
7 episodes

まずは耳からはじめよ #HAJIMEY0 まずは耳からはじめよ。
-
- Society & Culture
音楽家・坂本龍一は1995年、インターネットこそアレやんけ!と誰よりも早く気づき、自らの活動を積極的にネットで展開してきた。この番組はそのような活動に当時直接関わったメンバーが、その時、その現場で経験したことを可能な限り詳細に話して記録しておくことで、坂本龍一がインターネットにもたらした文化現象とは何だったのかを、聴取者の頭の中にイメージとしてレンダリングされることを目的としている。発起人は、1995年からの黎明期を疾走したエンジニア・竹中直純、2010年前後のソーシャルメディア期を伴走したプロデューサー・平野友康、そしてエクソシスト見習い・中村祥一。きっかけは平野と竹中で雑談していた時に坂本龍一が切り拓いたネットライブを中心とする活動がまとまった形で解るサイトも本も何もない!ということに気がついて、我々がボケる前に話せるだけ話してしまおう!という話になり、中村祥一がRADIO SAKAMOTOに関わっている期間を足し合わせると全期間をカバーできるということも発覚し、この三人なら!ということで収録まで漕ぎ着けました。できるだけep1から聴いてください。全ての音源は中村祥一が編集しています。
-
まずは耳からはじめよ
エンジニアを育てる必要性→お祭りを起こしてほしい→それぞれの思考を切り替えることが最大の祭りになる→お互いに自立した個人であろうとする姿勢→マスクをしないと不安→周辺から変えて行こう病→祭りが仕事になるといい→いつも祭りは音から始まっていた→まずは耳からはじめよ
-
超個人主義
インターネットは知恵の結晶→人類はバカになった?→効率化と車輪の再発明→我々は情報化社会の「練習」ができていない→プリミティブな喜びを得られる仕掛けを考えたい→大企業に「使わされている」わたしたち→個人レベルで面白いことを始めればいいんじゃん?→音の環世界→1分無駄なUXだと全人類で70億分の無駄→ハイレゾPodcast→まずは音をやろう
-
泉のごとく溢れるアイディア
ライヴの権利の設計と観客の感覚の変化→おひねりライヴの先進性→演者と観客の関係性を破壊→アウラ騒動(2011)から東北大震災→深化、具体、直接に向かう→技術革新ではないブレイクスルーとは→変わるべきは我々では→脳の一部容量さえSNSのおかげで変わっているかも
-
どこまで坂本龍一に失礼をできるか
関わる人は皆参加者であることを求められた→インターネットを利用するのではなく、インターネットがカンバス→那須での再会→2009年前後のUStreamやSNSの状況→北米ツアーでのsamfとの冒険→「どこまで坂本龍一に失礼なことをできるか」の意義→調律師からホールマネージャーまで全員参加→Public Viewingが拡がり、ピアノを一生懸命弾く→JRCによる権利クリア方法の変化
-
全員参加のインターネット
Tシャツとビジネス→リスペクトだけではない溝→ネットの空気化→1999年LIFEでの試み→MAA活動の狙い→人類活動への参加貢献→生産の喜びと初期インターネット
-
おもしろいもんみせますよ!
前回の振り返り→教授がやりたいことを実現していった→ISOCに出た論文がある→MaiLEDという挑戦→初期ユーザーはいい子→みんな好きにやれば?→これは思い出話ではない→教授から湧き出てくるアイディア→Remote Claps(ネット越しに拍手して会場で可視化する)をetoさんが思いついた→興奮して連打してfキーがもげる→第1世代はfffff、第2世代は88888→どれも締め切りがキツい→原田大三郎さん、リモートピアノ、衛星インターネット、全員が参加→全力で全部やってみる→きわめて真面目な教授→自分の活動の付加価値としてではなく自分ごとになってた→委託されたネット業者が出てきた→「ネット業界」の誕生(先進的な実験からビジネスを起こして儲けようへ)→ネットがなかったらこのコンサートやらなかったぜレベル→徹底した文化醸成への参加意識→おもろいものみせますよ!