ない設問だからこそ、「ふつうとは何か」が浮かび上がります。 【Wikiの調べ】 露骨は今はもうないドカ盛り丼屋「吉祥寺どんぶり」や、スパゲッティの「パンチョ」などを運営する会社〈株式会社ファイブグループ〉を調べました。 本信は最近話題のSAKANACTIONのグッズロゴに関する盗作疑惑で話題にのぼった書体〈ノイエ・ハース・グロテスク〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 露骨は、ホラー映画で池田エライザが読んでいた70年代サイケを感じさせる児童小説「ぽっぺん先生と帰らずの沼」を紹介。 本信はプリズム状に分裂、ズレを起こしたかのような表現が特徴的な木彫刻作家の展示「金巻芳俊 創発エンティティ」を紹介しました。

  8. 6月30日

    インターネットとスマホで消えてしまった習慣

    【オープニングトーク】 歯医者へ定期検診に行くようになったのをきっかけに、3種類の歯ブラシを使い分けて歯を磨くようになった本信。 一方、露骨キットはこれまでの人生、放置しつづけた結果、焼け野原になった口内環境を一掃するべく、「ドルツ」という口内高圧洗浄機を導入してたのだが……。 【本編】 インターネットやスマホの普及もあるのか、時代のうつりかわりと共に、それまで当たり前のようにあった習慣が跡形もなく消え去っていると感じる露骨。 雑誌、レンタルビデオ、電車の切符、年賀状。さらにはエロビデオ5枚をじっくり選ぶ行為。 当時の在り方、自分たちの習慣などなど、消えゆくものに思いを馳せながら、2人で思い出せるだけ思い出して話をしてみました。 【Wikiの調べ】 露骨は昭和のタレント/大芸人〈小松政夫〉を調べました。 本信は洗練されすぎたアップライトピアノを開発したピアノ工房〈カール・ザウター・ピアノフォルテマヌファクトゥーア〉を調べました。 ふと知らないものごとがあったときにアクセスしてしまうのがWiki。直近にのぞいたWikiをシェアし、新たな知見を得たり、なぜそのようなものを調べたのかとお互いの好奇心の根っこをたどります。 【マッド・アバカブ様への貢ぎ物】 本信は森山直太朗の日本百歌シリーズ、「さびしさ/森山直太朗×折坂悠太」を紹介。 露骨は大ヒット公開中の映画「マンダロリアン&グローグー」を紹介しました。

評価とレビュー

3.9
5段階評価中
8件の評価

番組について

クリエイティブ・プラットフォーム「五叉路」を主宰するクリエイティブディレクターの本信光理(もとのぶ・ひかり)と、プロデューサーの露骨キットこと荒井豪(あらい・ごう)が語るクリエイティブに関するトーク。その名も「クリエイティブ暴論」! クリエイティブ業界にいるのに、クリエイティブという言葉のかっこよさ、そこから感じられる意味合いに違和感や嫌悪感を感じつつ、それでも日々、クリエイティブなものを作ろうとする二人。そんな二人が、それでも信じているクリエイティブとは何なのか? 毎週月曜日18時ごろ公開。 五叉路Webサイト https://gosaro-inc.com

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