ラジオ『旅の仲間』 旅の仲間
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- 社会/文化
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バングラデシュをはじめ世界を駆け巡ってきた好奇心コンビ、作家・税所篤快(あつよし)と三好大助(だいすけ)によるラジオ番組です。オススメの本や映画を中心に、「いちどきりの人生の旅」を豊かにするインスピレーションを、焚き火を囲みながらあなたと分かち合っていきます。
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022: 痛みをとおして生まれ直す(『怪物』監督・是枝裕和、脚本・坂元裕二)
第22回となりました、ラジオ・旅の仲間!2人の人生にいろいろありまして... 半年ぶりの配信です。
昨年お亡くなりになった渡辺京二さんのご自宅をお訪ねしたときのお話からはじまって。お互いの人生に訪れた転機・痛みの出来事、そこから何を気づいたかをシェアしつつ。巷でも話題になっている映画『怪物』を補助線に、「痛みをとおして生まれ直す」ことについて、対話をしました。
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人生に「痛み」が起こる意味とは何なのか。「痛み」を通して僕たちは何に招かれているのか。ぜひあなたと一緒に探究したくての配信です。第22回、ぜひお聴きください。
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● 今回ご紹介した映画
『怪物』監督・是枝裕和、脚本・坂元裕二
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021:肩書のない人生を生きる(渡辺京二さん追悼回)
第21回は、僕たちにとって大切な回になりました。2022年12月25日に92年の生涯を終えた作家・渡辺京二さん。実はこのラジオのタイトル『旅の仲間』という言葉は、渡辺さんから直々にお借りしていたものだったのです。お手紙のやり取りをしながら、1月にもお会いしに行く日付を調整している最中の出来事でした。
今回は、日本文学史にたしかな足あとを残した「渡辺京二」という生き様に敬意を表しながら、その人生に触れてみようと思います。渡辺さんが人生の最後まで訴えていた「肩書のない人生」とは。そして「あなたは社会に役立つために生まれてきたんじゃない」という言葉の真意とは。渡辺さんから受け取ったお手紙もご紹介しつつ、祈りを込めてお送りします。
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● 今回ご紹介した書籍
『肩書のない人生 (渡辺京二発言集 2) 』渡辺京二・著(弦書房)
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020:「世界は手作り」という感覚を取り戻す:ゲスト・森山円香さん(『まちの風景をつくる学校』森山円香・著)
第20回は、久々のゲスト回!徳島県の神山町でとってもユニークな学校づくりをしている、『まちの風景をつくる学校』の著者・森山円香さんをお招きします。
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著書のタイトルにあるように、森山さんが携わる農業高校の取り組みが、今全国から注目されています。
「地味ですよ」と彼女は笑いますが、イキイキと創造性を解放した高校生たちが、まちの景色を、おとなたちの表情を、そして自らの未来を変えていく様は、圧巻そのもの。
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その取り組みの背景には、「世界はわたしが手作りできる」というたしかな体験に裏打ちされた確信がありました。
異なる他者と手を取り合い、望む未来を「手作り」したい、そんなあなたに聴いてほしい。旅の仲間・第20回です。
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● 今回のもくじ
- 徳島の農業高校がまちの景色を変えている!?
- 地味だけど、たしかな道を歩くこと
- 「世界は手作り」という感覚を取り戻す
- 「まずはちょっと遊びにきてみたら?」
- 遠くのビジョンより、今ここの願いに根ざす
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● 今回ご紹介した書籍
『まちの風景をつくる学校: 神山の小さな高校が試したこと』森山円香・著(晶文社)
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019:15年越しの夢・詩集出版が与えてくれたもの(『生きとし生けるあなたに』真名井大介・著)
第19回は、当ラジオのホストであるだいすけの第一詩集、『生きとし生けるあなたに』の刊行記念号です!
17歳の頃からの「詩集出版」という夢が、15年以上越しに叶うことになった今、その作品づくりの体験がもたらしてくれたものを振り返ります。
制作の裏話はもちろんのこと、「作品をつくる」ということは人間にとってどんな営みであるのか?まで迫ってみました。
本編、ぜひ楽しんでください!
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● 今回のもくじ
- 15年越しの夢!だいすけの詩集が発売に!
- 熊谷隼人さんによる表紙画ができるまで
- あたまのカーテンを閉めるために、本を開く
- わたしを生かしている “はたらき” を思い出す
- 一冊の本を作ることが、たましいに与えるもの
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● 今回ご紹介した書籍
『生きとし生けるあなたに』真名井大介・著(私家版)
※ こちらから購入可能です:https://daisukemanai.com/poetry
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018:所有できないものこそが人生を潤す(『世界はうつくしいと』長田弘・著)
第18回となる今回は、だいすけがリスペクトしてやまない詩人・長田弘さんを取り上げます!
2022年3月現在、世界情勢がとても不安定な状態が続いています。そんな今だからこそ、真にこの世界を美しくしているものとは何か、を考えたい。
その答えは、決して支配や所有では手にできないものにこそある、と長田さんは語ります。
洗練された、ささやくような言葉で、いのちの本質を縁取ってみせる長田さんの声に、ぜひ一緒に耳を傾けてみましょう。
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● 今回のもくじ
・本当に人生を豊かにするものとは?
・静寂から愛され静寂を生きた詩人・長田弘
・誰にも所有できないものにある秘密
・大いなる小さなものたちのちから
・「生かされている」という安心
・いのちの美しさを思い出すために
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● 今回ご紹介した書籍
『世界はうつくしいと』長田弘・著(みすず書房)
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017:たましいの原風景を思い出す ー 瀬田貞二と子どもへの憧れ(『子どもの本のよあけ 瀬田貞二伝』荒木田 隆子・著)
第17回となる今回は、『指輪物語』『ナルニア国ものがたり』といった世界的児童文学を数多く翻訳し、日本の子どもたちに届けた瀬田貞二(せた・ていじ)さんを特集します。
翻訳とは、一見するとただ文章を日本語に訳すだけだと思われがちですが、そのプロセスには翻訳者ごとの「意図」と「祈り」が込められている、「新たな創作」と言っていい行為です。
原作が素晴らしいのは疑いないですが、日本での子どもたちの反響を見れば、瀬田さんの翻訳を通して吹き込まれた「いのち」があることも、また確かです。
瀬田さんが翻訳に込めた、「子ども時代」の尊さと、人間存在そのものへの深い祈りとは? ぜひお聴きください!
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● 今回のもくじ
・名翻訳者、瀬田貞二さんの仕事
・あらゆる能力と時間を子どもたちに解放する
・生命力あふれる子どもへの愛情と憧れ
・シュルヴィッツ作「よあけ」より
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● 今回ご紹介した書籍
『子どもの本のよあけ 瀬田貞二伝』荒木田 隆子・著(福音館書店)
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