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第40回|高尾メソッドのフィロソフィ‪ー‬ 復職名人が読む三手先

    • Management

前3回に続いて、高尾メソッドのフィロソフィー・哲学・思いについて議論しました。

【番組へのご意見・ご質問・ご感想はこちら】⁠https://peing.net/ja/takaomethod⁠

【有料のオンラインサロンをやっています。番組を応援いただける方は、ぜひご加入くださいませ】⁠https://community.camp-fire.jp/projects/view/307210⁠

■話した内容1. 雑談


高尾|次男の受験付き添いで、筑波に行ってきました
前園|腹筋と合わせて、ピアノの練習を続けています
森|山口県産業衛生学会に参加しました。太りました

2. 議論した内容

⚫︎高尾メソッドは会社の「病気」を治す


ムンテラ:理論や研修だけ
服薬:手順と様式、シナリオ
外科手術:本格的なコンサルティング
困った従業員を退職させる、というのは全然根本解決になっていない
産業保健職からアプローチすると、組織改革に繋げるのは難しそう

⚫︎公衆衛生・疫学者として、予防の方が良いなとは思っている


起きていないうちに仕組みを導入できるのが理想
実際に問題になっていないと、動けないのは仕方ないが、対岸の火事として見ることができれば、、、
あるいは、実績等をぶら下げて、破壊的創造を図る

⚫︎業務的健康管理と医療的健康管理


バケツの穴を塞ぐのが業務的健康管理。その先で水を注いでいくのが医療的健康管理
一般的な産業保健職と我々が見ている部分は異なる→棲み分けできる
医療職は頼まれたことをやる
我々は頼まれていることとは違っても、本当にやるべきことをやる

⚫︎メンタルヘルス不調者を減らすこと、再発を減らすことを、経営目標にする


より医療的な対応へと突き進む懸念もあり。メンタルヘルス不調者を減らすという目標自体、医療的な内容だと考えて、踏み込んでいけない恐れもあり。
安衛法は手段を拘束している、結果は見ていない
産業医に知れ渡れば・・・(直感的には理解しているだろうが、難しいのかもしれない)。長い目で見た施策
マクロな介入という親和性が、一般的な医者にはない
hygiene(衛生学)、population health(公衆衛生学)
労働衛生マネジメントシステム、心の健康づくり計画

⚫︎高尾メソッドの根幹には功利主義的考え方がある


最大多数の最大幸福。集団における幸福量の最大化
科学哲学と義務論(直観論)
功利主義の弱点を踏まえ、義務論を考慮した考えが、修正功利主義
標準化から多様性へ、という順序が大事
とはいえ、病者を見捨てるというわけではない。。。

⚫︎ズルはダメよ、不公平はダメよ


3人の共通点
就業規則は言ったもん勝ちになる一方で、曖昧なので「ダメでしょ」と言うと問題になる
賃金制度を考える際には、従業員がどのようの感覚が重要。成果に対して報われる仕組みにするのか、不公平感を減らすのか。
医療リソースが豊富だったことによる弊害

⚫︎本音と建前


職場は働く場所。会社は家族と思っても良いけど、仕事をする場所にいるんだよ
それぞれの場所における役割を演じなくなったのかもしれない

⚫︎仕組み・制度の趣旨や本質を理解することを大事にしている


ちょっと気になる社会保障 V3
制度の抜け道を考えるのも好き

⚫︎次回に向けて・・・


個人に対する対応ではなく、集団に対する対応と考える
メンタルフリー岡

前3回に続いて、高尾メソッドのフィロソフィー・哲学・思いについて議論しました。

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■話した内容1. 雑談


高尾|次男の受験付き添いで、筑波に行ってきました
前園|腹筋と合わせて、ピアノの練習を続けています
森|山口県産業衛生学会に参加しました。太りました

2. 議論した内容

⚫︎高尾メソッドは会社の「病気」を治す


ムンテラ:理論や研修だけ
服薬:手順と様式、シナリオ
外科手術:本格的なコンサルティング
困った従業員を退職させる、というのは全然根本解決になっていない
産業保健職からアプローチすると、組織改革に繋げるのは難しそう

⚫︎公衆衛生・疫学者として、予防の方が良いなとは思っている


起きていないうちに仕組みを導入できるのが理想
実際に問題になっていないと、動けないのは仕方ないが、対岸の火事として見ることができれば、、、
あるいは、実績等をぶら下げて、破壊的創造を図る

⚫︎業務的健康管理と医療的健康管理


バケツの穴を塞ぐのが業務的健康管理。その先で水を注いでいくのが医療的健康管理
一般的な産業保健職と我々が見ている部分は異なる→棲み分けできる
医療職は頼まれたことをやる
我々は頼まれていることとは違っても、本当にやるべきことをやる

⚫︎メンタルヘルス不調者を減らすこと、再発を減らすことを、経営目標にする


より医療的な対応へと突き進む懸念もあり。メンタルヘルス不調者を減らすという目標自体、医療的な内容だと考えて、踏み込んでいけない恐れもあり。
安衛法は手段を拘束している、結果は見ていない
産業医に知れ渡れば・・・(直感的には理解しているだろうが、難しいのかもしれない)。長い目で見た施策
マクロな介入という親和性が、一般的な医者にはない
hygiene(衛生学)、population health(公衆衛生学)
労働衛生マネジメントシステム、心の健康づくり計画

⚫︎高尾メソッドの根幹には功利主義的考え方がある


最大多数の最大幸福。集団における幸福量の最大化
科学哲学と義務論(直観論)
功利主義の弱点を踏まえ、義務論を考慮した考えが、修正功利主義
標準化から多様性へ、という順序が大事
とはいえ、病者を見捨てるというわけではない。。。

⚫︎ズルはダメよ、不公平はダメよ


3人の共通点
就業規則は言ったもん勝ちになる一方で、曖昧なので「ダメでしょ」と言うと問題になる
賃金制度を考える際には、従業員がどのようの感覚が重要。成果に対して報われる仕組みにするのか、不公平感を減らすのか。
医療リソースが豊富だったことによる弊害

⚫︎本音と建前


職場は働く場所。会社は家族と思っても良いけど、仕事をする場所にいるんだよ
それぞれの場所における役割を演じなくなったのかもしれない

⚫︎仕組み・制度の趣旨や本質を理解することを大事にしている


ちょっと気になる社会保障 V3
制度の抜け道を考えるのも好き

⚫︎次回に向けて・・・


個人に対する対応ではなく、集団に対する対応と考える
メンタルフリー岡

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