3 min

#27 ルリガシラタイヨウチョ‪ウ‬ NFA Bird Podcast 日本語版

    • Natural Sciences

コスト計算ならおまかせ!

>>ルリガシラタイヨウチョウの声を聞いてみる

#27 ルリガシラタイヨウチョウ.mp3



Blue-headed Sunbird
(Nectarinia alinae)


写真提供:Kilian Wasmerさん

無断コピーはお控えください

Kilian Wasmerさんのアフリカで見られる鳥を見てみる↓

http://ibc.lynxeds.com/photo/blue-headed-sunbird-cyanomitra-alinae/blue-headed-sunbird-cyanomitra-alinae






ルリガシラタイヨウチョウは

ウガンダのどこで見られるの?



ルリガシラタイヨウチョウはアルバータイン地溝帯で付近に分布しています。

ウガンダでは、南西部のエチュヤ森林保護区、ブゥインディ国立公園でも観察することができます。





番組のスクリプトを読むには”もっと読む”をクリックしてください。



#27 ルリガシラタイヨウチョウ

(Nectarinia alinae)


こんにちは NFA バードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。

今日ご紹介するウガンダの鳥は、ルリガシラタイヨウチョウです。


なんか、くすぐられて笑いが止まらなくなっちゃったって感じの鳴き方じゃないですかね。


ルリガシラタイヨウチョウはウガンダ、ルワンダ、コンゴ、ブルンジの4カ国にまたがる、アルバータイン地溝滞というプレートの境界線部分でしか見られない貴重な鳥です。


タイヨウチョウの仲間は世界に100種類ぐらいいて、ウガンダでは17種類ぐらい観察されています。

ウガンダでは意外と地味な鳥が多いいのですが、タイヨウチョウは配色がカラフルで目立ちますし、羽に光沢があってキラキラしてまして、そのへんが目を引くんですね。

このルリガシラタイヨウチョウは、背中とお腹は焦げ茶色っぽくて地味ですが、あたまから胸にかけてきれいに光るブルーがキラキラまぶしんです。


くちばしから尾の先までが13cmですが、この5分の1はくちばしの長さです。

というのも、この鳥は花の蜜を吸って生きているので、吸いやすいように、くちばしが細長く三日月カーブを描いていて、ストローみたいな形をしています。


同じように蜜を吸い、ストローみたいなくちばしを持っている鳥にハチドリというのがいます。

見た目似ているので、種類として近いのかなと思ってしまいますが、ハチドリとタイヨウチョウは全然違うんですね。

ハチドリは、アマツバメ目ハチドリ科で、南北アメリカにだけ生息している鳥ですが、タイヨウチョウはスズメ目タイヨウチョウ科で、アジア、アフリカ、オセアニアに生息しています。

これ、以前サイチョウを紹介したときに説明した収斂進化というやつで、種類が違っても似たような環境で似た様なものを食べていると見た目が似てくるというやつですね。

でもタイヨウチョウはハチドリほどホバリングが上手ではないそうです。


タイヨウチョウは、計算高い鳥なんです。

まとまって花が咲いているエリアを、2パターンに使い分けます。

その花が咲いている間自分のだけのなわばりとして守りつつ蜜を独占する場合もあれば、特に独占しないで自由に利用する方法をとることもあります。どちらを選ぶか、、これ、コスト計算しているようなんです。

要するに、縄張り守るために使ったエネルギーをきちんと補えるか、それ以上の花の蜜が確保できると判断すれば、縄張り化するし、その見込みがなければ、

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#27 ルリガシラタイヨウチョウ.mp3



Blue-headed Sunbird
(Nectarinia alinae)


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ルリガシラタイヨウチョウは

ウガンダのどこで見られるの?



ルリガシラタイヨウチョウはアルバータイン地溝帯で付近に分布しています。

ウガンダでは、南西部のエチュヤ森林保護区、ブゥインディ国立公園でも観察することができます。





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#27 ルリガシラタイヨウチョウ

(Nectarinia alinae)


こんにちは NFA バードポッドキャスト、アフリカ、ウガンダから田中加奈子がお伝えします。

今日ご紹介するウガンダの鳥は、ルリガシラタイヨウチョウです。


なんか、くすぐられて笑いが止まらなくなっちゃったって感じの鳴き方じゃないですかね。


ルリガシラタイヨウチョウはウガンダ、ルワンダ、コンゴ、ブルンジの4カ国にまたがる、アルバータイン地溝滞というプレートの境界線部分でしか見られない貴重な鳥です。


タイヨウチョウの仲間は世界に100種類ぐらいいて、ウガンダでは17種類ぐらい観察されています。

ウガンダでは意外と地味な鳥が多いいのですが、タイヨウチョウは配色がカラフルで目立ちますし、羽に光沢があってキラキラしてまして、そのへんが目を引くんですね。

このルリガシラタイヨウチョウは、背中とお腹は焦げ茶色っぽくて地味ですが、あたまから胸にかけてきれいに光るブルーがキラキラまぶしんです。


くちばしから尾の先までが13cmですが、この5分の1はくちばしの長さです。

というのも、この鳥は花の蜜を吸って生きているので、吸いやすいように、くちばしが細長く三日月カーブを描いていて、ストローみたいな形をしています。


同じように蜜を吸い、ストローみたいなくちばしを持っている鳥にハチドリというのがいます。

見た目似ているので、種類として近いのかなと思ってしまいますが、ハチドリとタイヨウチョウは全然違うんですね。

ハチドリは、アマツバメ目ハチドリ科で、南北アメリカにだけ生息している鳥ですが、タイヨウチョウはスズメ目タイヨウチョウ科で、アジア、アフリカ、オセアニアに生息しています。

これ、以前サイチョウを紹介したときに説明した収斂進化というやつで、種類が違っても似たような環境で似た様なものを食べていると見た目が似てくるというやつですね。

でもタイヨウチョウはハチドリほどホバリングが上手ではないそうです。


タイヨウチョウは、計算高い鳥なんです。

まとまって花が咲いているエリアを、2パターンに使い分けます。

その花が咲いている間自分のだけのなわばりとして守りつつ蜜を独占する場合もあれば、特に独占しないで自由に利用する方法をとることもあります。どちらを選ぶか、、これ、コスト計算しているようなんです。

要するに、縄張り守るために使ったエネルギーをきちんと補えるか、それ以上の花の蜜が確保できると判断すれば、縄張り化するし、その見込みがなければ、

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