
29 episodes

BUSINESS WARS / ビジネスウォーズ ニッポン放送 Podcast Station
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昨年10月にポッドキャスト配信を開始し、以来数多くの反響を呼んだドキュメンタリードラマ「ビジネスウォーズ 任天堂対ソニー」、第2弾「ナイキ対アディダス」、第3弾「TikTok対インスタグラム」に続き、シリーズ第4弾「ビジネスウォーズ コロナワクチン開発戦争」を7月1日から順次配信。
通常10年かかるとされるワクチン開発がなぜ1年足らずで完成できたのか、開発の舞台裏を6話通じて描く。番組案内役は前3作に引き続き、人気落語家・春風亭一之輔が務める。
ビジネスウォーズ番組ホームページはこちら
http://www.1242.com/project/bw/
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マクドナルド対バーガーキング 第6話「熱狂」
2001年春。マクドナルドの成長は停滞しており、40年ぶりの赤字を計上することになりました。
マクドナルドはその店舗数の多さにより、あらゆる方面から標的にされていました。
スターバックスやサブウェイなどの競合他社が、その顧客を狙っています。
その上、マクドナルドは高まる健康志向や反グローバリゼーションの活動家にとって、
最大の敵とみなされ始めていました。
その影響は無視できない程になっていました。
半世紀近くの間、マクドナルドはこのような競争や嗜好の変化をはねのけてきました。
しかし、ついにハンバーガーの巨人でさえ変わらなければいけない時を迎えていました。
最終話「熱狂」
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マクドナルド対バーガーキング 第5話「戦争」
1990年1月31日、午前6時30分。
モスクワのマクドナルド第1号店がついにプーシキン広場で開店する。
責任者のジョージ・コーホンは緊張している。
世界中のメディアが、アメリカを象徴する飲食店が共産主義の首都に登場する瞬間を目撃しようとしている。コーホンは客が来てくれるかを心配していたが、それは杞憂に終わった。プーシキン広場には何百人、何千人と見渡す限りの人々すべてが、早朝からマクドナルドのオープンを静かに待っていたのである。
この日、モスクワのマクドナルドは閉店する深夜0時までに、3万人以上の客にサービスを提供した。3万もの人々がビッグマックを買うために何時間も並び、ハンバーガーの包装紙までも記念に持って帰っていた。
モスクワへの進出はマクドナルドの世界的なブランドとしての地位をさらに確実なものにした。それに比べて、バーガーキングの国際的な存在感は無きに等しい。バーガーキングは、今すぐにでも体制を立て直さなければならない。
第5話「戦争」
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マクドナルド対バーガーキング 第4話「Have It Your Way」
1971年7月18日、日曜日。
藤田田は、アメリカ本国マクドナルドの重役を連れ、東京の街中を歩いている。
藤田こそマクドナルドを日本に持ってきた男だ。
多くの日本人はまだハンバーガーに馴染みがない。
だが、藤田はそんな日本を変えることができると信じている。
彼はそのために、突拍子もない宣伝文句でメディアの話題を集めていた。
例えば、日本人が1000年間、米や魚の代わりにマクドナルドを食べ続ければ、背が高く、色白で、金髪になれるなどと謳った。
だが、話題作りの段階は終わっていた。
日本初のマクドナルドのオープンまで、あと2日に迫っていた。
海外進出するマクドナルドに対し、ライバルであるバーガーキングのアメリカ国内の売上は伸び悩んでいた。消費者に新しいメッセージを伝える必要があった。主力商品ワッパーの大きさだけを訴求する従来の広告戦略を見直し、客がワッパーを自分好みにアレンジできるサービスをアピールする「Have It Your Way(あなた好みに)」キャンペーンをスタートさせた。
売り上げは50%増加。
客は「あなた好みに」のCMソングを歌いながらバーガーキングに押し寄せた。
キャンペーンは大成功したかに見えた。
第4話「Have It Your Way」
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マクドナルド対バーガーキング 第3話「拡大」
マクドナルドCEOに昇りつめたソナボーンは1年かけてマクドナルドの株式市場への参加を準備してきた。ライバルのバーガーシェフとバーガーキングの先を行くためには、会社に資金を調達するIPOは必要不可欠だった。
だが、ウォール街はマクドナルドを嫌っていた。金融界のエリートたちはマクドナルドを二束三文のハンバーガー屋としか見ていなかった。
投資銀行にマクドナルドのIPOを引き受けてもらうだけでも一苦労だった。
もし、マクドナルドが史上初のファストフードチェーンとして株式市場に上場すれば、その他のライバル企業へのウォール街からの視線が変わる。
果たしてファストフード界に革命をもたらした先駆者の株は飛ぶように売れるのか、それとも地に落ちるのか。
第3話「拡大」
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マクドナルド対バーガーキング 第2話「点火」
1948年、マクドナルド兄弟はセルフサービス、ライン生産、
そして低価格でファストフードの新時代を切り開きました。
これに触発された多くの人々は兄弟の合理的な手法に追随します。
その中には、フロリダ、ジャクソンビルの
「インスタ・バーガー・キング」(後のバーガーキング)の創業者や、
マクドナルドのフランチャイズを全国に販売する権利を手に入れた、
シカゴの野心的なビジネスマン、レイ・クロックがいました。
しかし、クロックは加盟店を集めるのに苦労しています。
ゴルフ仲間にマクドナルドを売り込もうとしましたが、
彼らは15セントのハンバーガーに将来性を感じていませんでした。
必死になっているクロックと彼の仲間たちは、
手当たり次第にフランチャイズオーナーを探し回っていました。
第2話「点火」
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マクドナルド対バーガーキング 第1話「革命」
今日、どこへ行ってもファストフード店を見つけることが出来ます。
これらの店は、世界中で毎年5000億ドルを売り上げ、
日々何億人もの人々の空腹を満たしています。
熾烈な業界ですが、その中でも最も激しい戦いを繰り広げているのが、
世界を代表する巨大ハンバーガーチェーン、
マクドナルドとバーガーキングです。
この全6話のシリーズでは、
ファストフードの世界を生み出したハンバーガー戦争に迫ります。
大金が動き、ビジネス革新が起き、
同時に人々のウェストは大きくなって行くのでした。
この物語はアメリカ東海岸、ニューハンプシャー州出身の2人の兄弟が、
富を求め西に向かい、偶然にも食の大革命を起こすところから始まります。
第1話「革命」
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