眠れぬ夜に安らぎを〜泉鏡花の妖し(あやかし)物語 波華〜namika〜
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- Художественная литература
心がざわめいて眠れない夜。そんな時には、美しい言葉の子守唄を聴いてみませんか。
明治・大正・昭和初期にかけて薫り高い名作のかずかずを紡いだ作家、泉鏡花。
その作品の朗読を、四季折々の自然の音に乗せて送ります。幻想的な作品から日常を描いたエッセイまで。
鏡花ならではの耽美な世界と日本のたおやかな情緒をお楽しみください。
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蓑谷
【明治29年発表】
蛍を追いかけいくうちに友人とはぐれ、迷い込んだ蓑谷。
美しい女神が護るその場所では蛍を獲ってはならないーー母親からの教えに背いてしまった「私」の前にすらりと立つ女性が現れる。
湧き出でる水に支配された宵の魔所。
蒼茫の中から浮かび上がる美女。
蛇や仏を思わせる、侵し難くも不気味な風景と、神とも妖ともつかぬ山姫との邂逅。
どうしても蛍が欲しくてたまらない「私」は、蓑谷の主に冀(こいねが)うのだったーー
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黒猫・その22
【明治28年発表】
「黒猫・その21」のつづき。
自らが犯した罪を悔いるお島。
お島自身が富の市の妻となることで
富の市(とみのいち)の
お小夜への邪な企てを何とか踏みとどまらせようとするも
命懸けで想いを遂げようとする富の市には通用しない。
思い詰めたお島は決死の覚悟である行動に出るのだった―――
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黒猫・その21
【明治28年発表】
「黒猫・その20」のつづき。 お島はお小夜の想いに胸を打たれ、富の市にお小夜を諦めるよう詰め寄る。
本懐を遂げんとする目前の富の市は必死で抗うが、お島の決意は固い。
お島はお小夜と富の市を前にして、自身の苦しい恋心とお小夜に寄せる心の間で揺れ動く胸の内を語るのだった―――。
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黒猫・その20
【明治28年発表】
「黒猫・その19」のつづき。
富の市の執念から逃れられないと観念したお小夜は
心に秘めていた思いをお島に語りだす。
お小夜には想い人があることを知ったお島は
片恋の苦しさを知る同士として
心を動かされるのだった
さらにお小夜が恋焦がれる相手の名前を口にすると
お島は青ざめ、震えるのだった---
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黒猫・その19
髪結いのお島の計らいによって
縛を解かれた令嬢・お小夜は
富の市に向かい、語り始める。
自身を顧みず
卑しい執心に憑りつかれた富の市を哀れむお小夜。
その健気さにお島は心を打たれ、
懺悔の念にさいなまれるのだった―
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道中一枚繪 その一・後編
【明治37年発表】
「道中一枚繪 その一・前編」のつづき。
前編「道中一枚繪 その一・前編」はこちらから聴けます。→https://anchor.fm/u6c34u6708/episodes/ep-e1smvuh
弥次郎兵衛と喜多八は正月五日に
静岡県の久能山へ登り、
徳川将軍家ゆかりの東照宮へと参詣する。
曲がりくねった参道の石段を登り
眼下に広がる絶景に心を潤す二人。
と、向こうから石段を登ってくる華やかな3人連れを見つけた弥次郎兵衛が慌て出すのだったーーー
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