209 集

文学ラジオ「空飛び猫たち」です!

この番組は硬派な文学作品を楽しもうをコンセプトに
文学好きの二人がゆる〜く文学作品を紹介するラジオ番組です。

毎週月曜日朝7時配信!!

案内役は東京で開催している小説に限定した読書会「小説が好き!の会」のダイチと
京都祇園にある本の話ができるカフェ、「羊をめぐるカフェ」の店主ミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を
東京と京都を繋ぎ、読書会のようなテイストで
それぞれの視点で紹介していきますのでお楽しみに!!


番組の感想・リクエスト等は
bungakucafe.catwings@gmail.com
もしくは番組SNSアカウントまでお願いします!!

Twitter→@radiocatwings
Instagram→@radiocatwings

ポッドキャストの文字起こしはこちら
https://listen.style/p/radiocatwings?iZM0Tisn

文学ラジオ空飛び猫た‪ち‬ ダイチとミエ

    • 藝術

文学ラジオ「空飛び猫たち」です!

この番組は硬派な文学作品を楽しもうをコンセプトに
文学好きの二人がゆる〜く文学作品を紹介するラジオ番組です。

毎週月曜日朝7時配信!!

案内役は東京で開催している小説に限定した読書会「小説が好き!の会」のダイチと
京都祇園にある本の話ができるカフェ、「羊をめぐるカフェ」の店主ミエの二人でお送りします。
文学のプロではない二人ですが、お互いに好きな作品を
東京と京都を繋ぎ、読書会のようなテイストで
それぞれの視点で紹介していきますのでお楽しみに!!


番組の感想・リクエスト等は
bungakucafe.catwings@gmail.com
もしくは番組SNSアカウントまでお願いします!!

Twitter→@radiocatwings
Instagram→@radiocatwings

ポッドキャストの文字起こしはこちら
https://listen.style/p/radiocatwings?iZM0Tisn

    第153回 ホラーは人間の本質を描く「寝煙草の危険」マリアーナ・エンリケス著

    第153回 ホラーは人間の本質を描く「寝煙草の危険」マリアーナ・エンリケス著

    【今回の紹介本】『寝煙草の危険』マリアーナ・エンリケス著、宮崎真紀訳、国書刊行会
    https://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336074652/

    パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

    今年の第十回日本翻訳大賞の最終候補/ラジオで初めて紹介するホラー小説/海外のホラー作品だけど身近に感じる/耽美的で狂気的/著者&作品紹介/スパニッシュ・ホラー文芸とは/外箱付きで手触りのいい表紙/様々な形のホラーがあるが、人間が怖い/アルゼンチン社会の不安定さとの結びつき/軽快で読みやすい/ストーリー紹介2作/「ショッピングカート」の些細なことで壊れていく社会/「戻ってくる子供たち」/の社会から決別していく子供たち/他10短編を簡単に紹介/次回予告

    ーーーーーーー
    版元サイトより
    ーーーーーーー
    カズオ・イシグロ(ノーベル文学賞作家)絶賛!
    「美しく、怖ろしい……近ごろ私が発見した最高に面白い小説」
    ――ガーディアン紙「今年のベスト・ブック(2021)」

    〈文学界のロック・スター〉〈ホラー・プリンセス〉エンリケスによる、12篇のゴシカルな恐怖の祭典がついに開幕!!!

    寝煙草の火で老婆が焼け死ぬ臭いで目覚める夜更け、
    庭から現れどこまでも付き纏う腐った赤ん坊の幽霊、
    愛するロック・スターの屍肉を貪る少女たち、
    死んだはずの虚ろな子供が大量に溢れ返る街……

    「もっと 火をつけねば」

    〈スパニッシュ・ホラー文芸〉とは
    エルビラ・ナバロ、ピラール・キンタナ、サマンタ・シュウェブリン、フェルナンダ・メルチョール、グアダルーペ・ネッテル――今、スペイン語圏の女性作家が目覚ましい躍進を遂げている。作家によっては三十か国以上で翻訳され、世界中で好評を博すなど、現代文芸シーンにおける一大ブームとなっている。中でも、社会的なテーマを織り込みながら、現実と非現実の境界を揺るがす不安や恐怖を描いた作品群である〈スパニッシュ・ホラー文芸〉は、特に高く評価され、全米図書賞などの著名な賞の候補にも作品が上がるなど、今、最も注目すべき熱い文芸ジャンルの一つである。本書の著者マリアーナ・エンリケスは、〈文学界のロック・スター〉〈ホラー・プリンセス〉と称され数々の賛辞を受ける、現代アルゼンチン文学の頂点に君臨する作家である。

    【2021年度国際ブッカー賞最終候補作】
    LOS PELIGROS DE FUMAR EN LA CAMA, Mariana Enriquez, 2009

    【お知らせ】
    Amazon Audible限定配信のPodcast番組「ゆかいな知性 文学編」にダイチがパーソナリティとして出演いたします!トーク形式の番組で、ダイチのお相手となるのは彗星読書倶楽部の森さんという方です。初回放送は12/8(金)で、今後半年間、毎週金曜日に文学編が配信されるので、Amazon Audibleを聴ける方はぜひお見逃しなく!

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【番組へのお便りはこちらから!】
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【メルマガ会員募集中! 】
    毎週土曜日朝7時に配信!
    無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットし

    • 54 分鐘
    第152回 あの話題作を原作と比較!「Netflix版ドラマ 三体」

    第152回 あの話題作を原作と比較!「Netflix版ドラマ 三体」

    【今回の紹介本】Netflix版ドラマ『三体』
    https://www.netflix.com/jp/title/81083008

    パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

    ついに三体がNetflixでドラマ化!/原作を知らなくても楽しめる/映像で見れる幸せ/あらすじ紹介/原作とドラマの違い/主要人物を紹介/ネタバレありでドラマ版のストーリー紹介/ドラマの感想/次回予告

    ラジオの本編第4〜6、44、45回で「三体」シリーズⅠ、Ⅱ、Ⅲを紹介していますので、ぜひ合わせてお聴きください。

    ーーーーーーー
    Netflixサイトより
    ーーーーーーー
    才能豊かな5人の友が、天地を揺るがす恐るべき事実を発見。時空をまたぐ壮大なスケールで、科学の法則が解明され、人類存亡の危機が明らかになっていく。


    【お知らせ】
    Amazon Audible限定配信のPodcast番組「ゆかいな知性 文学編」にダイチがパーソナリティとして出演いたします!トーク形式の番組で、ダイチのお相手となるのは彗星読書倶楽部の森さんという方です。初回放送は12/8(金)で、今後半年間、毎週金曜日に文学編が配信されるので、Amazon Audibleを聴ける方はぜひお見逃しなく!

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【番組へのお便りはこちらから!】
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【メルマガ会員募集中! 】
    毎週土曜日朝7時に配信!
    無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております!
    有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。
    どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を!
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。
    ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。
    【文学ラジオ空飛び猫たちとは】
    硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。
    案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ
    京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ
    文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、
    読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!
    毎週月曜日朝7時に配信しています。
    【SNSでご投稿ください】
    番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿してください!
    よろしくお願いします!
    ■twitter ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://twitter.com/radiocatwings⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    ■Ins

    • 59 分鐘
    番外編 第49回「おもしろい本の見つけ方」(ゲスト:ねじまきラジオさん )

    番外編 第49回「おもしろい本の見つけ方」(ゲスト:ねじまきラジオさん )

    今回は番外編です。前回に引き続きゲストにねじまきラジオさんをお迎えして、「おもしろい本の見つけ方とは?」について3人で話しています。ぜひお聴きください。

    【今回の内容】
    ねじまきラジオとは/コインロッカー・ベイビーズの振り返り/最近の京都はどんな感じ?/本の話ができるカフェ TO THE HAPPY FEWについて/三人にとっておもしろい本とは?/どのようにしておもしろい本に出会うか/出版社のニュースレター/本探しでも自己分析は大事/本の読み方も重要/まとめ/次回予告

    前回ねじまきさん登場回
    ル・グウィン「闇の左手」紹介回https://open.spotify.com/episode/3iMPRqzSQJxhrfCbrMvgPu?si=a266955b4c984548
    番外編 第33回 https://open.spotify.com/episode/3burj0DImN7ZFTor0CB8FK?si=1adebd1e58ae459b
    番外編 第19回  https://spotifyanchor-web.app.link/e/2wQIJRzN6xb
    イアン・マキューアン「恋するアダム」紹介回 https://spotifyanchor-web.app.link/e/2wQIJRzN6xb
    番外編 第12回 https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/12-e18t2gj
    ポール・オースター「ムーンパレス」紹介回 https://anchor.fm/lajv6cf1ikg/episodes/59-e197mts

    【番組内で紹介したトピック】
    ■ 『ねじまきラジオ』 https://nejimaki-radio.com/  
    Twitterアカウント:https://twitter.com/nejimakiradio1?s=20 
    ◾️ 本の話ができるカフェ
    TO THE HAPPY FEW の店主シンさんのアカウント
    X(旧Twitter)
    @btc_thehappyfew
    Instagram
    @btc_tothehappyfew

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
    https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35
    【番組へのお便りはこちらから!】
    https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 
    【ラジオのマストドンアカウント」
    https://mastodon.social/@radiocatwings
    【メルマガ会員募集中! 】
    毎週土曜日朝7時に配信!
    無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております!
    有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。
    どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を!
     https://radiocatwings.theletter.jp/
    ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。
    ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。
    【文学ラジオ空飛び猫たちとは】
    硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。
    案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ
    京都の祇園で本の話ができるカフェを運営する「羊をめぐるカフェ」のミエ
    文学のプロではない二人ですが、 お互いに好きな作品を東京と京都を繋ぎ、
    読書会のようなテイストで、それぞれの視点で紹介していきます!
    毎週月曜日朝7時に配信しています。
    【SNSでご投稿ください】
    番組の感想・リクエスト・本を読むきっかけになったなど、 #空飛び猫たち をつけて、ぜひSNSに投稿し

    • 42 分鐘
    第151回 今も色褪せない破壊的な物語「コインロッカー・ベイビーズ」村上龍 著(ゲスト:ねじまきラジオさん)

    第151回 今も色褪せない破壊的な物語「コインロッカー・ベイビーズ」村上龍 著(ゲスト:ねじまきラジオさん)

    【今回の紹介本】
    『コインロッカー・ベイビーズ』村上龍著、講談社文庫
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911068007

    パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

    ゲストにねじまきラジオさん/三人とも10年以上ぶりの再読/今読んでもおもしろい/「AKIRA」に重ねた/著者&作品紹介/キクとハシの絆とすれ違い/傷つき狂う登場人物たち/疾走感と破壊衝動/ネタバレありでストーリー紹介/結末は希望だったのか絶望だったのか/人間はみんな不必要だと悟るハシ/作中で描かれる破壊について/作品から受けた影響/自分の破壊衝動を肯定された気がした/80年代にゲイをはっきり描いていたりポリアモリーを出すのはさすが/登場人物たちのエネルギーの出どころ/次回予告

    ーーーーーーー
    版元サイトより
    ーーーーーーー
    1972年夏、キクとハシはコインロッカーで生まれた。母親を探して九州の孤島から消えたハシを追い、東京へとやって来たキクは、鰐のガリバーと暮らすアネモネに出会う。キクは小笠原の深海に眠るダチュラの力で街を破壊し、絶対の解放を希求する。毒薬のようで清々(すがすが)しい衝撃の現代文学の傑作が新装版に!

    ■ 『ねじまきラジオ』 https://nejimaki-radio.com/  
    Twitterアカウント:https://twitter.com/nejimakiradio1?s=20 

    【お知らせ】
    Amazon Audible限定配信のPodcast番組「ゆかいな知性 文学編」にダイチがパーソナリティとして出演いたします!トーク形式の番組で、ダイチのお相手となるのは彗星読書倶楽部の森さんという方です。初回放送は12/8(金)で、今後半年間、毎週金曜日に文学編が配信されるので、Amazon Audibleを聴ける方はぜひお見逃しなく!

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【番組へのお便りはこちらから!】
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【メルマガ会員募集中! 】
    毎週土曜日朝7時に配信!
    無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております!
    有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。
    どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を!
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ https://radiocatwings.theletter.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    ※登録されると確認メールが迷惑フォルダに入ってしまう可能性がございます。すべてのメールをご確認ください。
    ※もちろんサポーターとしてご支援頂かなくても、Podcastを聴いて頂けるだけでも本当に嬉しいです。
    【文学ラジオ空飛び猫たちとは】
    硬派な文学作品を楽もう!をコンセプトに文学好きの二人がゆる~く文学作品を紹介するラジオ番組です。
    案内役の二人は、 東京都内で読書会を主催する「小説が好き!の会」のダイチ
    京都の祇

    • 58 分鐘
    第150回 家族の眩い日々と苦難の物語「オリンピア」デニス・ボック著

    第150回 家族の眩い日々と苦難の物語「オリンピア」デニス・ボック著

    【今回の紹介本】
    『オリンピア』デニス・ボック著、越前敏弥訳、北烏山編集室
    https://www.hanmoto.com/bd/isbn/9784911068007

    パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

    読んだら心を奪われた/木漏れ日や水といった自然を喚起させる小説/著者&作品紹介/出版経緯にドラマあり/北烏山編集室の第一弾刊行作品/美しい装丁へのこだわり/主人公ピーターの成長物語/家族小説/親子3代がオリンピックへ/詩的で透き通った文体/ネタバレなしでストーリー紹介/祖父母と両親の二度目の結婚式/ピーターの妹ルビーのオリンピックへの想い/ポジティブなお父さん/思った通りにならないピーターの人生に自分を重ねてしまう/次回予告

    ーーーーーーー
    版元サイトより
    ーーーーーーー
    第2次世界大戦をきっかけにドイツからカナダへ移住した家族を描く連作短編集。静かで平和に見える一族の生と死が詩情豊かに語られる。点景としてのオリンピック、断片としての家族の歴史。
     .
    「ぼくたち家族の才能は永遠のものだと思っていた。」(本文より)
     .
     デニス・ボック『オリンピア』を日本のみなさんにようやくお届けすることができて、うれしく思う。二十世紀の終わりにカナダで出版されたこの作品が、四半世紀を経て翻訳刊行されるに至った事情は後述するとして、まずは内容の——
     と、客観的かつ冷静にはじめようと思ったのだが、やはり無理だ。一九九八年にこの作品を原書で読んだとき、なんと美しく、なんと豊かなイメージに満ちあふれ、なんと静かに力強く心を打つ文章かと思った。すっかり虜になった。いつの日か、これを日本語で紹介できたらどんなにうれしいかと思った。まだ文芸翻訳の仕事を本格的にはじめてはいなかったころのことだ。(越前敏弥「訳者あとがき」より)
     .
    装釘 宗利淳一

    【お知らせ】
    Amazon Audible限定配信のPodcast番組「ゆかいな知性 文学編」にダイチがパーソナリティとして出演いたします!トーク形式の番組で、ダイチのお相手となるのは彗星読書倶楽部の森さんという方です。初回放送は12/8(金)で、今後半年間、毎週金曜日に文学編が配信されるので、Amazon Audibleを聴ける方はぜひお見逃しなく!

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」おすすめエピソード特集
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://note.com/cafecatwings/n/nab636ad54a35⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【番組へのお便りはこちらから!】
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://forms.gle/a569tyUhMDDaCXGF8 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠
    【メルマガ会員募集中! 】
    毎週土曜日朝7時に配信!
    無料版は本編エピソードには収めきれず、泣く泣くカットした部分を聞いて頂ける内容になっております!
    有料版は我々2人に対しての応援・支援をしたい!という想いを持って頂ける人を対象に、月額500円のサブスクをご用意。ささやかな御礼として編集後記という配信後の感想などをお送りします。なお、こちらに有料登録して頂いた方々を我々はサポーターと呼ばせて頂いております。
    どちらも theLetterというニュースレター配信サービスを使わせて頂いております。最初は無料購読登録から始まりますので、是非気になった方はまず無料登録を!
    ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

    • 43 分鐘
    第149回 言葉を翻訳することで解放されていく「十六の言葉」ナヴァー・エブラーヒーミー著

    第149回 言葉を翻訳することで解放されていく「十六の言葉」ナヴァー・エブラーヒーミー著

    【今回の紹介本】
    『十六の言葉』ナヴァー・エブラーヒーミー著、酒寄進一訳、駒井組
    https://amzn.asia/d/hfQ6T1Z

    パーソナリティ二人で作品の魅力やあらすじ、印象に残った点など、読後の感想を話し合っています。ぜひお聴きください!

    イランを知らなくても入りやすい/新鮮に読める現代的な作品/著者&作品紹介/駒井組について/ペリシア語の言葉をドイツ語に翻訳する主人公モウナー/イランとドイツの間で揺れる/モウナーががおばあちゃんに振り回される/ネタバレなしでストーリー紹介/読後の感想/イランの不穏さを随所に感じる/イランの葬儀は7日間/イランの美容文化と恋愛観/「父さんが水をくれた」の章に感動/特派員と移動するシーン/タクシー運転手との会話/次回予告

    ーーーーーーー
    版元ドットコムより
    ーーーーーーー
    21世紀世界文学の最先端がここに。ドイツ語圏の移民文学の旗手が書いたデビュー作、ついに邦訳。三つの文学賞を受賞した注目の小説です。

    イランで生まれドイツで育った女性モウナーが主人公。彼女の心の軌跡が大変見事に描かれた作品です。祖母の葬儀に出席するために母とイランに戻ったモウナーは、その旅の間に自分の人生を振り返ります。イスラーム文化とドイツ文化のはざまで、自分を見失うことなく生きていく重要性を改めて認識するのです。思い出すのはもちろん亡くなった祖母のこと。仲のよかったドイツ人の旧友のことも記憶に蘇ります。父はイランからドイツに亡命し、最後は失意のうちに亡くなりました。20代でしばらくイランで過ごした時に知り合った人たち。やがて自らの出生に関わる衝撃的な事実が明かされることになります。

    タイトルの「十六の言葉」はペルシャ語です。ドイツでドイツ語を日常的に使って生活をしている彼女にとって,ペルシャ語は、難しい位置にあります。

    「誰しも人生で最初に覚える言葉がある。その言葉が見事に私を不意打ちにした。ちょうど、ここで取りあげる十六の言葉と同じように。その言葉から身を守ることは、ただの一度も成功したことがない。『ほかにも言語はあるんだぞ。おまえの母語だ。おまえがいま口にしているのがお前の言語だと思ったらまちがいだ』十六の言葉は繰り返しそういうメッセージを送りつけてきた。私は何度も何度もその十六の言葉を突きつけられてきた。」(プロローグより)

    著者自身も幼い時に母親とイランからドイツに移住しています。この物語には恋愛もあり、文化の葛藤もあり、そして死もあります。二つの言語の狭間で成長していくことが、どんな困難を引き起こすのか、これは私たちから遠い物語ではありません。今日の世界で様々な形で起きていることですが、この小説はそれを昇華させた見事な文学作品として読むことができます。

    【お知らせ】
    Amazon Audible限定配信のPodcast番組「ゆかいな知性 文学編」にダイチがパーソナリティとして出演いたします!トーク形式の番組で、ダイチのお相手となるのは彗星読書倶楽部の森さんという方です。初回放送は12/8(金)で、今後半年間、毎週金曜日に文学編が配信されるので、Amazon Audibleを聴ける方はぜひお見逃しなく!

    【文学ラジオ空飛び猫たちを初めて聞く人向けのnote記事】
    声で届ける文学!Podcast番組「文学ラジオ空飛び猫たち」

    • 45 分鐘

熱門藝術 Podcast

下一本讀什麼?
閱讀前哨站 瓦基
馬克說書
歐馬克
迷誠品
誠品 eslite
蔣勳_美的沉思 回來認識自己
蔣勳
嚎哮播客室
嚎哮排演haoxhsiaopodcast
欸!我說到哪裡了?
王偉忠|中廣流行網 X 金星文創

你可能也會喜歡

真夜中の読書会〜おしゃべりな図書室〜
バタやん(KODANSHA)
夜ふかしの読み明かし【読書・哲学】
文化放送PodcastQR
好書好日 本好きの昼休み
朝日新聞ポッドキャスト
本の話 ポッドキャスト
文藝春秋BOOKS
中瀬ゆかりのBOOKソムリエ
ニッポン放送
KODANSHA presents 金曜開店 砂鉄堂書店
TBS RADIO