今回取り上げるのは、ドストエフスキー『地下室の手記』。 40歳の元役人が、自意識とこじらせの果てにたどり着いた独白の物語です。
冒頭では、のぞみがテニスウェア販売の現場で感じた“人の選択の不思議さ”を話し、 みきは久しぶりに小劇場のスタッフとして参加した経験から、 「若い人は体と魂がピタッとしている」という印象的な言葉で、世代の感覚の違いを語ります。
そこから、二人の話題は自然と“地下室男”へ。 のぞみは「SNSでとりあえず怒ってみる人たちと似ている」と感じ、 みきは「書かれているのはリアルな感情ではなく、あとから上書きされた認知では?」と分析します。
こじらせた独白にいら立ちながらも、どこか他人事ではいられない。 距離をとって読むからこそ見えてくる、滑稽さと人間らしさについて話しました。
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- Подкаст
- ЧастотаЕженедельно
- Опубликовано27 октября 2025 г. в 21:24 UTC
- Длительность24 мин.
- ОграниченияБез ненормативной лексики
