残間光太郎の"闘うものの歌が聞こえるか"

"すき間"の入り口を探すノベーション(1600回)

ゲージュツ家の神山恭昭 さんの言葉に、心が救われた気がしました

"無理して戦う必要がない

それは私の生き方で

自分を殺してまで、学校行ったり、会社行かなくていいと思うんよ

やって行けそうな入り口を探さんといかんね

秘密基地みたいな、自分だけのね

"すき間"の入り口"笑

ここから私は思いました

1、あたりまえバイアス

2、子供の心

3、パッションの源

1、あたりまえバイアス

神山さんは、自尻像など、とてもユニークでかつユーモラスな作品を多数出されている、自称、ゲージュツ家ですが、この言葉が暖かくて、とても感動しました

小さい頃は、ノロマなどと揶揄されていたとのお話もありましたが、学校の事務員をずっと勤めながら、作品を作り続けてこられたその姿勢は

まさにご自身にとっての、"すき間"を見つけられたのだなあと、羨ましくもなりました。

会社に行かなきゃ行けない、学校に行かなきゃ行けない、というのは、もしかしてそれが自分を殺してることに繋がるのなら、行かなくていいというその言葉は

1番大切なものはなんなのか?そして、それを守れるのは自分しかいないということを、教えてくれてる気がしました

それを守るためには、きっと周りの様々なバイアスよりも、まずは自分のことを1番に考える、その大切さを教えてくれてる気がしました

2、子供の心

秘密基地という言葉からもそうですし、作品からも感じるのは、いかに子供の心を持ち続けるか、ということにも、とても大切にしてるのかなという気がしました

それは子供の頃は、周りを忖度することなしに、やりたいことをやる、楽しいことはお家に帰ることも忘れるし、つまらないことはすぐにやめちゃう

以前、光る団子のお話もしましたが、一心に、何に役立つなんて考えずに、ただひたすらに団子を磨き続ける

そんな子供の時のことを、思い出してご覧、と言ってくれているような、そんな気がしました

3、パッションの源

やらされ感満載なことばかりやってると、忙しさに負けて、自分が果たして何をやりたかったのか?何をやってるのが楽しくて、ワクワクするのかさえも忘れてしまう気がします

しかも会社や学校という組織の中に入ってしまうと、分担も増えて、迷惑をかけては行けないという気持ちも強くなり、それだけを考えるようになっちゃう

自分自身も、そんな会社生活の時もたくさんあったなあと思います

そんな時に、自分の、誰でも知られてない、秘密基地、これを持つこと、その隙間を、自分自身で大切にしておくことが、本当に大切だし

それを周りもわかってあげられる、懐の深さも、大事だなあとも思いました

実はその隙間こそ、新しい、誰もが気づいてない、価値になる、そんなことも、実はたくさんある、そんなふうにも思いました

一言でいえば

"すき間"の入り口を探すノベーション

そんなことを教えて頂きました^ ^

参考:NHK ドキュメント20min. 日曜の夜、何かが起こる。新しいドキュメンタリーへの挑戦。神山恭昭 わし“すき間”で生きとります初回放送日:2025年9月7日https://www.nhk.jp/p/ts/YN5YRJ9KP6/episode/te/QGNKXQL7LZ/