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40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。

方言ニュー‪ス‬ ラジオ沖縄

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40年以上続く超人気番組。沖縄の「今」を沖縄の「言葉」で紹介します。

    希少種アカウミガメの産卵 確認

    希少種アカウミガメの産卵 確認

    2024年5月9日(木)放送分
    担当は上地和夫さんです。

    琉球新報の記事から紹介します。

     
    長年ウミガメの保護・調査を続けている
    日本ウミガメ協議会会員で
    自然公園指導員の嘉陽宗幸さんは4月17日、
    ウミガメの産卵場所として知られる
    やんばる国立公園区域内の国頭村奥海岸で
    希少種のアカウミガメの産卵を確認しました。

    嘉陽さんによりますと、
    今年のアカウミガメの産卵は
    この日が全国初になるということです。

    嘉陽さんはこの日の午前6時45分ごろ、
    調査中に波打ち際からアダンが密集した
    陸側へおよそ20メートル続くアカウミガメの
    足跡を発見しました。

    卵があるのを確認し、周辺の石を利用して
    種類や産卵日を記入したラベルを立てて
    注意を促しました。

    捕食されないような深さに卵を埋め戻すなどの
    保護対策も取りました。

    この海岸では、周囲の石を集めてたき火を
    行った跡が3カ所ほど見つかっています。

    産卵への悪影響も懸念され、
    過去には産卵巣の近くで
    たき火をした影響で、卵が割れたり、
    くぼんだりした例もあるということです。

    これから夏場に向けて村内海岸では
    行楽客や釣り、キャンプ客でにぎわうことが予想され、

    嘉陽さんは「ウミガメが無事に産卵巣から
    脱出するよう大事に見守ってほしい。
    関係機関は現状把握と対策を
    お願いしたい」と訴えています。

    • 6 min
    那覇市歴史博物館  琉球国王着用の「王冠」展示

    那覇市歴史博物館  琉球国王着用の「王冠」展示

    2024年5月8日(水)放送分
    担当は上地和夫さんです。


    琉球新報の記事から紹介します。

    那覇市歴史博物館は15日まで、
    琉球国王が即位儀礼など重要な儀式の際に
    着用した「玉冠」を展示しています。


    展示された玉冠は2006年に
    国宝に指定されたもので、
    戦時中に流出し、今年3月に沖縄に返還された
    琉球国王の肖像画「御後絵」にも
    描かれています。

    山田葉子学芸員は
    「諦めていた御後絵が返還され、
    関心も高まっている。
    玉冠を見て歴史に思いはせてほしい」
    と来場を呼び掛けました。

    現存が確認されている琉球国王の冠は
    世界中でこの1点のみで、
    18世紀から19世紀に制作されたとみられますが、
    どの国王が着用したかは不明です。

    山田学芸員によりますと、
    御後絵に描かれている玉冠と展示品とは
    同じ形ですが、同じものかは不明のため「御後絵の修復作業が終われば、
    玉冠と見比べて調査してみたい」
    と語りました。

    一方、沖縄由来の文化財20点が
    アメリカより返還されたことを受け、
    県はきょうからあさってまでの3日間、
    県立博物館・美術館で
    「返還文化財一般展示会」を開きます。

    戦後、初めて現物が確認された歴代国王の
    肖像画「御後絵」4点については
    損傷が激しく公開に耐えられる状態でないとして、
    現物の展示は行わず、
    原寸大のパネルを設置します。

    • 5 min
    ハワイから豚550頭届く史実がマンガに

    ハワイから豚550頭届く史実がマンガに

    2024年5月7日(火)放送分

    担当は中川信子さんです。

    琉球新報の記事から紹介します。

    うるま市教育委員会は、
    ハワイに移民した県系人がブタ550頭を沖縄に届け、
    戦後の困窮を救う一助となった史実を漫画にしました。

    タイトルは「安慶名良信物語」で、
    B&G財団による郷土の偉人を漫画にする
    事業に採用され、助成を受けたものです。

    市具志川出身の安慶名を主人公に、
    戦争で故郷・沖縄が食糧難に陥っていることを知った県出身者が、
    募金活動に奔走し、台風などの困難に遭いながらも
    沖縄へブタを送り届けた事実を忠実に描きました。

    支援はブタにとどまらず、衣類や野菜の種、
    学用品など多岐にわたり、
    戦後の復興に大きく貢献したことも紹介しました。

    市では、ブタがホワイトビーチに陸揚げされた9月27日を
    「海から豚がやってきた記念日」に制定するなど、継承に努めています。

    しかし、子どもたちに十分に行き届いていないのが課題でした。

    製作に携わった布哇海豚顕彰会代表の浜端良光さんは
    「みんなの知識と協力が結実した」と出来栄えに満足げな様子でした。

    漫画は市内の小、中学校に配布され、教材として活用し
    出前講座なども開く予定で、
    B&G財団のホームページでも無料公開しています。

    • 3 min
    県内4月の平均気温、過去最高を記録

    県内4月の平均気温、過去最高を記録

    2024年5月6日(月)放送分

    担当は上地和夫さんです。

    琉球新報の記事から紹介します。

    沖縄気象台は今月1日、
    沖縄地方の4月の平均気温の平年差がプラス2・7度となり、
    統計を開始した1946年以降、
    4月として過去最高となったと発表しました。

    4月の降水量の平年比も1・94倍で、かなり多くなりました。
    気温は観測地点8地点のうち、名護、宮古島、
    石垣島、西表島、与那国島の5つの地点で過去最高でした。

    那覇、久米島、南大東島は過去2番目に高くなりました。

    降水量は統計開始以降過去4番目に多く、
    アメダスの観測地の県内25地点のうち
    7地点で過去最多を記録しました。

    太平洋高気圧が日本の南に強く張り出し、
    沖縄地方に南から暖かく湿った空気が流れ込んだことで、
    記録的な高温と降水量につながりました。

    太平洋高気圧の強まりは、
    熱帯域の対流活動がインド洋で
    活発となったことが関連しています。特に気温については、
    地球温暖化やエルニーニョ現象により、
    日本付近が暖かい空気に覆われやすくなったことが影響しています。

    • 5 min
    伊江村の知念さん、独自の小道具使い村内の保育所で読み聞かせ活動

    伊江村の知念さん、独自の小道具使い村内の保育所で読み聞かせ活動

    2024年5月3日(金)放送分

    担当は赤嶺啓子さんです。

    琉球新報17日付20面の記事から紹介します。

    3月まで伊江村立保育所で保育士として働いた知念季哉さんは、
    6年前に発症した脳内出血の影響で
    右半身にまひの症状が残る中、
    独自に作成した小道具を使って
    村内の保育所などで絵本の読み聞かせを続け、
    子どもたちを楽しませてきました。

    「絵本の良さを多くの人に知ってもらいたい」と語り、
    4月からは、認定絵本士の資格を取得するため、
    沖縄女子短期大学に通い、スキルアップを目指しています。

    知念さんは3月22日、初めてあおぞら小規模保育園で読み聞かせを行い、
    子どもたちと一緒に絵本の世界を堪能しました。

    子どもたちは、絵本の登場人物のせりふも覚え、
    読み方をまねしてみるなど楽しんでいたということで、
    渡久地久子園長は「子どもたちは目を輝かせて
    あっという間に絵本の世界に引き込まれていた。お
    互いの心が通じ合い絆ができたように感じた」と振り返っていました。

    知念さんは「読んでいる本の内容によって子どもたちの表情が変わる。
    悲しい本を読んでいると悲しい顔、
    楽しい本を読んでいる時はにこにこ笑顔に変わる。
    その表情を独り占めできる。
    読み聞かせしている人にしか味わえない最高の時間」と醍醐味を語りました。

    • 3 min
    琉球王国時代 士族が使っていた印章 那覇市歴史博物館に寄贈

    琉球王国時代 士族が使っていた印章 那覇市歴史博物館に寄贈

    2024年5月2日(木)放送分
    担当は上地和夫さんです。


    琉球新報の記事から紹介します。

    琉球王朝の士族の子孫で、
    宮崎県都城市在住の上原久知さんらが
    このほど、那覇市歴史博物館に、
    琉球王国時代の19世紀ごろに
    士族が使っていた印章と、
    その印章が押された
    家譜仕次などを寄贈しました。

    博物館によりますと、琉球王国時代の印章と、
    照合できる文書が一対となって
    出てきたのは初めてということです。
    印章は、琉球王府に提出する正式文書などに
    使われていました。

    家譜仕次は、家譜への加筆をする際に、
    加筆内容などを王府に提出するために
    まとめた文書です。
    上原さんの先祖は、現在の那覇市小禄や
    宇栄原地域を領地としていた士族で、
    上原さんの父親の知新さんらは戦前、
    資料を持って沖縄から宮崎県に
    家族で移り住んだため、戦禍を免れました。
    博物館の伊集(いじゅ)守道(もりみち)主任学芸員は
    「琉球王国時代の資料が
    これだけまとまってあるのは珍しい。
    沖縄に資料が少ない中で、
    里帰りしてくれるのは琉球の歴史を
    知る上でもありがたい。
    多くの人に見てほしい」と話しました。
    上原さんは「展示することで皆さんで価値を
    共有してもらいたい」と話しました。
    博物館では、今回寄贈された資料の一部を、
    あすから1カ月間ほど展示する予定です。

    • 6 min

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