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94 episodes
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古代の福岡を歩く RKB毎日放送
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- History
古代より日本の文化の中心的な役割を担っていた福岡。その福岡の歴史と文化を掘り下げて伝えていきます。
出演:坂田周大(RKBアナウンサー) 中島理恵(リポーター)
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ST-A 安曇族の足跡を探るの11回目も信濃大町です。
信濃大町にある塩の道博物館~塩の道・ちょうじやの2回目もちょうじやから。
新潟県糸魚川から松本への塩の道、糸魚川から松本まで120キロありますが、大町までは80キロです。
その80キロの道のりを歩荷(ぼっか)といわれる運び人は、60キロの塩をカマスに入れて背中に背負い大町まで運んだのでした。
糸魚川から運んだものは塩、能登ブリ、エゴ、といったものでした。
帰りに糸魚川に運んだものは麻、タバコ、麦、そばといったものだったそうです。
塩は瀬戸内海の塩がはるばる大町まで運ばれていた、といいますから驚きです。
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ST-A 安曇族の足跡を探るの10回目は信濃大町です。
信濃大町には、かつて塩問屋であった平林家が「塩の道ちょうじや」という塩の道の博物館の形をとって残っています。
1階には荷車をそのまま店の奥の倉庫へ横付けできるよう、今もレールの跡が残っています。
又、1階の土間にはには一間四方の囲炉裏が切ってあり、塩を運んできた歩荷(ぼっか)という人が草鞋姿のまま囲炉裏にに入れるような構造になっています。
囲炉裏の上は高い吹き抜けになっており、自在鉤が上からぶら下がっています。
高い天井部分には下から操作して窓を開けられるようになっており、煙の出口になっていました。
この博物館の黒川恵理子館長の案内で展示物をじっくり1階部分から見ていきます。
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ST-A 安曇族の足跡を探るの9回目も塩の道です。
塩の道で栄えた信濃大町にきました。この町は平安時代末期から鎌倉時代まで仁科氏という豪族が治めた地です。
この町の南東部はこの時代、仁科御厨(みくりや)という伊勢神宮の荘園になったそうです。
仁科氏はその中心部に仁科神明宮を創建し、御厨を管理しこの地を収めていたのだそうです。
この仁科神明宮の本殿と中門は国宝になっており、広い林の中にある建物は荘厳な雰囲気を漂わせています。
この仁科氏の居館は塩の道ぞいにありました。まわりから少し高い土地の遠くまで見通せる場所にありました。
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ST-A 安曇族の足跡を探るの8回目も塩の道を探ります。
塩の道を青木湖、木崎湖と二つの湖を通って信濃大町に入ってきました。
ここにあるのが若一王子八幡宮。
ここには、神様と仏様が同居するという神仏集合がそのまま残っています。
正面の右の方の手前に三重の塔が、そして正面に観音堂が、左側に本殿があります。
本殿手前の方には赤い鳥居があるという、今では余り見られなくなった神仏習合の姿がここでは見られるのです。
そして、びっくりすのは本殿と本堂が廊下でつながっているのです。
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ST-A 安曇族の足跡を探るの7回目も塩の道です。
安曇族の足跡を追って塩の道を辿っています。白馬村を少し入ったところに飯森神社がありました。
水神様を祀った神社だそうです。
この辺は水が涸れることはないけれど、水があふれて洪水にしばしば襲われる場所だそうです。
この神社の裏には広大な土地が広がり、遠くに山が見えます。
神社の拝殿、本殿を結んだ先にあるのが八方岳、そしてそこには八方池があり、神社の奥宮があって、例年、洪水にならぬよう地元の方はそこでお祀りをするのだとか。
案内人の田中さんの家も、以前は毎年頭ほどの大きさの岩を堤防の材料にするため川へ運んだのだそうです。
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ST-A 安曇族の足跡を探るの6回目は塩の道を訪ねます。
塩の道に精通していらっしゃる白馬小谷研究社の田中元二さんの案内で、塩の道を糸魚川から少し入った南小谷から松本方面へと向かっています。
大変景色のすばらしい場所へ出ました。白馬村倉下という場所です。
松川という青く澄んだ水が大きな橋の下を流れています。
田中さんの話では塩の道のすばらしい点は、季節によって景色の色が変化することだそうで、上が白銀、下が桜のピンクだったり、新緑の緑だったり、変化に富むのが
すばらしいんだそうです。
確かに青みがかった川のずっと上には白銀のアルプスの山々がありました。
塩の道も、糸魚川から入ると、食文化、言葉、住まいなど「わずかな距離で変化していくのが面白い」ということでした。
※写真は白馬村倉下からの景色
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