浮世には、あちこちに別の世界への入り口があるといいます。ひたすらまっすぐ伸びる道の先は あの世につながっていると言ったり昼と夜の境目となる夕暮れ時は 逢う魔が時と呼ばれ現と夢幻の世界が混ざり合う時間と言われています。今いるこの世界は 本当に自分たちのよく知る世界なのでしょうか。それとも細部までよく似せた 別の世界なのでしょうか。それを確かめる術は どこにあるのでしょうか。謎というのは何も 遠い場所や得難い場所にあるのではありません。真夏の夜の、日付の変わり目という在り来たりの出来事でさえ常識の範疇にない謎が含まれていることでしょう。
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- Podcast
- Publicado24 de junho de 2017 15:00 UTC
- Duração3min
- ClassificaçãoLivre