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洋服から着物に着替える時間。身を清め、長襦袢の上に長着をかさねる所作は、神事のふるまいのような、カミとかさなる儀式のように感じる。着物をまとうだけで、ふだんの私は脱ぎ落とし、キヨキ・アカキわたしが表にあらわれる。歩幅も、立ち居振る舞いも、いつものわたしではなくなり、何か尊い、大きな力にうごかされている感覚が訪れる。それに気がつくように着物と関わり、いたわり、日常に、畏れとかたじけなさを感じていきていくことに、このうえない豊かなものを感じるようになる。「ふだん」を脱ぎ捨て、「いつも」でないわたしをまとう。

おもてサウンドコピー‪塾‬ 川島司と中川みちえの『ギリギリ小町Neo』

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洋服から着物に着替える時間。身を清め、長襦袢の上に長着をかさねる所作は、神事のふるまいのような、カミとかさなる儀式のように感じる。着物をまとうだけで、ふだんの私は脱ぎ落とし、キヨキ・アカキわたしが表にあらわれる。歩幅も、立ち居振る舞いも、いつものわたしではなくなり、何か尊い、大きな力にうごかされている感覚が訪れる。それに気がつくように着物と関わり、いたわり、日常に、畏れとかたじけなさを感じていきていくことに、このうえない豊かなものを感じるようになる。「ふだん」を脱ぎ捨て、「いつも」でないわたしをまとう。

    第320回配信 講座「賀茂祭講座2024」を終えて 「おもてサウンドコピー塾」

    第320回配信 講座「賀茂祭講座2024」を終えて 「おもてサウンドコピー塾」

    賀茂祭講座2024.mp3



    芒種次候 6月10日(月)~6月15日(土)
    腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)



    今回は講座「賀茂祭講座2024」を終えてのおはなし。


    ・藤原兼家は左大臣源雅信の桟敷から斎王御禊の行列を見物したと記録が残っています。
     そこには「院」(冷泉上皇)の皇子、為尊・敦道親王、道長、倫子も同席していました。
    そこから動き出すものは?

    ・歴史に学ぶとは、そのときどきに生きた人の心に寄り添うこと

    ※後半、紫式部の「源氏物語」と語っているところは「紫式部日記」の誤りです。


    ほか
    企画・構成 表参道コピー塾
    語り手 川島司 中川みちえ

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    • 10 min
    第316回配信【45年の時が変えたものは…】生きていることの根本の自信 「おもてサウンドコピー塾」

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    45年ぶりv6.mp3


    芒種
    芒種(ぼうしゅ)は、二十四節気の第9番目で、旧暦では4月末から5月前半、新暦では6月8日ごろにあたる5月の節です。稲や麦などの芒(のぎ)のある穀物の種を蒔く時期とされ、実際には種蒔きは終わり、田植えがはじまる頃です。気象的には梅雨入りになりかかりのころにあたります。

    芒種の初候
    6月5日から6月9日。
    七十二候の第25候は「蟷螂生(かまきりしょうず)」
    秋に産みつけられた卵からカマキリが生まれてくるころを指します。



    「中川みちえ、高校時代の恩師と友人に45年ぶりの再会」を考える。
    地に敷くのは天正寺の佐々木奘堂さんの坐禅会のお知らせ。
    『みなさん、「自信を持っていきている」と言えますか?』 


    ・「自信」というマーガリンをパンに塗っていたひと。
    ・佐々木じょうどうさんは、「生きていることの根本の自信」について、問いかけます。
    ・禅語「病、不自信の処に在り」(びょう、ふじしんの しょにあり)
    ・円覚寺の横田老師だったらどう説明するのだろう。
    ・常にここに在って、生き生きしていると実感。
    ・いくつかの世界をつないであらたな命をつくりあげるような言葉が生まれる瞬間。
    ・居住まいを正して自分と向き合う姿。
    ・日常生活すべてを、稽古と捉え行動する「修行僧の面影」
    ほか



    企画・構成 表参道コピー塾
    語り手 川島司 中川みちえ

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    • 9 min
    第316回配信 6月のはなし(2024) 「おもてサウンドコピー塾」

    第316回配信 6月のはなし(2024) 「おもてサウンドコピー塾」

    2024年6月のはなし.mp3


    毎月、御朔日はその月の話をしています。

    今月は6月。
    6月にかかる二十四節気と七十二候をご紹介します。

    1年を24と72の季節に分け、それぞれに美しい名前がつけられた二十四節気と七十二候。

    二十四節気(にじゅうしせっき)とは
    暦の上での日付とは別に、太陽の動きをもとに1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、それぞれをさらに6つに分けて24の季節に区切ったものを『二十四節気』といいます。日本の自然を表現するような言葉が並んでいて、現在でも季節の節目などを示す言葉として使われています。

      小 満 しょうまん 草木が成長して生い茂る頃。
    6月5日 芒 種 ぼうしゅ 稲や麦などの種を蒔く頃。
    6月21日 夏 至 げし 一年で昼の長さが最も長くなる頃


    七十二候(しちじゅうにこう)は
    『二十四節気』は半月ごとの季節の変化を示していますが、これをさらに分けて、5日ごとに区切って表したものを『七十二候』といいます。季節の変化を細かく見つめ、農作業に生かしていました。

    小満末候 6月4日 麦秋至 むぎのときいたる 麦の穂が実り、畑一面が黄金色になる頃。
    芒 種 初候 6月5日 蟷螂生 かまきりしょうず カマキリが卵からかえる頃。
    次候 6月10日 腐草為螢 くされたるくさほたるとなる 草の中から蛍が光を放ち飛び交う頃。
    末候 6月16日 梅子黄 うめのみきばむ 青く大きく実った梅の実が黄色く熟して色づく頃。
    夏 至 初候 6月21日 乃東枯 なつかれくさかるる ウツボグサの花穂が黒ずんで枯れたように見える頃。
    次候 6月26日 菖蒲華 あやめはなさく あやめの花が咲き始める頃


    ほか。企画・構成 表参道コピー塾
    語り手 川島司 中川みちえ

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    • 7 min
    第315回配信【45年の時が変えたものは…】 「おもてサウンドコピー塾」

    第315回配信【45年の時が変えたものは…】 「おもてサウンドコピー塾」

    45年ぶりの再会v3.mp3


    小満末候「麦秋至(むぎのときいたる)」
    5月31日から6月4日頃。
    麦が実りの時期を迎え、畑一面が黄金色に染まる頃です。


    ★高校時代の恩師と45年ぶりの再会

    高校時代の恩師が、滋賀県東近江市にレンタルシェアスペースをオープンされ、柿落としにお招きいただいたときのエピソードを。

    「みちえさん、あんなにおとなしくて、あまり印象に残らない子やったのに、何があったのか、ゆっくり聞かせて。言葉はどこで学んだの?君の素晴らしい写真と文に風と音が重なり聴こえてきます。」と。

    帰り道は、45年ぶりの同級生男子とJRの車内。とても哲学的な話し方をするので、どんな本読んでるの?と聞いたら、「西田幾多郎」。西田幾多郎は、読んだことがないけれど、九鬼周造なら読んだことがあります。と、そこから哲学話で盛り上がり、
    「どことなくシャイな印象であった臼井さんに、何事かを立ち上げ、独自の道を歩んできたものの持つオーラを感じました」と。

    50歳になってから、言葉や振舞いを学んできて良かったなと、あらためて思った一日でした。

    企画・構成 表参道コピー塾
    語り手 川島司 中川みちえ

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