ライフパワーエネルギー河合純也の言‪魂‬ ライフパワーエネルギー河合純也の言魂

成功哲学や自己啓発の本やセミナーで自分が変われなかった人へ

私は自他共に認めるポジティブ・バカだった。娘からもそう言われ、何でもかんでもポジティブに捉えて問題解決しようとして生きてきた。ちょっと見ではエネルギッシュで人に貢献しているように見えるが、相手の気持ちを汲み取るなどというのは二の次で、自分の正論を押し付けることで人間関係に問題を起こすタイプだった。だから周囲の変化に気づけず、一人で突っ走ってしまう。自分のやっていることが間違っていることに気づかずに生きていた。今年、河合純也という人を知った。彼の話す言葉は、詰まらない。引っかからない。その実、人間的でもある。泥臭いが、シンプル。耳に痛いが本質であり本物。声質が癒されるが、顔の表情は芸術的。哲学者ニーチェをもっとシンプルにわかりやすくした言葉。何にも囚われがない。何度となくかかる制限をその都度、何度でも外す。拘りも捨てる。思い込みが瞬時に変容する。そういう言葉を聞いていると、今まで自分が「強さ」だと思ってしていたことは「怖れ」を誤魔化すための自己顕示であり、自分を守るために何重にも仮面をかぶり武装して戦おうとして生きていたことに気づかされる。何かに勝とうとするエネルギーで生きていた。そうやって生きているうちに、本当の自分は何なのか？　どんどんわからなくなっていく。すべての現実は自分の内側の意識が投影されたものだ。今、目の前にある現実もすべて自分の意識が創り出したものだ。人間関係も、仕事の成果も、お金もすべてそうだ。河合純也の言葉が教えてくれたことで救われたこと。それはマインドや思考をいくら変えても人生は変わらない。行動し出来事の意味付けをポジティブにしただけでも人生は変わらない。意識を変え、「感じ方」が変わって初めて、出来事や、人の行為の意味、ありがたさに「喜び」や「感謝」や「愛」を受容できたときに変わるのだ。河合純也の世界は、真の意味で「自由自在」である。しかし、変えるときには「決める」。「決めたら決まる」、そんなマジックのような、奇跡が起こる世界なのだ。想像を超えていく、とはそういう生き方ができることなんだ。だから、こんな素晴らしい世界があることを知らない人には知ってもらいたくて、このレビューを書かせてもらった。これから番組で出てくる彼の言葉が楽しみだ。