エピソード 26:黄色は好きじゃないな

初歩から学ぶ英語会話(1) Mike’s Friends and Family

マイクより:
今日は、野球帽を買ってもらうんだ。どんなのにしようかなぁ?


ポイント:
*話し言葉でよく使う許可を求める表現 “Can I ~ ?”「~してもいい?」
*「~と同じ」という意味の “the same as ~ ” のパターン
*一般動詞、現在形の否定文 -- 主語が三人称単数以外の場合、主語と動詞の間に “don't” をおく。(例文)I don’t like yellow. 「黄色は好きじゃない」

語句とルールの説明:
・have 「所有する」「持っている」
このエピソードのなかでは「買ってもらう」という意味になる。

・Can I have this color? 「この色を買ってもらってもいいかな?」
許可を求める表現 “Can I ~ ?”「~してもいい?」を使った文

・Lucy’s 「ルーシーのもの」
本来ならば “Lucy's color” と言うべきところだが、“color” が省略されていることがその前のマイクのセリフからわかる。「ルーシーの(帽子の)色」という意味。

“Lucy” という名詞のあとに所有格を表す「アポストロフィーs」 “'s” がついたパターン。

名詞の所有格を表す「アポストロフィーs」 “'s” -- 後に名詞がある場合
「~の」という意味
(例文1)Is this Bob’s car? 「これって、ボブの車?」

名詞の所有格を表す「アポストロフィーs」 “'s” -- 後の名詞が省略された場合
「~のもの」という意味になるのが基本で、その他に、「~の店」とか「~の家」という意味になることもある。
(例文2)I’m an an old friend of John’s. (John's = John’s friends)「私はジョンの昔からの友人です」
(例文3) We had lunch at McDonald's. (McDonald's = McDonald's restaurant) 「私たちは昼食をマクドナルドで食べた」
(例文4) I met him at Susie's. (Susie's = Susie's house) 「私はスージーの家で彼に出会いました」

・The same as Lucy’s? 「ルーシーのと同じもの?」
「~と同じ」という意味の “the same as ~ ” のパターンを使った表現。

・Well, ... 「そうだなぁ」
考える間をとるのに、この言葉を使っている。

・I want a different one. 「ボクは違う色がほしい」
“I want + (名詞)” は、子どもが何かねだるときによくパターンで、大人が使うと幼稚に聞こえたり、わがままに聞こえることが多い。これは MIKE'S PODCAST 17 で説明してあるので、復習しよう。

・How about yellow? 「じゃ、黄色はどう?」
“How about + (名詞)?” は、直前の状 況やセリフと関連しながら「それでは、〜はどう?」と尋ねるときのパターン。

ここでは帽子の色を選択するという状況で、マイクが「違う色がほしい」と言ったのに対して「じゃ、黄色はどう?」と勧めるのに、ママが使っている。

・I don't like yellow. 「黄色は好きじゃないなぁ」
一般動詞、現在形の否定文 -- 主語が三人称単数以外の場合、主語と動詞の間に “don't” をおく。
(例文1) I don't like yellow.
(例文2)You don’t like yellow.
(例文3)We don’t like yellow.
(例文4)Mom and I don’t like yellow.
(例文5)They don’t like yellow.

一般動詞、現在形の否定文 -- 主語が三人称単数の場合、主語と動詞の間に “doesn't

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