31エピソード

コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)はコクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディアです。文化人類学者の松村圭一郎さんをホストにお届けする文化人類学者のディープな対話〈働くことの人類学〉。バイヤー /キュレーターの山田遊さんと黒鳥社のコンテンツ・ディレクター若林恵による雑貨をめぐるトークセッション〈新・雑貨論〉の2番組を配信。
◉企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
◉制作協力 :ソングエクス・ジャズ
◉録音機材提供 : ティアック(株)

コクヨ野外学習センタ‪ー‬ コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社

    • ドキュメンタリー
    • 4.7 • 82件の評価

コクヨ野外学習センター(KOKUYO Centre for Field Research)はコクヨ ワークスタイル研究所と黒鳥社がコラボレーションして展開するリサーチユニット/メディアです。文化人類学者の松村圭一郎さんをホストにお届けする文化人類学者のディープな対話〈働くことの人類学〉。バイヤー /キュレーターの山田遊さんと黒鳥社のコンテンツ・ディレクター若林恵による雑貨をめぐるトークセッション〈新・雑貨論〉の2番組を配信。
◉企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
◉制作協力 :ソングエクス・ジャズ
◉録音機材提供 : ティアック(株)

    耳の野外学習#3|「はじく」 Hajiku/Pluck|Yasuhiro Morinaga

    耳の野外学習#3|「はじく」 Hajiku/Pluck|Yasuhiro Morinaga

    「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。
    人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。
    コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘)

    1:Playing Guembri, Gnawa sound
    Location: Marrakesh, Morocco
    Recorded: 26th August 2012

    この頃はヨーロッパを拠点にしていたので欧州圏内を移動するのがとても楽だった。そのため、友達と一緒にスペインを電車で横断し、最南端のタリファからジブラルタル海峡を船で渡り、半日かけてモロッコのマラケシュにやってきた。旧市街のジャマ・エル・フナ広場の夜は無数の屋台が立ち並び、至る所で音楽が演奏されていた。この広場を毎夜ウロウロしながらバイノーラル録音をしていると、広場で演奏していた若い音楽家と知り合い意気投合。ゲンブリという弦楽器のことを教えてもらい、グナワ音楽をいくつか即興で弾いてもらった。最終的にゲンブリを購入することになるのだが、空港のチェックイン時で重量オーバーとなったもののなんとか持ってこれた思い入れのある旅だった。

    2: Oh Dear Mother (played by Kong Nay)
    Location: Phnom Penh, Cambodia
    Recorded: 5th July 2015

    プロジェクトのリサーチでカンボジアの首都、プノンペンを訪ねた。マーケットで大量のカセットテープを購入したり、地域の音楽コミュニティーの人たちの話を聞いているうちに、メコン・デルタ・ブルースというジャンルがあることを知り、その代表格であるチャパイ奏者のコン・ネイを紹介してもらい、彼とのレコーディングが実現した。メコン川を渡った近くのパコダで10数曲をフィールドレコーディングしたが、そのなかでも一番のお気に入りが、ここに収録した「Oh Dear Mother」だ。

    3: Talimaa Talimaa (played by Tamaan Ensemble)
    Location: Pontianak, West Kalimantan of Borneo Island, Indonesia
    Recorded:30th March 2016

    カチャピは、ここに収録されているボルネオ島のものだけでな

    • 9分
    耳の野外学習#2|「ふく」Fuku/Blow|Yasuhiro Morinaga

    耳の野外学習#2|「ふく」Fuku/Blow|Yasuhiro Morinaga

    「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。
    人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。
    コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘)

    1: Balinese Suling Gambung Ensemble
    Location: Bali, Indonesia
    Recorded: 6th May 2019

    この音源は、インドネシアの女性演出家、カミラ・アンディー二によるバリ島の伝統思想を題材にした舞台作品「みえるもの、みえざるもの」で使用したもの。バリ島には笛や太鼓など様々な楽器を演奏できるマルチ・インストゥルメンタリストがたくさんおり、この音源以外にも島に根付く楽器や音楽を数多くレコーディングさせてもらった。これまでバリ島は観光地のイメージが強かったが、いざ行ってみると、地元の人たちでしかアクセスできないような儀式がいまだ多く存在していることを知り、バリ島に対する固定観念を払拭することができた。

    2: Mongolian Sharman conducting a healing ritual
    Location: Ulaanbaatar, Mongolia
    Recorded: 8th March 2018

    北方アジアのシャーマニズムがバイカル湖を起点に広がっていったのかもしれないと思いつき、首都のウランバートルやチャンドマニを旅してまわった。ウランバートルでは、地域のシャーマンセンターで情報を聞き取り、そこに在籍されているシャーマンの方から厄除け的な儀礼をしてもらった。これは、その際にレコーディングした音源だ。口琴や鈴を鳴らしながら、何かに取り憑かれたかのように周囲を暴れ回りながら儀式を執り行うさまは、とてもパフォーマティブであった。頭巾から垂れたお札のようなものが顔を覆い、表情が全く見えないシャーマンの佇まいは、その後訪れることになるベトナム北部のモンのシャーマンと同じで興味深かった。どうやらモンの先祖がモンゴルからやってきたという話もあながち根拠がないわけではなさそうだ。

    3: Thresing (by Ede-Bih group)
    Location: Buôn Ma

    • 7分
    耳の野外学習#1|「たたく」Tataku/Hit|Yasuhiro Morinaga

    耳の野外学習#1|「たたく」Tataku/Hit|Yasuhiro Morinaga

    「たたく」「ふく」「はじく」とは、楽器またはモノを鳴らすための行為である一方、働くこと、生活すること、遊ぶための、最も原始的な人間本来の生きていくための営み=技術だといえるはずだ。今回のDJミックスは、そんなことを考えながら、ここ数年アジアを中心にレコーディングしてきた民族の音楽や環境音をセレクト(アジアの音ではないものもいくつか含まれているが)し、ポストプロダクションでミキシングや電子的な加工を施しながら、リニアな音の時間を創造した。
    人類学者たちは、調査地で現地語を学び、長期間地域に密着し、そこの情報をくまなく記述・記録した上で、ラボで検証・実験しながら論文や民族誌としてまとめあげていく。僕の場合は、現地の言葉もわからないし地域に密着しながら文字で記述をしていくような形も採用していない。むしろ楽器や音を軸に、その文脈や周縁を追い続けながらレコーディングしているに過ぎない。自身の目と耳を頼りに作品のゴールをゆるやかに想像しながら記録をし、素材を持ち帰ってスタジオで実験・検証しながら作品を制作していく過程は、どことなく人類学者の研究手法と似ている部分があることを以前から意識していた。
    コクヨ野外学習センターがどれだけ実践者としての自分を勇気づけてくれただろう。新型コロナウイルスの感染症が収束した後もきっと、僕自身はフィールドでの活動を継続しながら、音に対する実践を技術の視点から考えていくような作品を創作していくはずだ。(2021.2.7 森永泰弘)

    1:Ma’Lambuk at Rambu Solo (Funeral)Ceremony (by Toraja group)
    Location: Toraja, South Sulawesi Island, Indonesia
    Recorded: 28th July 2017

    インドネシアはスラウェシ島のトラジャ族の葬式で奏でられる音楽。Ma’Lambukは、女性たちが竪杵で臼の縁や内部をリズミカルに叩き、参列者を葬儀に迎い入れるための音楽だ。葬儀中にうたわれる詠唱、死を嘆く哭歌、数十匹の水牛や豚の供儀、トパレンゲと呼ばれる葬儀の司会進行役の朗読が同時多発的に行われるため、わけがわからないくらい混沌とした状態のなかでおよそ1週間レコーディングを行った。「死するため(葬式をするため)に生きる」と言われているトラジャ族の渾身の儀式だ。

    2: Buffalo Sacrifice (by Bahnar Hrong group)
    Location: Đắk Đoa, Gia Lai, Central Highland of Vietnam
    Recorded: 07th September, 2017

    この曲はバナ・フロン族によるもので、水牛を供儀する儀式で演奏される音楽。ベトナムでは、少数民族たちが民族・集落・地域別に様々なゴング音楽を儀式や祝祭で演奏する。バナ族はそのなかでもゴングの演奏が上手でバリエーションも豊富な民族だ。2015年頃より東南アジアを中心に旅をして民族たちのゴング文化を集中的に記録してきたが、バナ族のゴング音楽は大勢で演奏するのがほとんどで、レコーディングするのは非常に難しかったのを憶えている。

    3: Sole Oha Ritual (by Lamaholot group)
    Location: Adonara island of Nusa Tenggara Timur, Indonesia
    Recorded: 08th October 2018

    小スンダ列島を構成するインドネシアの東ヌサ・トゥンガラ州アドナラ島に居住するラマホロ族の祝祭音楽。数十人が一列となって足首に巻いた鈴(グリン・グリン)を踏み鳴らし、コブ付きゴングと太鼓を叩きながら輪になっていく

    • 9分
    「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること

    「新・雑貨論」特別版・後編・みんなで制作すること、みんなで所有すること

    バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。2020年12月に山形から配信した特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」後編では、モノをつくること、モノを所有することのあり方を見つめなおします。
    いまなお大量生産・大量消費社会は続きマスカスタマイゼーションなど新たなモノづくりも提起されるなかで、モノと人の関係を考えてきた本プログラムは、オルタナティブなつくり方や所有のあり方からべつの社会を立ち上げることへとつながっていきます。

    ・山形とアフガニスタンを架橋する
    ・自分とモノを交差させると“タグ”が外れる
    ・パソコンも筆記用具のひとつ
    ・「暇をかける」というコラボレーション
    ・モノをつくると自分の居場所がわかる
    ・宙ぶらりんの状態でつくるという豊かさ
    ・モノづくりの主体はひとりじゃなくていい
    ・選択肢が増えても、不確実性は増えない
    ・楽器をみんなで所有することの意味
    ・所有するのではなく、通り過ぎる
    ・空間に働く見えない力を理解する
    ・つくってみて初めてわかること
    etc...

    ◉出演
    𠮷田勝信(デザイナー)
    1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。

    森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト)
    芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。

    山田遊(バイヤー/キュレーター)
    東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

    山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長)
    戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。

    若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
    1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期を過ごす。早稲田大学第一文学部フランス文学科卒業後、平凡社入社、『月刊太陽』編集部所属。2000年にフリー編集者として独立。以後、雑誌、

    • 53分
    「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる

    「新・雑貨論」特別版・前編・「目的」から脱出するためにモノをつくる

    バイヤー/キュレーターとして活躍する山田遊さんをホストに迎え、「モノ」を通して人とモノの関係性を考えなおすポッドキャスト番組「新・雑貨論」。今回は去る2020年12月にLIVE忘年会として山形から配信された特別版「ポストコロナ世界と雑貨のゆくえ」をお届け。
    第6回に登場したデザイナー・𠮷田勝信さんと取材に帯同したサウンドデザイナー・森永泰弘さん、コクヨ野外学習センターのキャプテン・山下正太郎をゲストに迎え、これまでの「新・雑貨論」を振り返ります。雑貨を巡って始まった本プログラムは、いつの間にかもうひとつのプラグラム「働くことの人類学」と接近していたようです。

    ・「新・雑貨論」と「働くことの人類学」の交差
    ・コクヨはなぜポッドキャストをつくっていたのか
    ・ものづくりの「当たり前」は異常だった
    ・情報消費の無限サイクルから抜け出すために
    ・自明化された構造を問いなおすためのデザイン
    ・デザインの語源は騙すこと?
    ・モノをつくることは合目的性から脱すること
    ・フライパンと銅鑼、どちらが先に生まれたのか
    ・クマもポスターをつくっている
    ・制度から逃れるためのフィールドレコーディング
    ・目をつぶってロゴをデザインしてみる
    ・表現を100%コントロールすることは不可能
    ・どうすれば社会に余白をつくれるのか
    etc...

    ◉出演
    𠮷田勝信(デザイナー)
    1987年、東京都新宿区生まれ。山形県を拠点にデザイン業を営む。グラフィックデザインを主な領域として、フィールドワークを取り入れた制作を行なっている。ブランディングやコンセプトメイキング、商品企画、サービス設計などに携わる。家業の染織工房では染材、繊維の採集やテキスタイルデザインを担っている。

    森永泰弘(サウンドデザイナー/サウンドアーティスト)
    芸術・音楽人類学的な視座から世界各地をフィールドワークし、楽器や歌の初源、儀礼や祭祀のサウンドスケープ、都市や集落の環境音をフィールドレコーディングしながら音源制作や作品を発表。サウンドデザインの気鋭として国内外から支持されている。

    山田遊(バイヤー/キュレーター)
    東京都出身。南青山のIDÉE SHOPのバイヤーを経て、2007年、method(メソッド)を立ち上げ、フリーランスのバイヤーとして、雑貨店を中心に、店づくりを初め、モノにまつわる様々な活動を続ける。著書に「別冊Discover Japan 暮らしの専門店(エイ出版社/2013)」、「デザインとセンスで売れるショップ成功のメソッド(誠文堂新光社/2014)」がある。

    山下正太郎(コクヨ株式会社 WORKSIGHT 編集長)
    戦略的ワークスタイル実現のためのコンセプトワークやチェンジマネジメントなどのコンサルティング業務に従事。手がけた複数の企業が「日経ニューオフィス賞(経済産業大臣賞、クリエイティブオフィス賞など)」を受賞。2011年にグローバルで成長する企業の働き方とオフィス環境を解いたメディア『WORKSIGHT』を創刊。同年、未来の働き方と学び方を考える研究機関「WORKSIGHT LAB.(現コクヨ ワークスタイル研究所)」を立上げ、研究的観点からもワークプレイスのあり方を模索している。

    若林恵(黒鳥社 コンテンツディレクター)
    1971年生まれ。ロンドン、ニューヨークで幼少期

    • 1 時間5分
    働くことの人類学・Bonus Track2・《働くことの人類学》タウンホールミーティング(2020/11/21開催)後編

    働くことの人類学・Bonus Track2・《働くことの人類学》タウンホールミーティング(2020/11/21開催)後編

    後編は、番組リスナーから寄せられた、“子供から「何のために働くの?」と聞かれたらどう答えますか?“という質問から議論がスタート。ゲストの文化人類学者の方々のそれぞれの視点から、もう一度、「働くこと」の理由が問い直され始めると、やがて話は、「人間とは何か?」という深遠な問いに行き着きます。
    わたしたちの常識とはまったく異なる異世界の「働きかた」を紹介する・文化人類学ポッドキャスト〈働くことの人類学〉の特別編後編。

    【セッション2】
    ・子供に「何のために働くの?」と聞かれたら
    ・仕事は、良い「におい」がする方に向かうべき?
    ・不確実はネガティブではない
    ・説明責任を求める日本人
    ・ベーシックインカムについて考える

    【クロージング】
    ・仕事のオーナーシップを取り戻せ
    ・個人主義の非西洋起源について

    【出演】 
    (ゲスト)
    深田 淳太郎さん
    三重大学人文学部准教授。パプアニューギニアのラバウルをフィールドに貝殻貨幣などのローカルな経済システムと市場経済の関係について研究。近著に「除菌と除霊とキャッシュレス」(『現代思想』2020年8月号)、「貨幣と信用」(『文化人類学の思考法』所収)など。
    *出演回:第1話「お金ってなんだろう?」

    丸山 淳子さん
    津田塾大学学芸学部准教授。南部アフリカをフィールドに狩猟採集社会の現代的展開について研究。『変化を生きぬくブッシュマン:開発政策と先住民運動のはざまで』で澁澤賞など受賞。編著として『先住民からみる現代世界:わたしたちの〈あたりまえ〉に挑む』など。
    *出演回:第2話「働き方ってなんだろう?」

    小川 さやかさん
    立命館大学先端総合学術研究科・教授。専門は文化人類学。博士(地域研究)。主な著作に『都市を生きぬくための狡知』(世界思想社、2011年。第33回サントリー学芸賞)、『「その日暮らし」の人類学』(光文社、2016年)『チョンキンマンションのボスは知っている』(春秋社、2019年。第8回河合隼雄学芸賞、第51回大宅壮一ノンフィクション賞)。
    *出演回:第4話「その日暮らしのポテンシャル」

    中川 理さん
    立教大学 異文化コミュニケーション学部准教授。フランスや仏領ギアナをフィールドとして、人々と国家とグローバリゼーションの関係について研究。最近の仕事として、『移動する人々』(共編著)、『文化人類学の思考法』(共編著)、『不確実性の人類学』(アルジュン・アパドゥライ著・翻訳)など。
    *出演回:第5話「トランスポーターな生き方」

    (ホスト)
    松村 圭一郎さん
    岡山大学文学部准教授。エチオピアや中東をフィールドに市場と国家の関係などについて研究。『うしろめたさの人類学』で毎日出版文化賞特別賞。『これからの大学』『はみだしの人類学』『文化人類学の思考法』など。

    【司会進行】
    山下正太郎(コクヨ ワークスタイル研究所)+若林恵(黒鳥社)

    企画・制作:コクヨ ワークスタイル研究所+黒鳥社
    制作協力:宮野川真(ソングエクス・ジャズ)
    音楽:森永泰弘
    録音機材提供 : ティアック(株)

    • 1 時間38分

カスタマーレビュー

4.7/5
82件の評価

82件の評価

くちゃくちゃちゃん

最高

これのおかげで車の運転が楽しいです。難点は面白すぎて目的地についても車から降りられないことです。ありがとうございます。大好きです。これからも楽しみにしてます。

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