組織ラジオ  いまのたかの

#259  自律性を高める「自分インタビュー」のススメ

今回も今野は個室の病室からお届けします。

数日ではなく長期の入院となると、入院中のQOL(Quality of Life)が重要になります。そしてそれは、「病院ではこうすべきである」という無意識のルールの呪縛から、自分が主人公になり、自分はどうしたいのかを考え、医師や看護師の皆さんと対話することです。会社組織の中と同じだと気づいたのです。それは自律性です。

もうひとつ。入院中に見て今野が感銘を受けた動画があります。リンクを貼っておきます。

「ほぼ日の學校」に収録されている『嫌われる勇気』の著者古賀史健さんの「書かない人のためのライティング講座」です。

その中で古賀さんが日頃やっているとおっしゃっているのが「自分インタビュー」です。ニュースでも何でも、何かの情報に触れた時、自分に対して「あなたはどう思いますか?」「あなたならどうしますか?」とインタビューするのです。これによって曖昧だった自分の考えが言語化されます。言語化されるから自分の立ち位置もはっきりします。実はこれは自律性を高めることにとても有効です。

「自分インタビュー」を自分の癖にして、自分はどうしたいのかについて周囲と対話を続ければ、職場のQOLが上がります。いや、職場のQOLを上げるのは自分自身なのです。

この番組はSpotify、Apple Podcastsでお聴きいただけます。

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