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第151回:ヒールの力でブランドをブーストさせる。暗黒面によって明確になるブランドの陰影

映画やドラマ、アニメの面白さを決定づける一番の要素はヒーローのカッコ良さではなく悪役=ヒールの魅力。スターウォーズといえばルークスカイウォーカーではなくダースベーダーだし、ドラゴンボールの一番人気はフリーザです。また大和田常務のいない半沢直樹なんて考えられない。この原則は企業の広告活動にも通底します。

ブランドをヒールの魅力でブーストさせる現場は、SNSによって着手しやすくなったキャラクター運営。一定の人気が定着したあとには停滞期が訪れます。ゆるふわコミュニケーションだけでは飽きもくる。そこでそのゆるふわの世界観を揺るがせる陰の存在=ヒールを登場させることで世界に陰影が生まれます。

サンリオの「やさぐれかわいい」クロミちゃん、受験生をたぶらかす明光義塾の「サボロー」くん、ぐんまちゃんを突き上げる憎き後輩「ぐんまさん」の事例を通してヒールを使ったキャラクターのブースト方法について考察します。

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