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体験の重要性。指月の喩えとラーメン屋さん‪。‬ ホッとする仏教のおはなし

    • Buddhism

私たちは、情報を聞いただけで、分かったような気になってしまうことがあるようです。やはり百聞は一見に如かず。実際に体験することで、聞いた情報が「本当だった」と納得できる形が最も良いように思いますし、そうすることが情報を本当の意味で活かすことになります。

今回は、仏教の「指月の喩え」と「ラーメン屋さんの喩え」をお話しして、そのあたりを味わってみたいと思います。



指月(しげつ・しがつ)の喩え

「われは指を以て月を指し、汝をしてこれを知らしめんとするに、汝は如何指を看て、月を視ざる」

(『大智度論』)



佛が涅槃に入られるとき、諸の比丘に語られた

今日より法に依って人に依ってはならない

義に依って語に依るべきではない

智に依って識に依ってはならない

私たちは、情報を聞いただけで、分かったような気になってしまうことがあるようです。やはり百聞は一見に如かず。実際に体験することで、聞いた情報が「本当だった」と納得できる形が最も良いように思いますし、そうすることが情報を本当の意味で活かすことになります。

今回は、仏教の「指月の喩え」と「ラーメン屋さんの喩え」をお話しして、そのあたりを味わってみたいと思います。



指月(しげつ・しがつ)の喩え

「われは指を以て月を指し、汝をしてこれを知らしめんとするに、汝は如何指を看て、月を視ざる」

(『大智度論』)



佛が涅槃に入られるとき、諸の比丘に語られた

今日より法に依って人に依ってはならない

義に依って語に依るべきではない

智に依って識に依ってはならない

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