~Japanese Learning~にほんごのこばなしbyみどり

#6 悪魔の楽器 ~The Devil's Instruments

[The Devil's Instruments]. There is an instrument called this. Why is it called by such a scary name?

「悪魔(あくま)の楽器(がっき)」。こう呼(よ)ばれる楽器(がっき)があります。なぜこんな怖(こわ)い名前(なまえ)で呼(よ)ばれるようになったのでしょうか?

<Vocabulary>

悪魔(あくま)~Devil

楽器(がっき)~Instrument

こう呼(よ)ばれる~Be called as this

音(おと)~sound

怖(こわ)い~Scary

答(こた)え~answer

弾(ひ)く~play( an instrument)

バンドネオン(ばんどねおん)~bandoneon

生(う)まれる~be born

渡(わた)る~cross over

アルゼンチンタンゴ(あるぜんちんたんご)~Argentine Tango

〜に欠(か)かせない~〜Indispensable for

アコーディオン(あこーでぃおん)~Accordion

Aに似(に)る~Similar to A

鍵盤(けんばん)~keyboard

蛇腹(じゃばら)~bellows

1つ目(ひとつめ)、2つ目(ふたつめ)、〜目(め)~1st.2nd. the ~th

不規則(ふきそく)~irregular

同(おな)じ~Same

年代(ねんだい)、1800年代(せんはっぴゃくねんだい)~Age、1800’s

職人(しょくにん)~Craftsman

Aがちがいます~A is different

Aを押(お)していても~even if you are pressing A

引(ひ)く⇆押(お)す~pull ⇆ push

Aが変(か)わる~A changes

しかも~What's more...

ほとんど〜ません~Almost +Negative

修理(しゅうり)する~fix

ですが~But:Polite way to say でも

哀愁(あいしゅう)と深(ふか)みがある音色(ねいろ)~Tone with melancholy and depth

たまに~Occasionally

コンサート(こんさーと)~Concert

機会(きかい)~Opportunity

是非(ぜひ)~by all means

<Transcription>

悪魔の楽器、こう呼ばれる楽器があります。どうしてそう呼ばれるんだと思いますか?音が悪魔みたいに怖いから?お金がかかりすぎるから? 答えは、弾くのが難しすぎるからです。

その楽器は、バンドネオンという楽器です。ドイツで生まれて、アルゼンチンに渡り、アルゼンチンタンゴに欠かせない楽器です。アコーディオンによく似た、このバンドネオン。アコーディオンはピアノのような鍵盤ですが、バンドネオンは蛇腹の左右についたボタンでメロディーを作ります。

何がそんなに難しいのか、理由は2つあります。

1つ目は、ボタンの位置が、不規則なこと。同じものもありますが、作られた年代や、会社や職人によってボタンの位置がちがいます。

2つ目は、同じボタンを押していても、蛇腹を引く時と押す時で音が変わることです。

しかも、この楽器、もう作れる職人さんがほとんどいません。買うのも修理するのも大変です。

ですが、わたしは、バンドネオンの、哀愁と深みがある音色が大好きです。たまに、コンサートがあるときは聞きに行きます。機会があったら、是非聞いてみてくださいね。

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