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#13 2021年はどこへむかう?変換最前線の私たち。~ Guest:宇野維正、金寿‪煥‬ 西寺郷太 GOTOWN Podcast Club

    • 音楽

前回の「#12 2020年のエンタメを振り返る。」に引き続き、新年最初のゲストは、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正さん( https://twitter.com/uno_kore )と新潮社の編集者・金寿煥さん( https://twitter.com/KimuSuhan )です。2021年はどういう年になっていく?2020年を経てこれから私たちの生活・エンタメはどうなっていくのだろう?と3人で談議していきます。冒頭から、宇野維正さんから吉田豪さん( https://twitter.com/WORLDJAPAN )に物申す?!GOTOWN Podcast Club「#8 好きと精通すること」出演時に、吉田豪さんに「豪の部屋」( https://www.showroom-live.com/nekojita )に宇野さんが出演するかどうか、西寺が投げかけたところ、「宇野さんはない」と返答。それに対して、宇野さんがアンサーとしてお話します。宇野さんは豪さんに対し恩を感じていますし、全然喧嘩するつもりはないということを前提として。メインカルチャーとサブカルチャー(以下、サブカル)のカテゴライズはどういう基準で行われている?(サブカルチャーとは、メインカルチャーと対比される概念のことを指す。1960年代から70年代前半までは反体制的なカウンターカルチャーが主流だったが、70年代後半以降、形骸化・商業主義化し、サブカルチャーに変質していったとの見方もある。引用:ウィキペディアより)サブカルチャーの概念・価値観の変化。サブカルの方が批評的に語られやすい、メインカルチャーだからこそ語らない余白があること。今の10〜20代などのサブカルチャーなどに関係なく、ひとつのモノ、流行りとして受け取っているようになっている。(例として挙げたYOASOBIは、2020年紅白にも出場したボーカロイドプロデューサーのAyaseとシンガーソングライターのikuraによる2人組の音楽ユニット。デビュー曲「夜に駆ける」が2020年12月にストリーミング再生3億回を突破し、Billboard Japan 総合ソングチャート"HOT100"にて2020年年間1位を獲得している。)初音ミクが再び若い世代に注目を浴びている。ボカロがクラシックなモノとして、後追いしている状況がある。アニメやゲームのカルチャーに対するアプローチがされているように、以前よりもアニメ文化は身近な存在になっている。日本のカルチャーの在り方を定義しないといけない。米津玄師がクラシックとして享受されている。ただ日本はまだフィジカルの根が残っているように感じられる。米津玄師、あいみょん、星野源といった日本の音楽スターが登場して活躍していたが、圧倒的にフィジカル枚数は米津玄師が強い。(米津玄師、「STRAY SHEEP」が全世界の音楽セールスを発表する「WORLD MUSIC AWARDS」アルバムチャートで1位に Musicman | https://www.musicman.co.jp/artist/338298)ライブ、音楽フェス、映画館といった体験する娯楽がほぼなくなり、2021年はより加速されると考えられます。フェスがなくて、ボカロのスターが出てくる。スターの価値観が変わってくるのではないか。さらに、ソングライティングの復権・アレンジが強みとなり、エンタメを受け取る側も価値観が変換され、どこに、何を重視するのかということが変わってくだろう。ただ、日本はロックバンド色が強い、ギターロックが多かったが、今更新され、新たなジャンルが強くなってきていることは、強みでもあるし、期待もできる。西寺が参加(楽曲提供)しているヒ

前回の「#12 2020年のエンタメを振り返る。」に引き続き、新年最初のゲストは、映画・音楽ジャーナリストの宇野維正さん( https://twitter.com/uno_kore )と新潮社の編集者・金寿煥さん( https://twitter.com/KimuSuhan )です。2021年はどういう年になっていく?2020年を経てこれから私たちの生活・エンタメはどうなっていくのだろう?と3人で談議していきます。冒頭から、宇野維正さんから吉田豪さん( https://twitter.com/WORLDJAPAN )に物申す?!GOTOWN Podcast Club「#8 好きと精通すること」出演時に、吉田豪さんに「豪の部屋」( https://www.showroom-live.com/nekojita )に宇野さんが出演するかどうか、西寺が投げかけたところ、「宇野さんはない」と返答。それに対して、宇野さんがアンサーとしてお話します。宇野さんは豪さんに対し恩を感じていますし、全然喧嘩するつもりはないということを前提として。メインカルチャーとサブカルチャー(以下、サブカル)のカテゴライズはどういう基準で行われている?(サブカルチャーとは、メインカルチャーと対比される概念のことを指す。1960年代から70年代前半までは反体制的なカウンターカルチャーが主流だったが、70年代後半以降、形骸化・商業主義化し、サブカルチャーに変質していったとの見方もある。引用:ウィキペディアより)サブカルチャーの概念・価値観の変化。サブカルの方が批評的に語られやすい、メインカルチャーだからこそ語らない余白があること。今の10〜20代などのサブカルチャーなどに関係なく、ひとつのモノ、流行りとして受け取っているようになっている。(例として挙げたYOASOBIは、2020年紅白にも出場したボーカロイドプロデューサーのAyaseとシンガーソングライターのikuraによる2人組の音楽ユニット。デビュー曲「夜に駆ける」が2020年12月にストリーミング再生3億回を突破し、Billboard Japan 総合ソングチャート"HOT100"にて2020年年間1位を獲得している。)初音ミクが再び若い世代に注目を浴びている。ボカロがクラシックなモノとして、後追いしている状況がある。アニメやゲームのカルチャーに対するアプローチがされているように、以前よりもアニメ文化は身近な存在になっている。日本のカルチャーの在り方を定義しないといけない。米津玄師がクラシックとして享受されている。ただ日本はまだフィジカルの根が残っているように感じられる。米津玄師、あいみょん、星野源といった日本の音楽スターが登場して活躍していたが、圧倒的にフィジカル枚数は米津玄師が強い。(米津玄師、「STRAY SHEEP」が全世界の音楽セールスを発表する「WORLD MUSIC AWARDS」アルバムチャートで1位に Musicman | https://www.musicman.co.jp/artist/338298)ライブ、音楽フェス、映画館といった体験する娯楽がほぼなくなり、2021年はより加速されると考えられます。フェスがなくて、ボカロのスターが出てくる。スターの価値観が変わってくるのではないか。さらに、ソングライティングの復権・アレンジが強みとなり、エンタメを受け取る側も価値観が変換され、どこに、何を重視するのかということが変わってくだろう。ただ、日本はロックバンド色が強い、ギターロックが多かったが、今更新され、新たなジャンルが強くなってきていることは、強みでもあるし、期待もできる。西寺が参加(楽曲提供)しているヒ

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