心がほっとするほとけさまの話 岡本一志
-
- Religion & Spirituality
毎日いろいろなことがあります。 仕事、生活、人づきあい。自分のこと、家庭のこと、将来のことなど、みんな思い通りにいけばいいけれど、なかなかそうはいきません。 そんな私たちの悩みや心の問題に、そっと答えてくれるのが、ほとけさまの教え 仏教です。 ほとけさまのお悩み相談室に来た気持ちで安心して聞いてください。
【プロフィール】
岡本一志(おかもとかずし)
一般社団法人 全国仏教カウンセリング協会代表
昭和51年、愛媛県生まれ
東京大学理学部数学科中退
全国各地で年間120回以上の勉強会、講演会を開催している。
人間関係や仕事、恋愛、家庭の問題など、様々な悩みごとの相談に乗り、仏教の教えに基づいたアドバイスをしている。
著書に「幸せのタネをまくと幸せの花が咲く1,2」(一万年堂出版)
「心がほっとするほとけさまの50の話」(三笠書房)があり、
累計30万部のベストセラーになっている。
●心がほっとするほとけさまの話 http://www.radicro.com/okamonn/
●ほとけさまのお悩み相談室 一般社団法人全国仏教カウンセリング協会 https://www.hotokesama.net/
制作:一般社団法人RadiCro
http://www.radicro.com/
-
この世界にいるどんな人も、必ず誰かと何かでつながっています。
仏教では、つながりのことを「縁」といいます。
あらゆる物事は、つながりの中で生じ、起きています。
これを縁起といいます。このことをお釈迦様は、「此れが有れば彼が有り、此れが無ければ彼が無い」と仰っています。 -
つらい出来事の扱い方で、これからが変わっていく
私たちは、過去の悲しい出来事やつらい思い出を、長く引きずってしまうことがあります。
しかし、突き詰めて言うと、「つらい過去」があるわけではありません。
「過去の出来事をつらいと思っている今」があるのです。 -
大切な人との「分かり合えない部分」はどこですか?
さびしさとは、どんな人もかかえる共通の苦しみです。
お釈迦様は、「私たちは、一人ひとりのこれまでの行いや経験が生み出した世界に生きている、だから、みんな独りぼっちで苦しんでいるのだ」と仰っています。 -
「変えられない私」はいません。あなたは、今この瞬間も変わり続けています
「私の性格」とは生まれつきで変わらないものなのでしょうか?
お釈迦様は、「固定不変の私というものは存在しない」と教えられました。
「私」というものは、常に変わり続けているのです。 -
お釈迦様の最後の教えとは
お釈迦様がお亡くなりになられるときに、弟子たちは、「私たちがこれから何をよりどころにしていけばいいのでしょうか?」と尋ねました。
すると、お釈迦様は、「私ではなく、これまで私の説いてきた教えをものさしとしていきなさい」と教えていかれました。 -