
23本のエピソード

Philosophy Gives Directions みみめめ
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- 社会/文化
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4.9 • 17件の評価
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京都市在住の哲学者が、身近なことから雑談的に哲学するポッドキャスト。
著書『スマホ時代の哲学』, 『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』, 『〈京大発〉専門分野の越え方』, 『鶴見俊輔の言葉と倫理』, 『信仰と想像力の哲学』など多数。
Twitter: mircea_morning
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#23 なぜ「哲学者など」と自己紹介するのか、あるいはみうらじゅんの話
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
#23は、みうらじゅんや星野源を意識しながら「哲学者など」と名乗っているよという話。先日、デザイナーの渡邊康太郎さんに言われた、「〈哲学など者〉と〈哲学者など〉の違い」についても少し語っています。
いや、みうらじゅんへの愛着について語っただけかもしれない。
本文中で言及したのは、takram radio出演回、杉谷和哉さん・朱喜哲さんとの共著『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる:答えを急がずに立ち止まる力』(さくら舎)、ポッドキャスト「超相対性理論」の谷川出演回、シェリル・ミサック『真理・政治・道徳:プラグマティズムと熟議』(名古屋大学出版会)、プレジデントオンラインの記事などです。 -
#22 明るくないインターネットの話(説明をよく読んで)
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
#22は、先日のTwitterトレンドについて、そしてSNSの嫌なところについて、かなりダラダラと話しています。繊細な話題について話すので、心が安定していない人は聞かない方がいいのかもしれません。ある一般の人の生死にかかわるイメージがネット上で拡散したことについてです。事件の具体的な話はしていませんし、リスナーには検索すらしないでほしいと思います。
どんな媒体であっても、どんな風にぼかしても、それについて語ることさえするべきではないとも思ったのですが、迷いながら言葉を選んでいます。そんな取り乱しがちな回です。
いつもの調子を取り戻すように、プレジデントオンラインの記事、『〈京大発〉専門分野の越え方』(ナカニシヤ出版)、C・ミサック『真理・政治・道徳』(名古屋大学出版会)などについても告知しています。
しとしと降る雨にふれたときのように読んだと話したのは、蓮實重彦さんの『齟齬の誘惑』です。久々に「この本があってよかった」と思える本でした。 -
#21 最近私が直面した「失敗」のこと
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
#21は、最近あったラジオ収録での失敗について。器用だとみられがちな私も失敗するし、へこむし、実は内向型的なところがあるんだよ、という雑談。スーザン・ケインの『Quiet: The Power of Introverts in a World That Can't Stop Talking』、そして、私の新刊『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる:答えを急がずに立ち止まる力』(さくら舎)について。
ちょっとでも気になった方が買ってくださると、次の書籍にちょっとつながります。『ネガ生き』を一部抜粋したプレジデントオンラインの記事はこちら。 -
#20 繰り返す日常の中で、選び決断すること:新海誠「すずめの戸締まり」、S. ピンスカー『いずれはすべて海の中に』
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
#20は、新海誠「すずめの戸締まり」(2022)、サラ・ピンスカー『いずれはすべて海の中に』(竹書房)の話。「すずめの戸締まり」の話では、繰り返しや挨拶を通して描く日常の意味について、サラ・ピンスカーの話では、何かを選び決断するということについて話しました。 -
#19 やっとポッドキャストで『スマホ時代の哲学』の話をしたよ(あと新刊などの話も)
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
久々の更新である#19は、その間にやった仕事、間もなく公開される仕事の紹介。出版されて随分経つけど、やっと『スマホ時代の哲学』(Discover21)の話をしました。あと、これから出版・公開されるものたちのことも。『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』(さくら舎)、公開予定の対談記事、執筆記事のこと。
次回こそは、もうちょっとどうでもいい感じのテーマで話します。がんばらない、ローテンションをモットーに続けていきたいところです。 -
#18 買った本や頂いた本の紹介:サラ・ピンスカー『新しい時代への歌』, グリーン『スマート・イナフ・シティ』, 森永真弓『欲望で捉えるデジタルマーケティング史』など
京都市在住の哲学者が、身近なことから哲学するポッドキャスト、Philosophy Gives Directions。
#18は、頂いた本、買った本、読んだ本の紹介。買った本は、サラ・ピンスカーの『いずれはすべて海の中に』と『新しい時代への歌』(いずれも竹書房文庫)。フィリップ・K・ディック賞・ヒューゴー賞の受賞で知られる作家で、どちらも表紙がかっこいい。「こんなタイミングだからこそ、本を読もう」という話をしたのは、この回のポッドキャストです。
頂いた本は、クリストフ・メンケ『力:美的人間の根本概念』, ベン・グリーン『スマート・イナフ・シティ:テクノロジーは都市の未来を取り戻すために(いずれも人文書院)、そして、丸山俊一『働く悩みは「経済学」で答えが見つかる』(SB新書)。最近読んだ本として紹介したのは、森永真弓『欲望で捉えるデジタルマーケティング史』(太田出版)。
紹介の中で言及したのは、『テクノロジー・バブル:なぜ熱狂が生まれるのか』と、『僕たちのインターネット史』(さやわか、ばるぼら)です。
カスタマーレビュー
ありがとう、声。
哲学やその周辺のことを知りたいと思い聞きはじめましたが、話の中身の良さはさることながら、言葉の選び方と話し方、そして何より優しい声が好きすぎます。