猫のように生きる

「猫のように生きる」エピソード36 1/5回

「猫のように生きる」は、これで一旦の区切りを迎える。
そこで、番組を応援いただいた一般財団法人 雲孫財団
代表理事の諸藤周平さんに会うため、大濠公園を眼下に望む一室を訪れた。
東京、シンガポールでの事業の成功、自分の経験=社会と信じ、
「都会×株式会社」で生き、その中でつくってきた幸せは、その外にいる人や異なる時間軸で生きる人の存在により別の形があることを感じさせたという。
若い頃の私自身、文化は街の中で生まれ育まれると信じていたが、糸島のサンセットライブで紡ぎ出される価値を目の当たりにし考えが変わった事と似ている気がした。
糸島の地で雲孫財団を始め、4年目に入る。
雲孫(うんそん)とは、自分から数えて9代後の子孫をいう。長い時間軸に身を置くことで、見えてきたものや、起業家としての成功体験者が次に目指すものは何か。また、「猫のように生きる」の一貫した問い”死生観”について、現時点での彼の言葉を聞くことができた。