けそとノビオのやまんばラジオ

映画『冬の旅』を語る

【Episodio50】今回は映画『冬の旅』について、徒然なるままに語らいます。

※※ 性暴力に関するシーンが含まれる映画です。鑑賞はご無理なさらず ※※

※※ 回の後半は、多めにネタバレを含みますのでご注意ください ※※

フェミニズムでありアナキズム/「楽に生きたい」と女が話すことはなぜこんなにタブーに感じられるのか?/消費せず死を描く/祭りは本当に「みんなの」文化か?/生きるために尊厳を捨てざるを得ないのはおかしい

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『冬の旅』(1985年製作、フランス)

【ざっくり内容&映画のみどころ】

冬の南フランス。畑の中で、凍死している女性が発見された。

彼女の遺体を運ぶ警察官たちは知らないが、この人の名前はモナ。かつて秘書として働いていた。ボロボロのテントを背負い、ヒッチハイクをしながら旅をしていた。旅の間、汚いと言われながらも毎日様々な人々と出会い、話をしていた。絶対に謝らず、酒を飲み、笑い、怒っていた。映画は、時間を巻き戻すことができる。生きていたときのモナの旅はどのようなものだったのか、カメラは追っていく。

荒涼とした画面に鳴り響く、叫び声のような弦楽器の使い方にも注目。

モナ役はサンドリーヌ・ボネール、ランディエ役はマーシャ・メリル。

監督・脚本はアニエス・ヴァルダ。

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※ラジオ内で触れた作品等について、けそがブログで補足する可能性があります。

https://queso-samba.hatenablog.com/

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