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Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するポッドキャストです。自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってますので、よかったら聴いていただければと思います。

Katasumi katasumi

    • Arts

Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するポッドキャストです。自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってますので、よかったら聴いていただければと思います。

    ディズニー映画『クルエラ』からみるディズニーの時代順応性!?

    ディズニー映画『クルエラ』からみるディズニーの時代順応性!?

    今回は今年ホットなディズニー映画、エマ・ストーン主演の『クルエラ』についてTalkしました。音楽、ファッション、女性のイメージ・役割などについて多岐に話題が広がり、ディズニーの本気を感じる“今時なエンターテイメント映画”だったのではないかと思います。みなさんはこの映画についてどう思ったでしょうか?



    【Talk参加者】

    Hana, Yuki, Aki



    【Music】

    《Young Wild & Alive》by WEARETHEGOOD



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するPodcastです。主なTalk参加者は東京で働く3人。世代的にはGeneration Yの末っ子にしてGeneration Zの長老。

    あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってます。

    • 40 min
    映画『ノマドランド』からつながる「トウキョウ・ノマド」

    映画『ノマドランド』からつながる「トウキョウ・ノマド」

    去年の上映開始からずっと話題となっているクロエ・ジャオ監督、フランシス・マクドーマンド主演の映画『ノマドランド』について今回はTalkしました。他作品との比較から、私たちの”Home”とは?など、最後は都市の中のノマド性を見出したり、なかなか楽しい回となりました!



    [01:36] 『ノマドランド』の紹介

    [02:27]印象的なシーン

    [04:00]旅をすることでrelationshipを繋ぐ

    [06:48]『ノマドランド』はアカデミー賞っぽくない作品?

    [8:04]『ミナリ』との「家」をめぐる対照性

    [10:33]『ノマドランド』における名演技

    [14:11]自分の持ち物の中で何を残す?

    [16:45]自分の中に人とのつながりを持つこと

    [18:29]ノマド的な生活をしてみたいか?

    [21:14]ノマド的な旅は人生の終わりにふさわしい?

    [22:30]私たちにとっての”Home”とは?

    [25:50]都市におけるノマド的な要素



    【Talk参加者】

    Hana, Yuki, Aki



    【Music】

    Opening:

    《House on a Rock》by Southern Call

    Inserted:《Letters》by Lumane

    Ending: 《Home》by Sarah Kang



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するPodcastです。主なTalk参加者は東京で働く3人。世代的にはGeneration Yの末っ子にしてGeneration Zの長老。

    あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってます。

    • 29 min
    カズオ・イシグロと『クララとお日さま』

    カズオ・イシグロと『クララとお日さま』

    今回はノーベル賞受賞作家のカズオ・イシグロとその受賞後第1作目となる『クララとお日さま』についてTalkしました。注目しているポイントは3人で少しずつ違いますが、カズオ・イシグロの怖い!?世界観やこの作品に盛り込まれている「分断」「人間の本質」「記憶」…など様々なテーマについては面白くTalk出来たんじゃないかなと思います。



    [03:46]カズオ・イシグロの紹介

    [04:43]Yukiのカズオ・イシグロBest3

    [07:15]『クララとお日さま』の二面性

    [09:13]細かい描写に感じる映像感

    [10:06]クララの視点からの描写について

    [11:19]カズオ・イシグロの一人称的世界観

    [13:43]『クララとお日さま』に感じる怖さ

    [14:28]カズオ・イシグロの三つのテーマ

    [15:44]現実の歪みの延長線上にある世界観

    [17:54]『クララとお日さま』における分断

    [19:38]イシグロ作品における人間の好都合的希望と挫折

    [22:21]人間はコピー可能か?

    [24:22]AFは人間なのか?

    [25:58]イシグロ作品における記憶

    [30:48]分断=他者への想像力の断絶

    [33:12]クララの記憶描写から考える人間らしさ

    [36:32]ジョジーの回復シーンに感じる違和感

    [40:08]カズオ・イシグロとエドワード・ホッパー

    [41:39]クララにみる子ども性

    [42:50]現代人の伝統的信仰からの離脱

    [44:09]『クララとお日さま』にみる分断を超えてのつながり

    [45:57]人間のAIによる複製可能性という問い

    [47:29]愛する対象がいるという大切さ



    【Booklist】

    カズオ・イシグロ

    『クララとお日さま』早川書房

    『忘れられた巨人』ハヤカワepi文庫

    『私を離さないで』ハヤカワepi文庫

    『充たされざる者』ハヤカワepi文庫

    『日の名残り』ハヤカワepi文庫



    【Talk参加者】

    Hana, Yuki, Aki



    【Music】

    Opening & Ending:

    《Other Side》by Mac A DeMia

    Inserted:

    《Cityscapes》by vern matz

    《Trip Around the Sun》by Sarah Kang



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するPodcastです。主なTalk参加者は東京で働く3人。世代的にはGeneration Yの末っ子にしてGeneration Zの長老。

    あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってます。

    • 51 min
    『推し、燃ゆ』にみる絶望!?希望!?

    『推し、燃ゆ』にみる絶望!?希望!?

    世間で流行ったり、認められているコンテンツにはその時代の時代性が色濃く現れている。今回は第164回芥川賞を受賞された宇佐見りんさんの『推し、燃ゆ』をテーマに、我々世代をとり巻くアイドル文化や現代社会の生きづらさ、なぜ生きづらいのか?について考えてみました。



    [04:10]我々世代をとり巻くアイドル文化

    [07:42]”推しメン”から”推し”への変化

    [08:59]個人的に好きなアイドル

    [13:54]今の若者はアイドルに何を求めているのか?

    [16:24]娯楽のために生きる若者たち

    [18:41]生きる意味を考えるのは社会が豊かだから?

    [19:21]アイドルは資本主義ビジネス?

    [23:09]コンテンツ世界の深さと依存性

    [24:25]抵抗できないという感覚

    [25:56]労働→休息・娯楽→労働のサイクルは崩壊しつつある?

    [27:29]『蛇にピアス』における生への欲望

    [28:56]生きる根本は食べる、寝る

    [30:24]アイドルから感動をもらっている

    [31:43]アイドルは頑張れない自分たちの分身?

    [33:18]”普通”というハードルの高さ

    [34:14]自分の娘がもし主人公だったら?

    [34:53]”背骨”を強くしていくという生き方

    [37:47]”普通”という固定観念の克服



    【Booklist】

    宇佐見りん『推し、燃ゆ』河出書房新社

    金原ひとみ『蛇にピアス』集英社



    【Talk参加者】

    Hana, Yuki, Aki



    【Music】

    My Way by Ben Goldstein

    Starry Eyed by Jane & The Boy



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するPodcastです。主なTalk参加者は東京で働く3人。世代的にはGeneration Yの末っ子にしてGeneration Zの長老。

    あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってます。

    • 40 min
    大学入学共通テストと「妖怪」のお話

    大学入学共通テストと「妖怪」のお話

    【今回内容】

    今年の1月下旬に第1回大学入学共通テストが行われたということで、今回は3人で受験期の記憶を掘り起こし、センター試験をテーマに話しました。国語の第1問に焦点を当てたのは3人とも国語や現代文が好きだったからです。前半はセンター試験の役割、中国の作文問題などについて、後半は問題文に出てくる妖怪の役割の変遷をもとに、身近なものに結びつけて「妖怪」という存在を考えてみました。



    【時間軸】

    [02:50]共通テストはセンター試験からほぼ変わってない?

    [03:49]センター試験の国語の好き嫌い

    [05:07]国語の問題を解くには読解力よりも情報処理能力?

    [07:15]センター試験の役割について

    [09:13]センター試験は計算ドリルの延長?

    [09:52]仕事に求められる能力はセンター試験と同じ

    [11:03]中国の共通テスト「高考」

    [13:14]中国の国語の作文問題について

    [18:52]作文問題にみる社会問題

    [20:23]受験生泣かせの「奇妙な光」

    [22:48]中国の受験戦争の厳しさ

    [24:11]今年の国語の第1問「妖怪革命」

    [24:45]なぜ今年は「妖怪革命」なのか?

    [25:16]「妖怪革命」とアマビエブーム

    [26:51]民俗的心意から生まれる伝統的妖怪

    [28:25]陰謀論は妖怪的役割を果たしている?

    [29:25]現代における「妖怪」的なもの=星座

    [31:59]娯楽対象である「表象」としての妖怪

    [35:09]「私」の未知な内面に潜む妖怪

    [38:02]現代人と「妖怪」の付き合い方

    [39:47]創作活動やアートは「妖怪」の一つの形?

    [41:07]『怪物君』にみる妖怪の形



    【参照文献】

    香川雅信『江戸の妖怪革命』角川ソフィア文庫

    郝 景芳『1984年に生まれて』中央公論新社

    吉増剛造『怪物君』みすず書房



    【パーソナリティ】

    はな、ゆき、あき



    【音楽】

    Wide Open by Aaron Kellim

    Half as Good by Benj Heard



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するポッドキャストです。あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってますので、よかったら聴いていただければと思います。

    • 43 min
    仕事について〜『イワンの馬鹿』を手がかりに〜

    仕事について〜『イワンの馬鹿』を手がかりに〜

    【今回内容】

    今回は昨年末に新訳でアノニマ・スタジオから出版されたレフ・トルストイの『イワンの馬鹿』を手がかりに、仕事について私たちが考えていることを話してみました。

    私たちが生きている現代社会は『イワンの馬鹿』が書かれた当時のロシア社会の状況と大きく異なります。しかし、この現代社会の状況をを予見させる「芽」はすでにトルストイの生きていた時代に出ていたし、トルストイも間違いなくそれを敏感に感じとり、その上で、トルストイが『イワンの馬鹿』に託したものはきっとあると思います。



    話にあがったテーマとして、仕事の本当の価値とは?仕事における「務め」の消失。社会貢献と給与の関係性。他者の欲望と仕事...など。



    【時間軸】

    [03:08]『イワンの馬鹿』についての紹介

    [05:39]『イワンの馬鹿』が書かれた当時の社会状況と2人の兄の関係性

    [09:40]現代都市生活と農業の分断

    [11:00]肉体・頭脳・感情の3つの労働

    [12:12]ホワイトカラー的仕事における労働実感の希薄さ

    [17:59]マネジメントと現場の関係性

    [22:10]仕事の「稼ぎ」と「務め」の2つの性格

    [23:25]コミュニティが消失した現代では「務め」はもはやない?

    [25:29]個人の欲望が仕事を支えている?

    [28:35]現代社会では醤油の貸し借りがない

    [29:12]コミュニティのために働く感覚

    [31:30]マネジメントの役割はコミュニティをつくり出すこと

    [33:10]『イワンの馬鹿』と帝国主義

    [35:22]農業は命の基礎、お金は生きる手段

    [37:50]社会への貢献度と給料の関係性

    [42:07]何のために働くのか?

    [43:45]就活は商業ビジネスの戦場となっている

    [46:01]他者の欲望と自分の欲望の切り分け



    【参照文献】

    レフ・トルストイ『イワンの馬鹿』

    アノニマ・スタジオ

    https://www.anonima-studio.com/books/picture_book/iwannobaka/



    【パーソナリティ】

    はな、ゆき、あき



    【音楽】

     When I Get There by Maya Isac



    【Katasumiについて】

    Katasumiは東京の片隅で考えたことを発信するポッドキャストです。あくまでも自分たちが興味を持ったものごとについて、色んな場所で自由に(できれば定期的に)おしゃべりできたらと思ってますので、よかったら聴いていただければと思います。

    • 49 min

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