3メガバンクの最終利益過去最高　金利上昇で利ざや拡大

「3メガバンクの最終利益過去最高　金利上昇で利ざや拡大」　大手銀行グループ3社の上半期の最終利益はいずれも過去最高を更新しました。3メガバンクが発表した2025年4月から9月期の中間決算によりますと、最終利益は三菱UFJフィナンシャル・グループが1兆2929億円となり、上半期として過去最高となりました。三井住友フィナンシャルグループは9335億円、みずほフィナンシャルグループも6899億円となり、それぞれ過去最高を更新しています。金利上昇で利ざやが拡大し、利益を押し上げました。さらに、2025年度の業績見通しについては、企業への融資が好調なことに加えてトランプ関税をめぐる先行きの不透明感が後退したとして3行とも上方修正し、いずれも最終利益が1兆円を超える見込みです。