こころメンテナンス

428.やる事よりもやらない事に目を向けて

コミュニケーションは、たくさん話すことでも、正しい言葉を探すことでもなくて。

相手の気持ちを受け取る“余白”や、無理に答えを出さない“間”の中に、本当のつながりが生まれるのかもしれません。

今日は、相手と心を通わせるための“話すよりも感じるコミュニケーション”についてお話しします。

 
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三上:皆さん、こんにちは。こころメンテナンス、本日もアシスタント三上恵と、氣功ヒーラーの

吉村:吉村竜児です。

三上:吉村さん、本日もよろしくお願いします。

吉村:よろしくお願いします。

三上:はい、さあ、今日のテーマ。「やることよりも、やらないことに目を向けて」。はい、どういうこと?って思った方もいらっしゃると思うんですが。

吉村:はい。

三上:男性に例えると、プレゼントを渡してくれます。カバンを持ってくれます。道側だと横に危ないからってエスコートしてくれますとかあるじゃないですか。

嬉しいことをしてもらうのもいいけど、逆にその人が今この状態だから言わなかったり、傷つくことをしなかったりっていうことって大切だなって思ったんですよ。

だから、やることよりもやらないことに目を向けて感じることも大切だなって思ってこのテーマを持ってきたんですけど。伝わってますか?大丈夫ですか?

吉村:何となくこういうことかなっていうのは伝わってはきましたね。ただ、それって物事のとらえ方みたいな話ではあると思うんで、ちょっと認知の話かなって思うところがあるんですけど。

三上:うんうん。

吉村:やることと、やらないことっていう対比で今話されてたんですけど。

三上:ジャッジですね。

吉村:だから何か嬉しいことをしてもらうっていう話と嫌なことはしないっていう話って、実は対比になっていないのわかりますかね。

三上:そうですね。

吉村:だってやるかやらないかで言ったら嬉しいことをするかしないかだし、嫌なことをするかしないかじゃないですか。

三上:うんうんうん。

吉村:だから嬉しいことをしてもらうってことと、嫌なことをしないっていうことは別に対比じゃなくてむしろ同じ話ですよね。

三上:うん、そうだ。うん、一緒だ。

吉村:まあまあ、これって言ってみたらちょっと屁理屈に聞こえちゃうかもしれないんで、もう少しそこに関して掘り下げてお話をしていこうかと思うんですけど。

三上:うんうんうん。

吉村:要は嫌なことをしないでほしいっていう話だと思うんですよ。

三上:うんうん。そうですね。

吉村:嫌なことをしないでほしいってことに関して言うと、何をされたらこの相手の人が嫌なのかっていうのを事前に100%察知するってすごく難しいことなんですよね。

三上:難しいですね。確かにね。

吉村:ってことは、この人がどういう好みを持ってるのかとか、例えばこういうことはこの人はあまり好まないなとかっていうことを事前に知っていれば、多分この人はこういうことを言われたくないだろうから、ちょっとここは言わないでおこうみたいなことができるわけですよ。

三上:うん、そうですね。

吉村:ってなると、相手のことを知ろうとする氣持ちであったりとかね、理解しようとする氣持ちであったりっていう、そういうのが結構大事だよねって話につながってくるんじゃないかなって思うんですよ。

三上:確かに。

吉村:それって何かって言ったら、相手にちゃんと興味を持ってるかとか思いやりを持ってるかとかそういうような話じゃないかなって思うんですね。

三上:そうですね。

吉村:何かをしないって目標って実は結構立てられないんですよね。これをしないぞって目標を立てたとして、ゴールは何ですかみたいな話。

三上:ゴールはそうですね、定められないですね。

吉村:そうなんですよ、例えばじゃあ今日1日それをしなかったとしても、翌日にしちゃうかもしれないじゃないですかとか、1週間それをしなかったけどその翌週にしちゃいましたってこともあるかもしれないから、

これをしないって目標を立てたら、一生かけて死ぬまでそれをやらなかったときに初めて目標達成ってなるんですよね。

三上:確かにそうですね。

吉村:これは結構目標の立て方としてはすごく問題があるんですよ。っていうのは、やっぱり何かしらどっかのポイントでうまくいってるなとか、目標達成できたぞとかっていうのがないと人は大体嫌になっちゃうって、もうやってられるかってなるんですよ、とか忘れちゃったりとかね。

だから多分この人を傷つけないようにしたいって、もし思うんだとしたらその人のことをよく知るとか、その人に対して思いやりをいつも持つようにしようとかっていうような感じで目標を立てていると、

結果的にその人が傷つくようなことをあんまりしないで済むっていうことになるんだと思うんだけど、でもそれでも絶対かわかんないですよね。だってどこに地雷が埋まってるかなんてわからないわけだから。

三上:確かに。

吉村:何か別に僕は全然大したことないと思ってたことがその人にとってはすごく地雷だったりすると、全然悪氣なく地雷踏んでしまってすごく嫌な思いをさせてしまうってこともあり得るんですけど、

それを氣にして絶対地雷踏まないようにしようって考えたら、一番いい方法はもうその人と関わらないことになっちゃうんですね。これはちょっと寂しいじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:なので結論は何なのかって言ったら、僕はやっぱりお互いに理解を深めるためには相手に興味を持ってコミュニケーションをちゃんと取るとか、あとはお互いに自己開示をし合うってことも大事だと思うんですよ。

だって例えば僕が何か特定の事柄をすごく嫌いだった場合、そのことを相手の人に全く伝えてなくて相手の人が悪氣なく話題を振ってしまったってなった場合、別にその人は悪くないじゃないですか。

むしろこの話はあまり好きじゃないっていうことを、僕のほうがちゃんと伝えてなかったことに問題があるって話ですよね。

三上:うんうんうん。

吉村:なのでちゃんとお互い腹を割ったコミュニケーションができてることが結構大事だったりするんですよ。そうなるとやっぱりコミュニケーションっていうのは避けて通れないというか、すごく重要なポイントになるし、

コミュニケーションを取るってことは、やっぱり地雷を踏んでしまうリスクっていうのは存在するわけですよ。それは完全にはゼロにできないじゃないですか。

三上:できないですね、地雷はね。

吉村:ってなったら、大事なことはお互い何かあったとしても許し合いましょうねみたいな、許しの精神ですよね。相応に許し合う。

だから私は好き勝手やるけどあんたは私のことを氣遣いなさいとかってなったら、それって関係がフェアじゃないじゃないですか。

三上:そうですね。

吉村:だからお互いちゃんと腹を割ったコミュニケーションを心がけましょうねって、お互い何かあっても極力許し合って思いやりを持ってお互い尊重し合いましょうっていうような関係性ができていれば、多分色んな場面では、今はちょっとそっとしとこうみたいに察することができたりとかね。

あとはちょっとイラっとくることを言われたけど、そのことでギャーって怒るんじゃなくて、ちょっとその話はあんまり好きじゃないんだよねとかっていうようにやんわり伝えて、

言われたほうもそのことで、えーとかっていう話じゃなくて、そうなんだみたいな、じゃあちょっと次から氣をつけるねみたいなそういうお互いに思いやりのある態度でコミュニケーションを取っていくっていう