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ep32-1「ネガティブ・ケイパビリティで生きるー答えを急がず立ち止まる力」(谷川嘉浩さん、朱喜哲さん、杉谷和哉さん)-二項対立・白黒つけない・生きづらさ‪-‬ アワノトモキの「読書の時間」

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近年、耳にすることが増えた「ネガティブ・ケイパビリティ」。



17世紀のイギリスの詩人、ジョン・キーツの「事実や理由に決して拙速に手を伸ばさず、不確実さ、謎、疑いの中にいることができるときに見いだせる能力」という、兄弟に宛てた手紙の一文がポジティブ・ケイパビリティの起源として引用されます。



現代社会は、学校・ビジネス・生活など全般においてポジティブ・ケイパビリティ(問題解決を早急に行える力)偏重の時代。

だからこそ、「簡単に二項対立の構図に持ち込み、白黒の結論をつけたがるような思考停止をせず、揺れながら考え続ける」ネガティブ・ケイパビリティの必要性を感じる人が増えているのだと思います。



今回取り扱う本は、谷川嘉浩さん、朱喜哲さん、杉谷和哉さんという30代・気鋭の論者の鼎談(ていだん)3回分をまとめた書籍になります。



粟野がフリーランスとして(ビジネスの場で)感じる個人的な実感としても、またこの書籍に出てくる話題(陰謀論、アテンション・エコノミー、各種エビデンス・ベースド・〇〇など)を考えても、様々な社会課題や「生きづらさ」といった課題に直面している現代、課題への緩やかな対応策のカギとしてネガティブ・ケイパビリティがあるように思います。



さて、2週目に扱う3つのキーワードはこちらになります。




ネガティブ・ケイパビリティと「来るべきバカ」:哲学者・千葉雅也さんの書籍とリンク
イベントとエピソード:イベント≒非日常的なイベント・アテンションに踊らされるあり方/エピソード≒日常の取るに足らない事柄
「ジブンゴト化」は良いことか?



それでは、2週目もお会いできることを楽しみにしています!

近年、耳にすることが増えた「ネガティブ・ケイパビリティ」。



17世紀のイギリスの詩人、ジョン・キーツの「事実や理由に決して拙速に手を伸ばさず、不確実さ、謎、疑いの中にいることができるときに見いだせる能力」という、兄弟に宛てた手紙の一文がポジティブ・ケイパビリティの起源として引用されます。



現代社会は、学校・ビジネス・生活など全般においてポジティブ・ケイパビリティ(問題解決を早急に行える力)偏重の時代。

だからこそ、「簡単に二項対立の構図に持ち込み、白黒の結論をつけたがるような思考停止をせず、揺れながら考え続ける」ネガティブ・ケイパビリティの必要性を感じる人が増えているのだと思います。



今回取り扱う本は、谷川嘉浩さん、朱喜哲さん、杉谷和哉さんという30代・気鋭の論者の鼎談(ていだん)3回分をまとめた書籍になります。



粟野がフリーランスとして(ビジネスの場で)感じる個人的な実感としても、またこの書籍に出てくる話題(陰謀論、アテンション・エコノミー、各種エビデンス・ベースド・〇〇など)を考えても、様々な社会課題や「生きづらさ」といった課題に直面している現代、課題への緩やかな対応策のカギとしてネガティブ・ケイパビリティがあるように思います。



さて、2週目に扱う3つのキーワードはこちらになります。




ネガティブ・ケイパビリティと「来るべきバカ」:哲学者・千葉雅也さんの書籍とリンク
イベントとエピソード:イベント≒非日常的なイベント・アテンションに踊らされるあり方/エピソード≒日常の取るに足らない事柄
「ジブンゴト化」は良いことか?



それでは、2週目もお会いできることを楽しみにしています!

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