
11本のエピソード

マルモラジオ(Multimorbidity Radio) 大浦誠
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- 健康/フィットネス
マルモラジオは,病院家庭医のマルモ寿司と大学で化学を教えるキミー博士が様々なゲストをお招きして,複数の疾患が併存した多疾患併存:マルチモビディティ(略してマルモ)の視点で多様な医療・介護・福祉の専門職とお話することで,専門家の視点の違いを理解し新たな関係性を構築することを目指すポッドキャスト番組となっております。
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#10 キミー博士とChatGPT・AIによるシンギュラリティについて語りながらマルモカンファをアートで捉え直す回。
教育専門家であるキミー博士とのフリートークです。近況報告で最先端の小学校教育の紹介(0:33),最近のマルモカンファ振り返り。場所の多様性(在宅),現場知 vs 現場知,建築・手すり(道具)の具体,医療 vs 非医療,地理・空間軸の拡張→ 特定の専門知から実践知への拡張,<専門家→クライアント>アプローチの異同,切り取る生活・現象・ライフの制限(9:10),キミー博士による踏み込んだ考察,患者の声,現象として捉えること(22:00),マルモカンファを問題解決の糸口にするという考え方のステージング,シングルループ,ダブルループ,トリプルループ,解釈をしなくてはならないという強迫観念の支配下にあるアプローチ(30:00),AIの学習は過学習ではなかった(37:00),人間にしか感情がわからないと言っているが,人間こそ分かっていないのではないか,職業人の「技術的熟達性」モデル(39:10),AIにはカウンセリングができるのか(46:18),我々は何を学び続ければ良いんだろう,AIと協働すること(51;00),social emotional learning(56:20),一次データは人間が作るもの,どう作るかが大事(1:03:55),マルモカンファは感情教育である(1:07:35),EBMも医師の思考の癖が残っている(1:09:03),新しい医師の形になっている,それを目指そうとしなくてもよい(1:11:15),組織学習を通じて医療構造が再構成される(1:16:00),MITの「創造性のクレブス回路」 Science-Technology-Art-Designをマルモカンファも導入している(1:20:00),まとめ(1:23:00)
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#9キミー博士とマルモカンファレンスの過去・現在・未来について語る回
教育専門家であるキミー博士とのフリートークです。無茶振り近況報告(0:33),前回の振り返り(6:41),キミーさんから見たマルモカンファ(8:09),単一職種向けのマルモカンファについて(10:45),ファシリテーターは孤独なものである(13:10),多様性とイノベーションの関係について(19:03),プレゼンターの先生の意思にフォーカスを当てるということ(23:00),会議ファシリテーションとワークショップファシリテーション(28:44),マルモカンファは目標を決めておいたほうが良いのか(38:00),ファシリテーションのスタイルには放牧型,破壊型など(41:41),マルモカンファの司会を変えるということが卒業の証(41:50),一緒にカンファレンスしている時点で周辺的正当参加している(54:20),マルモカンファの文字起こしにも意味がある(59:00),まとめ(1:02:50)
雑談から結構面白い話になっております。是非とも「ながら聴き」でお楽しみください。 -
#8マルモカンファのダブル司会,マツケンさん参上!
教育専門家であるキミー博士と多職種連携教育の専門家のまいぴーさん,グラフィックレコーダー兼臨床検査技師のあっきーさんのフリートークです。無茶振り近況報告(1:00),マツケンさんの紹介(6:03),マツケンさんから見たマルモカンファ(12:20),臨床推論の勉強会は視野が狭い?(15:00),マルモカンファにも多職種の壁があった(18:50),分野の越境はものの見方が違う事に気づくことから始まる(19:50),分野を越境するときには異端から始まる孤独なものである(22:00),あっきーさんの孤独からの変化に関する気付き(23:00),多職種間のイデオロギーの違和感から境界ができることで越境ができる(25:00),多職種連携における職種としてのアイデンティティと個人としてのアイデンティティ(26:45),マルモカンファでは職種としての立場を意識しすぎている(32:00),教科書どおりでは行かない世界を見せること(33:00),マルモカンファはメンバーの興味を安全に見せ合うことで多声性を生み出す秘伝のタレである(34:45),診療看護師の立場の悩ましさは総合診療の現状と同じかもしれない(41:00),キミー博士も越境の壁を感じている,何を言ったかよりもどの分野の人が言ったのか(45:00),マツケンさんがマルモカンファで印象に残っている言葉(54:00),まいぴーさんがIPEをやろうと思ったわけ,現在の関わり方について(55:00),同じ職種でも越境に対する考え方は違う。看護師でなければならないこと,枠組み外し,変革が大事。(58:00),あっきーさんからの素朴な疑問,医者のアイデンティティは?(1:03:00),医者はもっとアイデンティティクライシスになればいい(1:09:55),ワークショップクラッシャーの概念,キミーさんの反省,マルモ寿司の反省,ちゃぶ台返しについて思うこと(1:11:28),患者の姿が見えなかった事に対して思うこと(1:16:00),最初からカンファレンスの流れが決まっていたのか?(良いことなのか・迷走)(1:17:40),いろんな見方をじっくり回すことで患者のことが立体的に立ち上がる,二重刺激を生むためにじっくり対話することが大事(1:19:00),患者の姿を絶対に立ち上がらせる必要があるのか,カンファレンスの参加者の満足度は(1:22:00),カンファレンスの時間について(1:27:30),うまく言った授業はうまく行っていない,補助線の引き方が大事(1:30:00),カウンセラーだけが問題解決するわけではない(1:35:00),マツケンさんのまとめ(1:400:00)
雑談から結構面白い話になっております。是非とも「ながら聴き」でお楽しみください。 -
#7(番外編)キミー博士のラボに遊びに行っただけなのに,思いつきで録音してしまった回
キミー博士のラボに遊びに行って雑談していたら,「撮れ高がある!」とお互いに思ったのか,急遽Podcastを撮ることになりました。
(1:12) 授業の感想,(7:11) Anti - discipline,専門家がアンラーニングする意義,(14:00)訳本の難しさ,誤配ではなく土着化の重要性,(32:00)臨床倫理コンサルテーションと行動変容モデルについて,(37:00)オートエスノグラフィーの適応,(41:20) 気づきを得ること,プロセスを楽しむこと,(47:10)キミー博士がマルモカンファで何に気づいたか,(51:00)弱い紐帯の強み,(54:00) 音声として残すということ,(1:02:00)文献がかぶらない,だからいい。 -
#6マルモ関連コラボの紹介をしていたら,多職種のアイデンティティと編み物クラブの話になった回
教育専門家であるキミー博士と多職種連携教育の専門家のまいぴーさん,グラフィックレコーダー兼臨床検査技師のあっきーさんのフリートークです。無茶振り近況報告(1:00),企画発表(4:26),あっきーさんとのコラボ紹介・オヤブンさんとグラレコ・大学で授業する件・地元での薬薬連携(6:36),まいぴーさんとのコラボ紹介・鍼灸師と看護師って似ている?(31:00),キミーさんによる多職種間の領域のバッティング・職種の個性についての考察(38:30),あっき~さんから見た臨床検査技師とPOCUS(40:15),職種統合は上司を巻き込むのが大変・サードプレイス大事・編み物部の例(57:14),大学でのFDランチョンの取り組みの紹介(1:04:34)
雑談から結構面白い話になっております。是非とも「ながら聴き」でお楽しみください。 -
#5マルモカンファレンスをエンゲストロームの拡張的学習の視点で振り返ってみる回(注:100分以上喋っています)
教育専門家であるキミー博士と多職種連携教育の専門家のまいぴーさん,グラフィックレコーダー兼臨床検査技師のあっきーさんのフリートークです。前回のまとめ(0:51),今回のトークの行方を占う(1:37),エンゲストロームについて(8:10),これまでの学び方との違い(13:56),学習者の対象は個人なのか組織の中の自分なのか(17:11),マルモカンファとあいまいぴーの共通点(30:01),ヴィゴツキーとエンゲストロームの違い(44:27),マルモカンファとあいまいぴーのコラボで何が変わったのか(53:01),シングルグループにこだわるわけ(61:44),マルモカンファのダブル司会の芸風について(69:20),長い長いまとめ(80:15)
今回は最長の100分以上のトークです。是非とも「ながら聴き」でお楽しみください。