24分

#11「セックスワークにも給付金を」訴訟【高裁スタート!事前レクチャー編‪】‬ CALL4 Podcast

    • ニュース解説

#01でも取り上げた「セックスワークにも給付金を」訴訟の控訴審が12月8日に東京高裁で始まります。今回はこの訴訟の裁判傍聴ツアー企画に合わせて、原告代理人の平祐介弁護士と三宅千晶弁護士にお話を聞きました。平弁護士には地裁判決のポイントや控訴審に向けての弁護団の活動について、三宅弁護士には裁判傍聴の心構えについてお話しいただきました。裁判傍聴ツアーに参加する方も、そうでない方も必見(必聴?)の内容です。

【ケースページはこちら】
https://www.call4.jp/info.php?type=items&id=I0000064

【アンケートはこちら】
https://forms.gle/m1vrPdPiSTpYqxpt9

【目次】
0:00   オープニング
1:55   事案の説明
3:27   地裁判決のポイント
8:55   弁護団の活動
11:31 裁判傍聴の心構え
18:52 社会全体として考えてもらいたいこと
21:07 エンディング

【知っておきたい!関連用語】
〈セックスワーク〉:性的サービスを行う職業のこと。1980年代にアメリカで提唱された言葉。こうした職業が正面から「仕事」として扱われず、労働者としての権利があいまいになっているのではないかという問題提起を含む用語としても使われる。
〈法の下の平等〉:日本国憲法14条1項で「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と規定されている。この裁判では、セックスワーカーと他の事業者との間でコロナ給付金の給付の有無に差があることが法の下の平等に反するのではないかが問題となっている。
〈風営法〉:正式名称を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」という。善良な風俗の保持を目的とした法律で、風俗営業などについて営業時間や営業区域を制限したり、営業の許可・届出を定めたりしている。
〈(裁判)傍聴〉:裁判を見に行くこと。日本国憲法でも裁判の公開が保障されており、原則として事件関係者かどうかにかかわらず、誰でも見ることができる。
〈期日〉:裁判に関することが行われる時間のこと。口頭弁論期日、弁論準備手続期日、判決言渡期日、和解期日など、期日の中でもいろいろな種類がある。この裁判で12月8日に東京高裁で行われるのは、1回目の口頭弁論期日である。
〈控訴審〉:日本では一つの事件について裁判所で審理を受けられるのは3回までであり(三審制)、そのうちの2回目の裁判のこと。「第二審」ともいう。例外もあるが、多くは各地の高等裁判所で審理が行われる。なお、3回目の裁判のことは「上告審」といい、最高裁判所で審理が行われる。

#01でも取り上げた「セックスワークにも給付金を」訴訟の控訴審が12月8日に東京高裁で始まります。今回はこの訴訟の裁判傍聴ツアー企画に合わせて、原告代理人の平祐介弁護士と三宅千晶弁護士にお話を聞きました。平弁護士には地裁判決のポイントや控訴審に向けての弁護団の活動について、三宅弁護士には裁判傍聴の心構えについてお話しいただきました。裁判傍聴ツアーに参加する方も、そうでない方も必見(必聴?)の内容です。

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0:00   オープニング
1:55   事案の説明
3:27   地裁判決のポイント
8:55   弁護団の活動
11:31 裁判傍聴の心構え
18:52 社会全体として考えてもらいたいこと
21:07 エンディング

【知っておきたい!関連用語】
〈セックスワーク〉:性的サービスを行う職業のこと。1980年代にアメリカで提唱された言葉。こうした職業が正面から「仕事」として扱われず、労働者としての権利があいまいになっているのではないかという問題提起を含む用語としても使われる。
〈法の下の平等〉:日本国憲法14条1項で「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別されない。」と規定されている。この裁判では、セックスワーカーと他の事業者との間でコロナ給付金の給付の有無に差があることが法の下の平等に反するのではないかが問題となっている。
〈風営法〉:正式名称を「風俗営業等の規制及び業務の適正化等に関する法律」という。善良な風俗の保持を目的とした法律で、風俗営業などについて営業時間や営業区域を制限したり、営業の許可・届出を定めたりしている。
〈(裁判)傍聴〉:裁判を見に行くこと。日本国憲法でも裁判の公開が保障されており、原則として事件関係者かどうかにかかわらず、誰でも見ることができる。
〈期日〉:裁判に関することが行われる時間のこと。口頭弁論期日、弁論準備手続期日、判決言渡期日、和解期日など、期日の中でもいろいろな種類がある。この裁判で12月8日に東京高裁で行われるのは、1回目の口頭弁論期日である。
〈控訴審〉:日本では一つの事件について裁判所で審理を受けられるのは3回までであり(三審制)、そのうちの2回目の裁判のこと。「第二審」ともいう。例外もあるが、多くは各地の高等裁判所で審理が行われる。なお、3回目の裁判のことは「上告審」といい、最高裁判所で審理が行われる。

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