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自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力|CULTIBASE Radio|Facilitation #40 CULTIBASE Radio

    • ビジネス

『自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力』の概要
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio Failitationの40回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と夏川真里奈が、同社のService Designerである押田一平も交えて、『自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力』をテーマにディスカッションしました。


アートエデュケーターの夏川は、創造性教育を専門としている。その中で、「虚体験」という「私たちが実際に経験しているわけではないのに、それを自分が実際に身を持って経験するワーク」を考案している。今回はその魅力に迫る。
MIMIGURIがクライアントに新規事業を考えるワークショップを行った。その時に押田は、夏川が実施した「虚体験」のワークを体験して、衝撃を受けたと言う。空想に入り込むワークを通じて、多様なアイデアが参加者から出てきたのだ。
「虚体験」は、素朴にアイデアが湧き出るような働きかけを行ったり、それを共有できる心理的安全性の高い環境をつくったりする観点で、組織づくりに携わる人にとっても参考になる方法論ではないかと臼井は言う。
人が元来持っている創造力を自然発生的に発揮できるようにすることを、夏川は虚体験のエッセンスとして挙げる。
虚体験のような「創造のための想像」を行う際には、対象を自分にとって捉えやすい存在にすることが大切だと夏川は言う。その手段としてまずは「触る」「嗅ぐ」など、身体感覚の範囲に落としこめるようなストーリーをつくり、その後少しずつ身体感覚の範囲を超えるものに転用して想像できるように構成するといった工夫がある。
虚体験での表現を現実で行おうとしても、「検閲」と呼ばれる環境的な抑圧が発生してしまうことが多い。例えば、周りからの奇異の視線や、評価などが検閲に該当する。
夏川は、そのような「検閲」に抑圧されない思考を一時的に生み出す方法論として、虚体験の魅力を語る。また、臼井は、虚体験の活用可能性として、問題と問題がなくなった世界を想像してみるワークも効果的ではないか提案する。
「虚体験」は、現実にモノをつくるワークショップだったと夏川は言う。それをオンライン上でやる時に、空想世界で想像する今の「虚体験」のワークショップになった。企業オリジナルの「虚体験」のワークショップを作ることも可能だと夏川は言う。



「自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力」のコツ」の関連コンテンツ
今回の内容と関連するイベントのアーカイブ動画は下記にて公開中です。CULTIBASE Lab会員限定となりますが、現在10日間の無料キャンペーンも実施中です。関心のある方はぜひこの機会に入会をご検討ください。

▼創造性を育むファシリテーション:他者を理解し、受け入れる土壌をつくる理論と技法

https://www.cultibase.jp/videos/7761



◇   ◇   ◇

人と組織のポテンシャルを引き出す知見をさらに深く豊かに探究していきたいという方は、会員制オンラインプログラム「CULTIBASE Lab」がオススメです。CULTIBASE Labでは、組織の創造性を最大限に高めるファシリテーションとマネジメントの最新知見を学べる探究型学習コミュニティとして、会員限定の動画コンテンツに加

『自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力』の概要
CULTIBASE Radioは、人やチームの創造性を高める知見を音声でお届けします。 CULTIBASE Radio Failitationの40回目では、株式会社MIMIGURIのFacilitator/Art educatorである臼井隆志と夏川真里奈が、同社のService Designerである押田一平も交えて、『自然発生的な創造力を掻き立てる、“虚体験”の魅力』をテーマにディスカッションしました。


アートエデュケーターの夏川は、創造性教育を専門としている。その中で、「虚体験」という「私たちが実際に経験しているわけではないのに、それを自分が実際に身を持って経験するワーク」を考案している。今回はその魅力に迫る。
MIMIGURIがクライアントに新規事業を考えるワークショップを行った。その時に押田は、夏川が実施した「虚体験」のワークを体験して、衝撃を受けたと言う。空想に入り込むワークを通じて、多様なアイデアが参加者から出てきたのだ。
「虚体験」は、素朴にアイデアが湧き出るような働きかけを行ったり、それを共有できる心理的安全性の高い環境をつくったりする観点で、組織づくりに携わる人にとっても参考になる方法論ではないかと臼井は言う。
人が元来持っている創造力を自然発生的に発揮できるようにすることを、夏川は虚体験のエッセンスとして挙げる。
虚体験のような「創造のための想像」を行う際には、対象を自分にとって捉えやすい存在にすることが大切だと夏川は言う。その手段としてまずは「触る」「嗅ぐ」など、身体感覚の範囲に落としこめるようなストーリーをつくり、その後少しずつ身体感覚の範囲を超えるものに転用して想像できるように構成するといった工夫がある。
虚体験での表現を現実で行おうとしても、「検閲」と呼ばれる環境的な抑圧が発生してしまうことが多い。例えば、周りからの奇異の視線や、評価などが検閲に該当する。
夏川は、そのような「検閲」に抑圧されない思考を一時的に生み出す方法論として、虚体験の魅力を語る。また、臼井は、虚体験の活用可能性として、問題と問題がなくなった世界を想像してみるワークも効果的ではないか提案する。
「虚体験」は、現実にモノをつくるワークショップだったと夏川は言う。それをオンライン上でやる時に、空想世界で想像する今の「虚体験」のワークショップになった。企業オリジナルの「虚体験」のワークショップを作ることも可能だと夏川は言う。



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