朗読『声の本棚』

三浦貴子

『声の本棚』をお聴きいただき、ありがとうございます。フリーアナウンサーの三浦貴子です。 この番組は、日本文学や児童文学、小説などの作品の朗読ポッドキャストです。季節に寄り添いながら、どこか懐かしく、心あたたまる物語を主に青空文庫から選び、お届けしています。この本棚の中の、耳で楽しむ一冊の本が癒しのひとときにつながりますように。 © 2025 声の本棚. この音声は著作権で保護されており、無断での再利用・AI学習利用を禁じます

  1. قبل يوم واحد

    【朗読】一一月三日 <雨ニモマケズ>/宮沢賢治

    《31冊目》宮沢賢治の代表作「雨ニモマケズ」。実はこれは、作品として発表されたものではなく、賢治さんが亡くなった後に見つかった手帳に記されていたメモでした。そのページの上には「11/3」の数字。日付です。昭和6年11月3日に書かれたもののようです。初めて発表された時のタイトルは『一一月三日』でした。 世に伝わっている「雨ニモマケズ」は、東西南は「行ッテ」とありますが、北にはありません。でも、手帳の文字を見ると、「北ニ…」の前に赤鉛筆で大きく「行ッテ」とちゃんんと書いてあります。このメモの最後には、日蓮上人の曼荼羅が書かれています。両側2つ合わせて4つの「行」の文字。「行ッテ」は4つ書きたかったはず。(いや、書いています!)そのためあえて北にも「行ッテ」を読みました。 もう一点、「ヒドリの時は涙を流し 寒さの夏はおろおろ歩き」は、意味合いから「日取り」ではなく「日照り」だという説があります。私もそう思いますので「ヒデリ」で読みました。 結核で亡くなる2年前、苦しい中での賢治さんの祈りのことばです。 #朗読 #宮沢賢治 #雨ニモマケズ #声の本棚

    ٣ من الدقائق

حول

『声の本棚』をお聴きいただき、ありがとうございます。フリーアナウンサーの三浦貴子です。 この番組は、日本文学や児童文学、小説などの作品の朗読ポッドキャストです。季節に寄り添いながら、どこか懐かしく、心あたたまる物語を主に青空文庫から選び、お届けしています。この本棚の中の、耳で楽しむ一冊の本が癒しのひとときにつながりますように。 © 2025 声の本棚. この音声は著作権で保護されており、無断での再利用・AI学習利用を禁じます

قد يعجبك أيضًا