43 min

#21. 山本 未生さん(World in Tohoku代表理事‪)‬ あの人の英語の、ホントのところ

    • Language Learning

World in Tohoku代表理事の山本 未生さんに、幼少期から揺らぐことのない「外国の人とコミュニケーションしたい」という想い、自ら学ぶ場所を探し、自らの学びを実践してきた経験、大勢の中で言いたいことを言うためのコツなどについてうかがいました。 山本 未生 Mio Yamamoto 一般社団法人WIT共同設立者&代表理事。国境やセクター、世代などの境を越えて、一人ひとりが社会を良くする一歩を踏み出しあえるエコシステム、Change-making Communitiesを人生のビジョンとして活動しています。 大学時代、マレーシアの非営利団体での経験を通じて、戦略・ネットワーク・資金の不足が、非営利団体のミッション達成を妨げていることを実感。大学後は住友化学株式会社で営業・マーケティングに携わりつつ、SVP東京にて社会起業家を資金・経営面で支援。2011年、東日本大震災を機にWIA(現WIT)を設立。日米のビジネスエグゼクティブ、NPO/社会企業、若手ビジネスリーダーが、事業提携・メンタリング・ボードマッチング等共創を行う事業を展開している。 英語日本語双方での講演多数。2005年東京大学教養学部総合社会科学科国際関係論課程卒業。2013年MITスローン・スクール・オブ・マネジメントでMBAを取得。ボストン在住。 World in Tohoku WIT Facebook Emi 自己紹介からお願いできますか? Mio はじめまして、山本未生です。日本で生まれて育って、2009年からアメリカ在住。今はマサチューセッツ州ボストンに住んでいます。仕事は、一般社団法人 WIT という非営利組織の代表をしています。日本の法人なので、日本とアメリカの遠隔で行き来したりもしながら、社会起業団体や NPO と日米のビジネスパーソンをつなぎ、それによってソーシャルイノベーションを加速させるという仕事です。 Emi 社会起業団体、人と人、日本とアメリカをつなぐ。仕事では日本語と英語のどちらも使っている? Mio そうですね。メンバーには日本人の他、主にアメリカ人ですが英語を話す人がいますし、理事にもアメリカ人がいます。また、私たちは外に伝える内容を日英の両言語で発信しようとしているので、常にバイリンガルという感じです。 Emi 日本で英語を使ったり、アメリカで日本語を使ったり。未生さんの今の生活全体で、日本語と英語の割合は? Mio アメリカにいると日中は英語ですが、夜と朝には日本とのミーティングが入るので日本語が多くなります。あと、旦那さんが日本人なので、彼との会話は日本語です。 Emi おもしろいですね。アメリカが昼間のうちは英語、日本が昼間になると日本語(笑)。 Mio (笑)そうですね。英語を使うのは、1日のうち1/3ぐらいかな。   英語の歌が、子守唄でした   Emi 英語と最初に出会ったのは、いつどこで? Mio たぶん幼稚園に上がる前、毎晩寝る前に聴いていたカセットテープです。当時はまだカセットテープの時代で、そこにお母さんが入れてくれていたのが英語の歌だったんです。マザーグースやクリスマスソングなど、英語の童謡。意味はわからないけど、子どもだから歌うようになるじゃないですか。それがたぶんいちばん最初だったと思う。 Emi 日本語で生活しながら、寝る前には英語の歌を子守唄がわりに聴いていた。お母様が英語教育のために用意して聴かせていた? Mio 私は長女なので、お母さんが買ってきた

World in Tohoku代表理事の山本 未生さんに、幼少期から揺らぐことのない「外国の人とコミュニケーションしたい」という想い、自ら学ぶ場所を探し、自らの学びを実践してきた経験、大勢の中で言いたいことを言うためのコツなどについてうかがいました。 山本 未生 Mio Yamamoto 一般社団法人WIT共同設立者&代表理事。国境やセクター、世代などの境を越えて、一人ひとりが社会を良くする一歩を踏み出しあえるエコシステム、Change-making Communitiesを人生のビジョンとして活動しています。 大学時代、マレーシアの非営利団体での経験を通じて、戦略・ネットワーク・資金の不足が、非営利団体のミッション達成を妨げていることを実感。大学後は住友化学株式会社で営業・マーケティングに携わりつつ、SVP東京にて社会起業家を資金・経営面で支援。2011年、東日本大震災を機にWIA(現WIT)を設立。日米のビジネスエグゼクティブ、NPO/社会企業、若手ビジネスリーダーが、事業提携・メンタリング・ボードマッチング等共創を行う事業を展開している。 英語日本語双方での講演多数。2005年東京大学教養学部総合社会科学科国際関係論課程卒業。2013年MITスローン・スクール・オブ・マネジメントでMBAを取得。ボストン在住。 World in Tohoku WIT Facebook Emi 自己紹介からお願いできますか? Mio はじめまして、山本未生です。日本で生まれて育って、2009年からアメリカ在住。今はマサチューセッツ州ボストンに住んでいます。仕事は、一般社団法人 WIT という非営利組織の代表をしています。日本の法人なので、日本とアメリカの遠隔で行き来したりもしながら、社会起業団体や NPO と日米のビジネスパーソンをつなぎ、それによってソーシャルイノベーションを加速させるという仕事です。 Emi 社会起業団体、人と人、日本とアメリカをつなぐ。仕事では日本語と英語のどちらも使っている? Mio そうですね。メンバーには日本人の他、主にアメリカ人ですが英語を話す人がいますし、理事にもアメリカ人がいます。また、私たちは外に伝える内容を日英の両言語で発信しようとしているので、常にバイリンガルという感じです。 Emi 日本で英語を使ったり、アメリカで日本語を使ったり。未生さんの今の生活全体で、日本語と英語の割合は? Mio アメリカにいると日中は英語ですが、夜と朝には日本とのミーティングが入るので日本語が多くなります。あと、旦那さんが日本人なので、彼との会話は日本語です。 Emi おもしろいですね。アメリカが昼間のうちは英語、日本が昼間になると日本語(笑)。 Mio (笑)そうですね。英語を使うのは、1日のうち1/3ぐらいかな。   英語の歌が、子守唄でした   Emi 英語と最初に出会ったのは、いつどこで? Mio たぶん幼稚園に上がる前、毎晩寝る前に聴いていたカセットテープです。当時はまだカセットテープの時代で、そこにお母さんが入れてくれていたのが英語の歌だったんです。マザーグースやクリスマスソングなど、英語の童謡。意味はわからないけど、子どもだから歌うようになるじゃないですか。それがたぶんいちばん最初だったと思う。 Emi 日本語で生活しながら、寝る前には英語の歌を子守唄がわりに聴いていた。お母様が英語教育のために用意して聴かせていた? Mio 私は長女なので、お母さんが買ってきた

43 min