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フジテレビ系FNN28局の最新ニュースを1日約50件お届けします。

  1. 54 MIN AGO

    【解説】後発地震注意情報「通常の生活」しながら避難グッズなど備えを 防寒対策も必要、1週間程度は防災対応

    「【解説】後発地震注意情報「通常の生活」しながら避難グッズなど備えを 防寒対策も必要、1週間程度は防災対応」 青森・八戸市で8日夜に発生した震度6強の地震。今回の地震では初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」が発表され、対象地域の住民に警戒が呼びかけられています。どのような備えをすればいいのか、地震学が専門の東京科学大学の中島淳一教授と見ていきます。「北海道・三陸沖後発地震注意情報」の対象地域は、北海道から千葉県まで182の市町村です。すぐに避難してくださいということではなく、1週間程度、防災の対応をしっかりとってくださいと呼びかけるものです。そして今後1週間で大規模な地震が発生する可能性は、平常時は約0.1%ですが10倍の1%まで高まっているということです。ただこの情報は、地震を予知するものではなく防災を呼びかけるものということです。青井実キャスター:今後1週間程度、備えが必要だということですが、警戒はどれくらいまで必要でしょうか?東京科学大学・中島淳一教授:まず1週間というのが1つの区切りになると思いますが、これに科学的根拠があるわけではありません。過去の例を見ますと、数日以内の場合もあったり、数カ月ということもあるので、1カ月ぐらいは注意していただくのが良いと思います。実際にどんな備えが必要なのかということですが、具体的に見ていきます。気象庁などは、通常の生活をしながら「避難グッズ」を日中は常時携帯することや、就寝時は枕元に置いていてほしいといったことを呼び掛けています。避難グッズの中にマイナンバーカードや通帳、お薬手帳などを入れてほしいとしています。そして、枕元に靴や避難グッズを置いたり、避難できる態勢で就寝をしてほしいとしています。さらに子供や高齢者は同じ部屋で寝てほしいなどと呼びかけをしています。そして八戸市の10日朝の最低気温は氷点下1度の予想になっていて、寒さ対策も重要です。避難用持ち出し袋に入れておきたいものとして、毛布、アルミ保温シート、帽子・手袋、カイロ、厚手の衣類やレインコートなどをぜひ備えていただきたいということです。

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    後を絶たない「ポイ捨て」で罰則付き新条例案…違反の場合“2000円徴収”され飲食店などには“ゴミ箱設置義務”も あす採決へ

    「後を絶たない「ポイ捨て」で罰則付き新条例案…違反の場合“2000円徴収”され飲食店などには“ゴミ箱設置義務”も あす採決へ」 平日にもかかわらず人であふれる東京・渋谷ですが、街を歩くと目につくのが路上のごみです。なかなか解決しないごみのポイ捨てですが、ついに罰則付きのルールができようとしているんです。8日午後11時ごろ、渋谷の街には多くの人が行き交っていました。地下へと続く階段の脇には空き缶やペットボトルが放置され、道路にはたばこの吸い殻などが捨てられていました。こうしたポイ捨てについて、渋谷で働く人は「朝ひどいですよ。(仕事が)終わって帰るのが朝ですけど、もうゴミだらけ」と話します。一方で、街中のごみ箱がないことから、ポイ捨てをした経験があるという人もいました。20代男性:こういう所にポンポン(捨てたことがある)。あと(原宿)キャットストリートの途中に置いちゃいます。今はゴミ箱なくなっちゃったので、駅とかに捨てるところがないからですかね。一夜明けた9日朝、業者やボランティアが清掃を行っていました。周辺に落ちているごみを拾っていたビルの清掃員は「(清掃開始は)朝5時半くらいです。ゴミを捨てる場所がとにかくないので、それがポイ捨ての理由の一環なのかなと思う」と話します。別のボランティア団体も清掃活動をしているものの、なかなかなくならないポイ捨て。そこで行政も動き出しています。渋谷区議会では、ポイ捨てされたごみを減らすため、コンビニやテイクアウトが可能な飲食店などの事業者にごみ箱の設置を義務化する新たな条例が提出され、10日に採決される見通しなんです。渋谷区の長谷部区長は、11月に行われた区議会の本会議で「コロナ禍後に来外者が増加し、とりわけ訪日外国人が急増していく中、ポイ捨てゴミも急増しており、これまでの美化啓発活動だけでは美しく健全な環境を維持できなくなってきたのが現状です。このため、ポイ捨てゴミ対策を抜本的に見直すこととし、きれいなまち渋谷をみんなで作る条例の改正を行う事としました」と述べました。

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    鈴木農水相「お米だけにこだわっていない」 重点支援地方交付金の「おこめ券」への活用などめぐり論戦 補正予算案審議

    「鈴木農水相「お米だけにこだわっていない」 重点支援地方交付金の「おこめ券」への活用などめぐり論戦 補正予算案審議」 国会では補正予算案の本格的な審議が始まり、午後からは野党が自治体向けの重点支援地方交付金の「おこめ券」への活用などめぐり、高市内閣を追及しました。立憲民主党・山岡衆院議員:重点交付金のみに任せるやり方をすると、届くのも遅くなる、そうした問題もあるんじゃないでしょうか。高市首相:自治体によってはクーポンかもしれない、電子マネー、ポイントかもしれない。そしてまた、農水大臣が大好きな「おこめ券」かもしれない。鈴木農水相:私が何か、お米だけにこだわっているということではまったくない。各自治体において、できるだけ負担が少なく、速やかな実施が図れる方法を選択する。立憲民主党の山岡衆院議員は、重点支援地方交付金について、「あたかも『おこめ券』しか用途が認められないような伝え方をしている」と指摘し、鈴木農水相は「丁寧に、おこめ券が何なのか説明した次第だ」と述べました。また山岡氏は、高市首相に立憲が掲げる食料品の消費税率ゼロの導入をあらためて提案しました。一方、高市首相は、消費税が社会保障の財源であることに触れて、「すぐさま食料品の消費税率ゼロは約束できるものではない」と重ねて慎重な考え方を示しました。

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    青森・震度6強地震で35人けが 教育、交通、物流などへの影響 水道管破裂で断水している地域も

    「青森・震度6強地震で35人けが 教育、交通、物流などへの影響 水道管破裂で断水している地域も」 青森・八戸市で最大震度6強を観測した地震では、これまでに35人がけがをするなど各地で被害が広がっています。8日午後11時15分ごろ、八戸市で最大震度6強を観測する地震がありました。この地震で、八戸市内ではビルの外壁がはがれて地面に散乱するなどしました。青森市では地震の影響とみられる火事があり、男性1人が病院に運ばれたほか、FNNのまとめでは、これまでに北海道で10人、青森県で22人、岩手県で3人と、あわせて35人の負傷者が確認されています。このほか、青森県内の公立学校(小~高)では139校が休校になっているほか、七戸町では水道管が破裂し342世帯で断水が発生し、800人近くに影響が出ています。交通にも影響が出ていて、東北新幹線では盛岡から新青森間の上下線で運転を見合わせていて、JR東日本は間もなく運転を再開する見込みで(午後3時半時点)、最終確認中だとしています。また、青森と函館を結ぶ青函フェリーは午前2時から全ての便を欠航していましたが、午前9時ごろ不定期のダイヤで運転再開したということです。一方、ヤマト運輸は北海道から東北・関東など行きの荷物と、全国から北海道行きの荷物を中心に配達に遅れが発生するとしているほか、佐川急便も、北海道発着の荷物の一部に遅れが生じる可能性があるとしています。また日本郵便でも、郵便物やゆうパックなどの配達の一部に遅れが発生しているということです。

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    【解説】初めて聞く「後発地震注意情報」とは?巨大地震の確率0.1%→1%に上昇「2011年の大震災と同じメカニズム」

    「【解説】初めて聞く「後発地震注意情報」とは?巨大地震の確率0.1%→1%に上昇「2011年の大震災と同じメカニズム」」 8日夜、最大震度6強を観測した地震では、初めて「後発地震注意情報」が発表されました。地震学が専門の東京科学大学の中島淳一教授に話を聞いていきます。まず地震を振り返っていきます。地震が起こったのは8日午後11時15分ごろ。青森県東方沖が震源となり、最大震度6強を観測しました。太平洋沿岸では、今は解除されていますが一時津波警報が発表され、岩手・久慈港で最も高い70cmの津波を観測しました。そしてこの地震のモーメントマグニチュードは7.4と推定されるということです。そして、この地震では初めて「北海道・三陸沖後発地震注意情報」というものが発表されました。これは、マグニチュード7以上の地震が起こった場合、このあとに続けて起こる地震(後発地震)に注意を促すものです。「南海トラフ臨時情報」と少し似ているところもあります。そして、この注意情報が発表されている時、大規模な地震が発生する可能性が、平常時の0.1%から10倍の1%にまで高まるということです。青井実キャスター:「後発地震注意情報」を聞いたことがないという人もいると思いますのでいろいろ聞きたいのですが、まず今回の地震でなぜこれが出されたのでしょう?東京科学大学・中島淳一教授:この地域は過去にマグニチュード9クラスの巨大地震が起こったことが分かっています。ただ、今回の地震の震源域付近では、少なくとも400年程度は間が空いていると、前回の地震から。こういった規模の大きな地震が起きると、さらに大きな地震を誘発する可能性があるということで今回のような注意情報が出されました。青井実キャスター:プレートはどのように関係がありますか?東京科学大学・中島淳一教授:今回の地震は、沈み込む太平洋プレートと陸のプレートの境界で起こった地震です。今回はどちらかというと深い側で起こった地震ですが、今回深い側で起こったとして、まだ浅い側に割れ残りがあった場合には、次は浅い側が壊れる可能性も高いと思います。

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    46年前に「ノーベル賞を取る」宣言…北川進さん教え子語る秘話 日本人10年ぶり“ダブル受賞”あす授賞式

    「46年前に「ノーベル賞を取る」宣言…北川進さん教え子語る秘話 日本人10年ぶり“ダブル受賞”あす授賞式」 ノーベル賞の授賞式が直前に迫ったスウェーデンの首都ストックホルムで開催されたのは、子供や犬まで、サンタの姿になって走るイベント。ストックホルムのサンタたちに祝福されたのは、10年ぶりの日本人ダブル受賞となった北川進さんと坂口志文さんの2人。北川さんはストックホルム大学での講演に臨み、自身が開発した新素材「MOF」について発表。多数の微細な穴に気体を吸着できる特性があるMOFの活用により、空気そのものが石炭や石油のように資源となる可能性を説明。そして、“エア・ゴールド=空気は金のような価値を持つ”という表現を用いて「今、そしてこれからは“エア・ゴールド”=空気が金となる時代になり、私たちは空気を活用していく必要があります。小さな国であっても空気は平等にあります。空気の活用が私たちの未来にとって重要です」と話しました。また、「これまでの道のりは決して自分だけのものではない」と述べ、自身を支えてくれた家族や共同研究者への感謝も示しました。その北川さんの初めての教え子で、共同研究者として今回スウェーデンにも同行している米澤正泰さんにFNNは単独取材しました。米澤正泰さん:(北川さんは)天才じゃないと思います。ものすごく努力される先生だと思うので。先生は周りの人に助けられる、または助けを上手に求める方。人たらしって言うんでしょうかね。ひとりでノーベル賞を取ったんじゃないとおっしゃってましたから、周りの人に支えられてノーベル賞を取られたのだと思います。北川さんがまだ駆け出しの研究者だった46年前から、ノーベル賞を取ると話していたことを米澤さんは今でも鮮明に覚えているといいます。米澤正泰さん:(当時)夜に2人で食事に行こうと。「ノーベル賞取るんじゃないですか?」と言ったら「取るんだよ」と。「(ノーベル賞)取れるかどうかは分からないけど、取るために私は研究を続けるんだ」とハッキリおっしゃってました。

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