つぼねのあのね〜几帳の向こうの友がたり〜

#45 おぎ的竹取物語

「暦の上ではもう秋」という言葉が何ともむなしく響くのは、令和ならではのことでしょうか?それにつけても暑い暑い夏が続いておりますが、つぼねの皆様におかれましてはご息災でいらっしゃいますでしょうか?

 気分だけでも秋を味わいたいと、かの物語について友がたりをすることといたしました。それは『源氏物語・絵合巻』に「物語の出で来はじめの祖(おや)」と紹介されている竹取物語。これを令和の世に改めて紐解いてみましたら、おぎたまが大好きな『天上の虹』と『源氏物語』に共通するあんなことやこんなことがたくさん発掘されて大興奮。今宵もついつい長話をしてしまいました。

 さあ、几帳の向こうで耳をそばだててくださいませ。


<時のしおり> 

(00:00)  涼を感じる場所といえば?

(03:33)  かぐや姫、意外な名付け親

(10:07)  人間離れした美の権化と言えば

(12:49)  謎だらけ!いつ、誰が書いた

(16:21)  竹取の翁のお仕事  

(19:31)  平安恋愛リアリティショウ(超ハードモード)  

(24:37)  偽装工作三年の皇子、儚く散る 

(32:10)  喋り散らかした挙句大恥の皇子

(38:52)  メラメラ燃やされる右大臣    

(46:29)  大納言、かぐや姫を逆恨み

(54:01)  悲運すぎる中納言に涙 

(01:00:47)  筆者を妄想!あの物語との共通点も

(01:06:55)  流石に帝は特別待遇だけど…

(01:12:37)  どうして??終盤で話が急展開! 

(01:17:36)  投票結果&コメントご紹介


※自由気ままな古典愛トークですので、学術的・歴史的に正しいものとは限りません。※内容は諸説あります。

<おぎ注>

壬申の乱:大化の改新の天智天皇亡き後に起こった後継者争い。天智天皇の弟である大海人皇子と息子である大友皇子が争った。おぎたまの大好きな『天上の虹』(里中満智子作)に詳しい。

菅原道真:監視・漢文に精通した秀才。右大臣にまで上り詰めたが、藤原時平の讒言により、大宰府へ左遷され現地で没した。太宰府天満宮の御祭神。


<参考>

国立国会図書館デジタルコレクション「竹取物語 上」

(カゴに入ったかぐや姫の挿絵あり)

https://dl.ndl.go.jp/pid/1287221/1/3


<出典>

『竹取物語・伊勢物語』 新日本文学大系 岩波書店

https://www.iwanami.co.jp/book/b259623.html

ビギナーズ・クラシックス 竹取物語(全) 角川書店編

https://www.kadokawa.co.jp/product/200104000182/


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