🌸5分でわかる日本語🌸Dive into Japanese in just 5 minutes

🌸480: 突(つ)き出す?突き止める?など、“突き”がつく日本語表現4つ!〈日本語聴解 Japanese Podcast〉

「5分でわかる日本語」は、日本語を勉強している人のためのPodcastです。

① いろいろな日本語をわかりやすく説明します

② JLPT N3くらいを勉強している人に役立ちます

③ 忙しい人にもぴったり!

【Kindle】https://jpnteachermiwa.my.canva.site/kindle

【台本/Script】

今日は、「突き」を使ったいろいろな言葉をご紹介します。「突く(つく)」は、何かを強く押すという意味があります。また、相手の弱いところをはっきり言うという意味もあります。このイメージから、「突き出す」「突き放す」「突き止める」「突き返す」など、いろいろな言葉があります。では、それぞれどんな意味になるのでしょうか?ぜひ、最後まで聞いてください。

こんにちは。今日は10月23日です。日本語の先生みわの「5分でわかる日本語」ポッドキャストへようこそ!このポッドキャストでは、JLPT N3くらいの日本語で、日本の文化や言葉について楽しく学んでいきます。

まず1つ目は「突き出す」です。これは、何かを前に出す、または外に出すという意味です。たとえば、「手を前に突き出した」と言えば、手を前に出したという意味になります。「突き」を使うことで、勢いが感じられます。また、「泥棒を警察に突き出した」というと、泥棒をつかまえて警察に渡したという強い言い方になります。

2つ目は「突き放す」です。これは、強く遠くに押したり、ある人をもう助けないと決めたときに使う言葉です。たとえば、「犬が急に走ってきたので、突き放した」というときは、犬を強く押したという意味です。また、「冷たい言葉で突き放された」というときは、相手からひどい言葉を言われて、関係を切られたという意味になります。悲しい表現ですね。

3つ目は「突き止める」です。これは、いろいろなことを調べて、正しい答えや原因を見つけるという意味です。たとえば、「警察が事件の原因を突き止めた」というと、たくさん調べて、なぜ事件が起きたのかをはっきりさせたということです。真剣に、しっかり調べる様子を表す言葉です。

最後は「突き返す」です。これは、相手からもらったものを、強く返すことです。たとえば、「不正な贈り物を突き返した」というと、そのプレゼントを受け取らずに、相手に返したという意味です。政治の世界や大人の世界では、もしかしたら、そんな場面もあるかもしれませんね。

今日は「突き出す」「突き放す」「突き止める」「突き返す」をご紹介しました。どれも「突く」という強い印象のある言葉ですね。体だけではなく、気持ちや行動の勢いを表すことができます。ぜひ使ってみてくださいね。

では、ここで問題です!

ずっとわからなかった問題の原因が、やっとわかったときに使う言葉はどれですか?

1. 突き出す

2. 突き放す

3. 突き止める

もう一度、問題を言います。答えは「3. 突き止める」です。

今日のポッドキャストはここまでです。このポッドキャストは毎日お送りしています。聞き取りづらいと感じたら、速度を遅くして、簡単だと感じたら速度を速くして聞いてみてください。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください。そして、このポッドキャストの本がKindleから出ました。英語の訳と繁体字の訳がついている本です。さらに、YouTubeでメンバーシップも始めました。興味のある方は、ぜひ確認してみてください。それではまた、明日もお会いしましょう。またね! 

【自己紹介】

こんにちは!みわです。北海道に住んでいます。私はOnlineで日本語を教えている日本語の先生です。Xもしています。これからもこのPodcastを聞いてくれたら嬉しいです。質問やリクエストがあれば、コメントで教えてください!

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🌸100:100回目記念!みわの自己紹介〈日本語聴解Japanese Podcast〉

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