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琉球王国時代 士族が使っていた印章 那覇市歴史博物館に寄‪贈‬ 方言ニュース

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2024年5月2日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。


琉球新報の記事から紹介します。

琉球王朝の士族の子孫で、
宮崎県都城市在住の上原久知さんらが
このほど、那覇市歴史博物館に、
琉球王国時代の19世紀ごろに
士族が使っていた印章と、
その印章が押された
家譜仕次などを寄贈しました。

博物館によりますと、琉球王国時代の印章と、
照合できる文書が一対となって
出てきたのは初めてということです。
印章は、琉球王府に提出する正式文書などに
使われていました。

家譜仕次は、家譜への加筆をする際に、
加筆内容などを王府に提出するために
まとめた文書です。
上原さんの先祖は、現在の那覇市小禄や
宇栄原地域を領地としていた士族で、
上原さんの父親の知新さんらは戦前、
資料を持って沖縄から宮崎県に
家族で移り住んだため、戦禍を免れました。
博物館の伊集(いじゅ)守道(もりみち)主任学芸員は
「琉球王国時代の資料が
これだけまとまってあるのは珍しい。
沖縄に資料が少ない中で、
里帰りしてくれるのは琉球の歴史を
知る上でもありがたい。
多くの人に見てほしい」と話しました。
上原さんは「展示することで皆さんで価値を
共有してもらいたい」と話しました。
博物館では、今回寄贈された資料の一部を、
あすから1カ月間ほど展示する予定です。

2024年5月2日(木)放送分
担当は上地和夫さんです。


琉球新報の記事から紹介します。

琉球王朝の士族の子孫で、
宮崎県都城市在住の上原久知さんらが
このほど、那覇市歴史博物館に、
琉球王国時代の19世紀ごろに
士族が使っていた印章と、
その印章が押された
家譜仕次などを寄贈しました。

博物館によりますと、琉球王国時代の印章と、
照合できる文書が一対となって
出てきたのは初めてということです。
印章は、琉球王府に提出する正式文書などに
使われていました。

家譜仕次は、家譜への加筆をする際に、
加筆内容などを王府に提出するために
まとめた文書です。
上原さんの先祖は、現在の那覇市小禄や
宇栄原地域を領地としていた士族で、
上原さんの父親の知新さんらは戦前、
資料を持って沖縄から宮崎県に
家族で移り住んだため、戦禍を免れました。
博物館の伊集(いじゅ)守道(もりみち)主任学芸員は
「琉球王国時代の資料が
これだけまとまってあるのは珍しい。
沖縄に資料が少ない中で、
里帰りしてくれるのは琉球の歴史を
知る上でもありがたい。
多くの人に見てほしい」と話しました。
上原さんは「展示することで皆さんで価値を
共有してもらいたい」と話しました。
博物館では、今回寄贈された資料の一部を、
あすから1カ月間ほど展示する予定です。

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