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    ノーベル化学賞・北川進氏基礎研究の重要性を公式会見で強調 生理学・医学賞の坂口志文氏も記念講演

    「ノーベル化学賞・北川進氏基礎研究の重要性を公式会見で強調 生理学・医学賞の坂口志文氏も記念講演」 ノーベル化学賞を受賞する京都大学の北川進特別教授は7日、公式記者会見に臨みました。スウェーデン王立科学アカデミーで行われた会見で、北川さんは自身が開発した新素材「MOF」の構造をデザインしたネクタイを身につけて登壇し、「研究成果が社会に実装されるのには25年はかかる」と述べるなど、基礎研究を長期的に支える仕組みの重要性を強調しました。その後、FNNの単独インタビューに応じた北川さんは、教育現場でAI(人工知能)を過度に活用することについて警鐘を鳴らしました。京都大学・北川進特別教授:(AIは)回答の速度が速いから、じっくり考える暇が無くなり、(AIに)使われてしまう。一方、生理学・医学賞を受賞する大阪大学の坂口志文さんは7日、記念講演に臨み、自身が発見した「制御性T細胞」について「臨床応用の準備ができている」と語った上で、その機能を強化することで「アレルギーや自己免疫疾患の治療につながる」と述べました。そして、講演を感謝の言葉で締めくくりました。大阪大学・坂口志文特別栄誉教授:人生のパートナーであり、共同研究者でもある妻・教子に感謝します。ノーベル賞の授賞式は10日に行われます。

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  2. HACE 55 MIN

    中国軍機レーダー照射 空母「遼寧」が鹿児島・喜界島周辺海域へ 2日間に約100回の戦闘機発着艦

    「中国軍機レーダー照射 空母「遼寧」が鹿児島・喜界島周辺海域へ 2日間に約100回の戦闘機発着艦」 沖縄県沖での中国軍の戦闘機によるレーダー照射を受け、高市首相は「冷静かつ毅然(きぜん)と対応する」と述べました。一方、戦闘機を載せた中国の空母は、鹿児島県の喜界島の周辺海域に進みました。高市首相:このような事案が発生したことは極めて残念。中国側には強く抗議し、再発防止を厳重に申し入れすることを行いました。冷静かつ毅然と対応していく。6日、沖縄本島の南東の公海の上空で2度にわたり、中国海軍の空母「遼寧」から発艦した戦闘機が自衛隊の戦闘機に対してレーダーを断続的に照射しました。レーダー照射は攻撃の準備段階で行う場合があります。小泉防衛相:必要な範囲を超える危険な行為である。防衛省によりますと、遼寧はミサイル駆逐艦3隻とともに7日、沖縄本島と南大東島の間を通り、鹿児島県の喜界島から約190kmを航行しています。また、遼寧から戦闘機などの発着艦が7日までの2日間に約100回行われました。引き続き自衛隊が警戒監視にあたり、7日は、6日のレーダー照射のような事案は起きていないとしています。

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